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10点 SLAM DUNK
それまで題名と「アニメ化された」ことしか知らなかったこの漫画、
初めて読んだのは、高校の図書室でした。
(連載開始の頃が幼児、アニメ化が小学校に入ったあたり、という世代です)
バスケはルールは全くと言っていいほど知らなかった人間です。
小学校で夢中で友達とボールを追いかけたことはあったけど、
バスケットボールに夢中になることもなかったし、
体育の授業と小学校のお昼休みに走ったほかではやったこともなかった。
そんな私でも、一から楽しめました。
ルールを知らなくても、
漫画の中で丁寧に解説してくれるので(主人公も初心者から始まるので)、入っていきやすいと思います。
試合の場面は、
本当に音が聞こえてきそうでしたね。
大げさな表現ではないつもりです。
そんな私、高校で読んだころからミッチーが一番好きだったりする。
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[投稿:2010-10-23 15:17:49] [修正:2010-10-23 15:17:49] [このレビューのURL]
10点 ジョジョの奇妙な冒険
画、セリフ、擬音、能力、とすべてにおいて独特でクセがある。
ハマってしまえば大好きになれるが、ハマらない人には全然おもしろくない作品だと思う。
少年バトル漫画にありがちな、力vs力が少なく、能力における戦法を閃いて戦う所が素晴らしい。
最初は画が苦手だったので読まなかった事を強く後悔させられた。
ただジョジョを読んでから他のバトル漫画がものたりなくなってしまった。
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[投稿:2010-10-23 13:10:50] [修正:2010-10-23 13:10:50] [このレビューのURL]
10点 SLAM DUNK
画もストーリーも素晴らしい。
最後の試合の終盤では、読んでいる自分の耳から何も聞こえなくなる程、作品に引き込まれてしまった。
バスケとして見ても、作者がバスケをちゃんと知って描いていると思わせてくれる。
何度読んでも感動できるし、おもしろい。
一生持っていたい漫画。
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[投稿:2010-10-23 12:57:21] [修正:2010-10-23 12:57:21] [このレビューのURL]
10点 ドラえもん
説明不要の国民的マンガ作品です。
アニメも含めてになりますが、この作品が無かったら今の僕はありませんし、永遠に好きでい続けるだろう作品です。
さすがにマンガは読み返すこともなくなりましたが、ムック本だったり、グッズだったりを見ると、凄く欲しくなってしまう自分がいます。
そんな僕にとって、ドラえもんの頂点エピソードは、『さようなら、ドラえもん』と『帰ってきたドラえもん』です。
連載当時は知らなかったエピソードですが、大学時代になってから読んで感動、今読み返しても感動です。
終りのないドラえもんの世界の中での僕にとっての最終回はこの2エピソードを連続で読むことです。
のび太はいつでも勇気をくれるんですよね。
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[投稿:2010-10-21 23:17:49] [修正:2010-10-21 23:17:49] [このレビューのURL]
10点 北斗の拳
男であれば、読んで感じる部分は必ずあると信じています。
様々なタイプの漢達が戦い死んでいくその様のドラマ性が素晴らしいです。
名言だらけの脚本の素晴らしさを引き立てる事の出来る作者の画力も際立っており、時代を象徴する作品です。
その後のメディア展開を見るまでもなく、名作であるのは間違いありません。
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[投稿:2010-10-21 18:32:41] [修正:2010-10-21 18:32:41] [このレビューのURL]
10点 ぼくんち
西原理恵子の最高傑作であり、今後、この作品以上の作品を期待するのは酷と言える不朽の名作です。
現在の西原理恵子を否定する気はないが、差別や貧困を真正面から捉えて描かれた最後の作品のように思えます。
そして、登場人物の多彩さとリアル感、そして出会いと別れの物語・・・・声を出して泣いてしまうほど感動しました。
僕にとってのサイバラはエッセイ系もいいけど、この作品と『ゆんぼ君』なんだな。
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[投稿:2010-10-20 19:56:29] [修正:2010-10-20 19:56:29] [このレビューのURL]
10点 ドラゴンボール
この漫画は難しい事を考えずに頭を空っぽにしてから読みましょう
ネチネチ細かいところの揚げ足取りをするような大人は読まない方がいいです
ストーリーがペラペラ?そんなのバトル漫画じゃ普通です
ジョジョの奇妙な冒険もグラップラー刃牙等のバトル漫画も皮を剥げばストーリーはペラペラです
それがバトル漫画の売りじゃないでしょうか^^;
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[投稿:2010-10-20 00:46:12] [修正:2010-10-20 00:47:05] [このレビューのURL]
10点 火の鳥
漫画の頂点。
この作品以降にSFを題材にした漫画家は勇気があると思います。
壮大な物語の中に込められたテーマ、漫画というメディアが生んだ空前絶後の名作中の名作です。
私が手塚治虫という天才に唯一ネガティブな言葉を投げるならば、「大地編」を読ませてくれなかった事でしょう。
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[投稿:2010-10-18 22:48:08] [修正:2010-10-18 22:48:08] [このレビューのURL]
10点 なるたる―骸なる星珠たる子
(2010年10月、レビュー全改変、他作品のネタバレも含むので注意)
「なるたる」なんて柔らかいタイトルと、明るい1巻の表紙から、いったい誰がこんな残酷な物語を想像できたでしょうか。
あるいは、アニメから入った人は、いかにも子供向けな感じのほのぼのなOPに騙されたことでしょう。
今では予備知識なしに手を出してはいけない鬱漫画の代名詞です。
淡々としたテンポなのに、重い。
暗く残酷な展開と、何気ない日常のシーンの温かさ。
天真爛漫な主人公・シイナと、その周りの殻や闇をもった子供たち。
こうした対極的な要素が調和して、より残酷な運命が生まれていきます。
いわゆるセカイ系という分類に入るので、その筆頭である最終兵器彼女やEVAと似たラストを迎えますが、その本質は全く異なります。
EVAの旧劇場版でのラストでは、シンジとアスカが残りましたが、他の人間は「補完」という死とはまた違った状態になります。
一方こちらは全滅ですので、サイカノ寄りのラストと言えますが、サイカノでは人が死に絶えた地球から「船」で脱出し「二人だけの」世界に入って終わります。それに比べてこの作品は、嫌いなら作りなおせば良いという思想の下、人類の再生が行われます(アルゲマイネ原野さんがおっしゃるように、涅の「命は代替がきくから命たりえる」という言葉が肝でしょう)。
EVAの(人の心の隙間を埋め完全となるための)人類補完、サイカノのキミとボク「だけ」の世界、そしてなるたるの、「珠たる子」として選ばれた涅と秕の二人の乙姫が地球の脳神経として地球の代わりに行う破壊と再生。
三者とも、似てるようで違うラストです。
面白いのは、人類を再び生むという点でなるたるが一番アダムとイヴの役割を果たしているはずなのに、生き残った二人はイヴとイヴ。EVAもサイカノも男と女が生き残るのに、決定的に違います。
また、EVAや他のファンタジーと異なるのが、主人公が少女であること。
そしてそれ故に、圧倒的に無力であることです。
行動的で正義感もあるシイナは、竜の子の事件に積極的に関わっていくけれど、シイナの力で竜の子を止めたり、何かが解決したりはしません。
シイナを守ろうとする周りの手によって事態に変動は起きますが、そのたび自分の無力を味わい、救いのない方向へ進む…。貝塚ひろ子の回など特徴的です。
追い詰められた人間のとってしまう行動、それが悲しいくらい響き渡る。
貝塚の絶望と最後のシイナの絶望。スケールの大小の差はあれど、根は同じ。
悪いのは自分なのか世界なのか?いじめの原因はいじめられる側にあるのか、いじめる側にあるのか?
盲目的にマスコミの情報を受け取ってしまった人々によるデビルマンのようなラストシーンも含め、竜の子がもたらす悲劇だけでなく日常の闇・人間の闇も強く描かれます。
秀逸な伏線の数々と独特の魅力で、憑かれたように読み耽りました。
キャッチコピーは「未来に贈るメルヘン」
まさにshinpe-さんのおっしゃる通りで、僕は現代の新しいメルヘンの形として、この作品を高く評価させていただきます。
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[投稿:2009-12-15 02:45:22] [修正:2010-10-17 02:25:58] [このレビューのURL]