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ドローイングで描かれた一コママンガのペーパーブック四冊を収録した物。
甘ったるいです。一コママンガなのに、下手なラブストーリーよりよっぽど甘ったるいです。昔のフランスのバカップルです。でもとても洒落ている。
ペイネはマンガ家としてより、イラストレーター、画家としての仕事が多いため、ドローイングのみのこの本は中々貴重。谷内六郎、やなせたかし、みつはしちかこ・・・この辺は皆ペイネの影響を受けているが、その源流となっているのがよくわかる。

ただ、ひとつ注文がある。各章の冒頭に詩人串田孫一氏が解説を寄せている。
これが自分の事をつらつら書いていて邪魔すぎる。気持ち悪い。
ハリーポッターシリーズのあとがきでも訳者が自分の成功譚を自慢げに語っていて、何か勘違いしている印象を受けたが、訳者が前面に出てどうする。
まして大半が見るだけで理解できる一コママンガだ。余計な解説なんて蛇足としか言いようがない。

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[投稿:2010-10-03 11:37:42] [修正:2010-10-03 11:46:11] [このレビューのURL]

10点 水晶狩り

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[投稿:2010-10-03 05:32:17] [修正:2010-10-03 05:32:17] [このレビューのURL]

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[投稿:2010-10-03 05:30:54] [修正:2010-10-03 05:30:54] [このレビューのURL]

10点 俺節

孤独で、自己主張もままならない一人の少年が、高校を中退し青森から上京、そして好きだった演歌の星を目指す漫画。

汗と涙と時には笑いながら、時には血を流しながら地面を転がり続けて生き抜く全9巻。

演歌の漫画だけれど、この生き様はロックンロールそのもの。
歌う事意外はてんでダメな主人公のコージですが、歌っている時だけは最高にカッコいいのです。その描写の迫力も凄まじい。

演歌なんて、と敬遠せずにロックが好きな人にも是非読んで欲しい。
現実は某ロック漫画の様に上手くはいかないし、才能ある者同士がめぐり合うわけでも無い。ましてや同じ方向を見ることなんて奇跡。


それでも、負けられないんですよ。
笑われようが、馬鹿にされようが、殴られようが、脅されようが、時にはやくざに刺されようが信念は譲れないのです。


無口でいいさ、夢がある
頭三べん下げたなら、五回笑って元を取る
行く道行くぜ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-30 15:14:11] [修正:2010-09-30 15:14:11] [このレビューのURL]

10点 リアル

挫折と苦悩を繰り返しながらも、少しづつだが前進していく3人。
環境も性格も全く異なるキャラクターなのに、
読み進めていくと、その全員に共感し感情移入してしまう。

とにかく、人物の掘り下げ方が上手く
一人一人の心情と生い立ちを、丁寧に、緻密に描写している。

3人の別々の視点から描いた物語が
徐々に交錯し、お互いに関係しあっていく様も面白い。

6巻の高橋の回想シーンは、泣けます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-28 17:22:21] [修正:2010-09-28 17:24:52] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

もう20年も前の作品になるのに、未だに老若男女問わず支持されるであろう
漫画だと思う。不朽の名作。

バスケ経験者から言わせてもらえば、シュートフォームをはじめとして
試合中の選手のポーズが凄く美しい。バスケを知ってないと書けない。
ストーリーも濃く、内容は燃えるほど熱い。
何度読み返しても鳥肌が立つ場面が複数あるのが凄い、凄過ぎる。
あとはやはり桜木が主人公だったからこそ、ここまでのものになったと
思う。流川が主人公だったらどうなってたことか(笑)
桜木ほど少年漫画の主人公「らしさ」を持った主人公もなかなかいまい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-27 10:40:16] [修正:2010-09-27 10:40:16] [このレビューのURL]

この漫画の本当に秀逸な所は、キャラクターの魅力もさることながら、徹底的に「平凡な日常」を感じさせるくらいの背景描写力だと思っています。キャラクターに魅力のある漫画は結構ありますが、日常背景をきっちり書き込んでる漫画はこの漫画以上の作品は記憶にありません。(自分が知らないだけなのかもしれませんが)思わずこの漫画を読んでいるこちらがよつば達の日常生活を間近で見ているという錯覚を覚え、更によつばを初めとする登場人物に非常に近しいシンパシーを感じさせ、更に感銘を呼び起こす。

別に特別な事をしているわけじゃない。ただ普通の行動だからこそだと思う。これで本当に魔法とか非現実的な事が書かれたら一気にこの漫画の魅力が崩れ去ってしまうと思う。

この漫画に関してはゆっくりでもいい。そんなチカラを無くさない様に慎重に描ききって欲しいと願うのみです。

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[投稿:2010-09-23 00:53:50] [修正:2010-09-24 20:22:58] [このレビューのURL]

10点 ZETMAN

絵もすごく綺麗で内容も緊迫感があってすごい満足のいく作品。
まだ完結していないので今後の展開が気になるところだが14巻時点でどういう結末になっていくのかまったく読めない。
読者にも疑心暗鬼させるような人間関係はただのバトル漫画じゃない奥深さがあってヒューマンストーリーとしても読めそうな感じ。
バトってばっかの漫画が苦手な女性にも読みやすいと思う。正直この作者さんの漫画をじっくり読んだことがなかったけどこんなおもしろい話が描ける人だとは思わなかった。
泣ける箇所もあり、たまにちょっとした笑いをいれてあったり、セリフも多すぎず非常に読みやすかった。
人生観変えるとまではいかないけどここのサイトの10点基準の魂とか人生観に影響とまではいかないが漫画としては個人的には10点。だけど次巻いつ発売なんだろう・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-24 19:23:34] [修正:2010-09-24 19:23:34] [このレビューのURL]

個人的に一番好きな手塚作品。

三つ目族が残した遺産を、その末裔写楽が、
桁外れの知能「第三の目」で読み解いていく。

彼の存在そのものが時にとんでもないことを巻き起こすが、
その常人離れした頭脳、発言、行動がとにかくブラックユーモアに溢れていて魅力的。
ドジで可愛い、いじめられっこの絆創膏写楽が、悪い三つ目写楽になった途端、
同級生への仕返しをクールにやってのけるところなんか痛快の極み。
あのギャップが堪らない。

遺産を狙う愚かな現代人と対比され、冷徹にすら映る三つ目写楽だが、
実はとっても人間的というところも憎めない。

全編が古代遺跡に絡む冒険で、知的好奇心をくすぐられて面白い。
そこかしこに古代人のメッセージも織り交ぜられ、考えさせられる。

主人公写楽保介とヒロイン和登千代子の名前を、
シャーロック・ホームズとワトソン博士から拝借したというセンスも流石。
名コンビ。

「アブドルダムラル、オムニスノムニス、ベルエスホリマク!我とともに来たり、我とともに滅ぶべし!」
三つ目写楽が、赤い矢印を呼ぶこの決め台詞が好き。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-09-24 17:48:07] [修正:2010-09-24 17:51:06] [このレビューのURL]

10点 7SEEDS

絵柄が少女漫画そのものということで抵抗があったけど文句なしにおもしろいです。絵柄の克服をさせてくれたということで10点!
出てくるキャラクター全てに深い背景と事情があるので読んでて飽きさせないベリーグッドな漫画
ただサバイバル的にはあんまりリアリティがないのでサバイバル漫画としてみるとやや違和感を感じるかもしれない。そういう先入観なしで作品の世界に没頭するのがよろしいかと

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-09-22 22:37:27] [修正:2010-09-22 22:37:27] [このレビューのURL]

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