「」さんのページ

総レビュー数: レビュー(全て表示) 最終投稿: まだ投稿されていません。

10点 火の鳥

・「美しい…なんという美しい世界だろう…美しい…!俺としたことが…あの、手を切られた時にも出なかった涙が…!なぜ俺は泣くのだろう。なぜこんなに天地は美しいのだろう。そうだ、ここでは何もかも生きているからだ!」
・「お前はその腕で何万人か何十万人かの人間を救うぞ。今に分かる。きっと分かる日が来る」
・「お前が生んだ仏はお前だけのものだ。誰にも真似られぬ。誰にも盗まれぬ」
・「俺が礼をいわれた…この俺が…この俺が!?ワーハハハ!!」
?以上、鳳凰編。

・「ばか!ばか!ばか!! だ、誰が…人類を滅ぼしたんだ…誰が…」
・「ああーッ、良い空気だ。それに見晴らしも良い。こんなに雄大な景色を見ながら人生の一巻を終わるなん て、他の誰に出来るってんだ?フフフ…アーハハハ…アッハ…ハ…」
・「助けてくれッ!人類も動物も…生きるものがひとつ残らず死んじまった後で…僕だけが生き残って、一体何の楽しみがあるんだ?何の生き甲斐が?」
・「今私たちは、あなたがた人間が素粒子と呼んでいる極小のつぶへ向かって縮んでいくのです。次に今度は極大の世界へ!宇宙はひとつの粒子に過ぎないのです」「宇宙生命!」
・「わしに生物の進化をもう一度繰り返させろというのか。生物が現れて何十億年もの間にゆっくりと進化し、おしまいに人間に進化するまでわしに見守れというのか!?そ、それはあまりにむごい。海よ、わしのこの贈り物を受けてくれ。つまらぬ炭素と酸素と水素の混ざりものじゃ」
・「でも今度こそ」と火の鳥は思う。「今度こそ信じたい。今度の人類こそ、きっとどこかで間違いに気がついて、生命を正しく使ってくれるようになるだろう」と…。
?以上、未来編。

手塚先生の「ライフワーク」と呼んで差し支えの無い未完の大作。
不死の命を持つ「火の鳥」を狂言言い回し役として人類の業・過去から未来へと移り変わる地球の歴史を壮大なスケールで描いていく。ミクロからマクロ、マクロからミクロへ・・・目眩さえ覚えるかと思うような世界に日本の日常生活に身を置きながらもいつでも飛び込んで行くことができるという奇跡。
手塚先生の代表作を3作挙げよと問われれば、「ブラック・ジャック」「鉄腕アトム」と「火の鳥」。
未完が惜しまれます・・・。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-18 23:44:51] [修正:2010-06-18 23:44:51] [このレビューのURL]

1巻「あたしは以後あなたを先生と呼びたくもないし、あなたの顔など見たくもない」(ナッキー)
6巻「このまま…時が止まってしまえばいい。胸苦しくなるような自分の鼓動の中に浸っていたい。」(岩崎)
7巻「笑えばいい。いくら笑ったっていい。そんなものとうに覚悟ができている。だからといって俺の意志は曲げられない。」(岩崎)
10巻「みんないなくなっちゃうんだね。」「そうだな。」「百年も過ぎたらわいたちの誰もおらへん。」(ナッキー、岩崎、沖田)
11巻「俺は狭い!男として、人間として、俺は沖田に負けている!」(岩崎)
同巻「俺はもうお前を追わない…俺が俺に自信をつけるまで、俺が俺に資格を持たすまで!!」(岩崎)
13巻「あせるの、やめたんだ。」(岩崎)
同巻(山で朝日を見て)「ああ、ナッキーに教えてやりたい思うた。」(沖田)
15巻「俺は開き直ったんだろうか?」(岩崎)
同巻「どう話してもあたしたちの“あの時"をあらわせない。」(ナッキー)
16巻「じゃあおまえ、(岩崎にナッキーをとられて)ふられたらどうするんだ。」「かましまへん、そいつなら。」(クラブの先輩と沖田)
同巻「沖田…俺たちの愛はどこへ行く?」(岩崎)
20巻「人は生まれたときから確実に死に向かって生きてゆきます。そして一度しか生きられない。」(ナッキー)

学園青春漫画として出色の出来。キョンキョン(小泉今日子)主演で映画化もされたはず。
中学に転校してきたカリスマ美少女「ナッキー」が結成した「悪たれ団」も最初は反発する集団だった。
だが、ナッキーを中心に歯に衣を着せない「本音」で語り合うことによって彼ら彼女らはいつしか互いにかけがえの無い「仲間」となっていく。
とにかく「英雄のような女の子」とその周囲に集う仲間たちによる青春群像、というスタイルが痛快ですらある。単に「痛快」なだけの話なら他にも多くあるだろう。けれど、彼ら・彼女らの青春は等身大であり、仲間の少女が受けたレイプ・そして仲間の死と決して「輝かしい成功」ばかりに彩られているわけではないのだ。

「時代が移り変わっても色あせないもの」というのは必ずあるはずだ。この漫画も連載されていた時代を考えれば「隔世の感」を禁じ得ないシーンや描写はある。けれど、そこに生きて、悩み、苦しんで、ぶつかり合って涙を流した「思い」は時代を経た現代においても不変のものだと思う。

「少女漫画」などという枠に括って読まない理由にしているのだとしたなら、読後にそのことをこれ程に「恥じ入る」漫画も他にあるまい。評価は勿論「最高」以上で。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-18 22:05:32] [修正:2010-06-18 22:05:32] [このレビューのURL]

現時点ではCLAMP最高傑作と考えています。

主要登場人物は昴流・北都・星史郎の3人だけだが、4巻から6巻までの後半は特に「いじめ・老人・臓器移植」などの社会問題を絡めた話が良かった。ラストは・・・悲惨だが、こんな「終わらせかた」は確かに他の漫画家には出来ないだろうな。
北都ちゃんは魅力的な女の子ですね。「可愛い」でなく「格好いい」女の子は珍しいと思います。
同性の女の子から好かれそう。番外編で外国人の女の子を助ける話が特に印象的。そして、ラストでは双子でも立派に昴流の「お姉さん」であることを示しました・・・・・(涙)
話自体は同じ作者の「X-エックス-」に続きます。

CLAMP作品では出色の出来です。
ちなみに雑草社発行の漫画情報誌「ぱふ」で行われたマンガベストテン「93年度第1位作品」。
主要登場人物わずか3人で「大都会・東京に潜む様々な闇」を浮かび上がらせた。
主人公が「陰陽術」を用いて事件を解決すること以外は非常にリアルな展開。

そう言えば・・北都ちゃんが助けた外国人の女の子・・・・その後はどうなったのでしょうか?
家に遊びに来ていたようですが・・・・北都ちゃんの死すら知らぬままなのかな・・・・。
昴流の「北都」以外の家族とか・・・キャラの背景については作中ではほとんど語られませんでしたので謎の部分はかなりあります。しかし、今後もそれが語られることはなさそうです。
「作中」で辛い事件の最中にも3人の笑顔が見れるシーンもあります。

けれど、それらは全て「過去」の笑顔に過ぎません。「過去」は決して変えられず、3人が笑顔で並ぶことはもう「有り得ない事」なのだから。
もし変えられるものがあるのだとしたら、それは「未来」のみ。
「未来は変えることができる・・・・・」と信じて、お話は「X-エックス-」へ繋がるのでしょうね。

星史郎さん・・そういえばたびたび「賭けの決着は延期・・・・」を口にしているのですが、最終的な期限は「昴流と再会して1年経過した日」であったはず。(「END」で星史郎さん自身が口にしている)

期限到達の遙か前に「延期」・・・ってどういう意味でしょう。
久美子先生を殺(や)った帰りに昴流に「こんな賭けはもう止めてしまおうかと何度も思った」と告白しているように、星史郎自身が自分で決めたことを破ろうとしていた(つまり期限を前倒ししようとしていた?)フシがある。そんな自身のの気持ちと、もう少し「可能性を追いたい」という気持ちの間で彼自身も迷っていたのか?そんな気持ちが「延期」という言葉で現れたのか。

久美子先生は星史郎の正体(力)に最後の最後で気付いたようです。
後に「エックス」で神威でさえも及ばなかった力に太刀打ちなどしようもなかったのは仕方ないにしても、彼女が誰の意向で消されたのかは気にかかるところですね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-18 21:55:16] [修正:2010-06-18 21:55:16] [このレビューのURL]

友達に借りてよんだ漫画だったんですが、
大谷がかっこよすぎて、
超ハマりました!!
大阪弁っていうのも、かなりハマってて最高です!!
内容も、
笑う所は大爆笑だし、
泣ける所はめちゃくちゃ泣けます!!

絶対にハマると思います!!
超オススメなので、
ぜひ、ぜひ!!
見る価値ありますよっ!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-18 21:51:42] [修正:2010-06-18 21:51:42] [このレビューのURL]

手塚漫画の中でも出色の出来で、漫画界の「金字塔」と言っても過言ではあるまい。

医師免許を持つ手塚先生が在学中に漫画家として生きていくか、医者として生きていくか迷われていたときに当時の恩師が「医師として人を治療することは他の人間にもできるが、漫画で子供たちの心を癒すのは君にしかできないことだ」と言って背中を押して送り出したという・・・・。素晴らしい。やはり天才が世に出てくるにはそれを理解する人間が周囲にいることが不可欠なんだなと、このエピソードを聞いたとき思ったものだ。その恩師の方は「我々」にとっても大恩人だと言えよう。
手塚先生のその後の活躍は言わずもがなだが、この作品ひとつだけでも十分に上記の目的は果たしていると思う。手塚先生の同期の方々は先生のことを「同期の誇りだ」とおっしゃっていた。こんな素晴らしい作品を生み出された先生だが、私はたとえ医師としての道に進まれたとしても多くの方を治療し、尊敬され、成功されたと確信している。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-18 21:43:57] [修正:2010-06-18 21:43:57] [このレビューのURL]

過去にこれほど面白い漫画に出合った事はありません。

・作品の特徴でもあるキャラクター達の叫び・・・

・敵を倒すだけではなく、キャラクターの人間的成長を描く内容・・・

・他の漫画家には描けない、荒木先生の絵のタッチ・・・

・一つの物語ではなく、主人公の歴史を描く内容・・・

私にとっては、かけがえのない作品です。
特に正義を貫く主人公達の姿に感動を覚えます。
4部は特に最高でした!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-17 18:41:30] [修正:2010-06-17 18:42:36] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

この漫画は10点しかありえない。かなり私はこの漫画を愛してる。
どのくらい愛してるかというと、熱狂的なペ・ヨンジュン追っかけ隊の
それを凌ぐほどだ。それぐらい愛して愛してやまないのだ。

スラダンの魅力として、キャラクターがある。
どのキャラクターも非常に魅力的で人間味があり、彼氏or彼女にしたいと思わせる。思わせるんだ。

さらに、試合のテンポ、画力、表紙の肌触り、どれをとっても一級品だ。

最後の山王戦は、涙がとまらず、涙で浴槽が満杯になった。

おすすめの作品じゃ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-17 00:33:31] [修正:2010-06-17 00:33:31] [このレビューのURL]

10点 ガゴゼ

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-15 02:26:54] [修正:2010-06-15 02:26:54] [このレビューのURL]

「マガジン」はあんまり読まないんですが、
この漫画はとてもハマりました!!
甲子園に向かって本気で野球してる所とか、
一人ひとりのドラマがあって、
かっこいいと思います!!
それに、対決する高校の人達にも
注目されていて、
どちらからも負けられない!!という感じがして、
超ハマってしまいます!!

スポ根系はあんまり読まないという人でも、
これならハマれるとおもいます!!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-06-14 15:36:48] [修正:2010-06-14 15:36:48] [このレビューのURL]

あたしは、ジャンプでこれを読みだして、
最初は、めんどくさい漫画なのかな。と思ったんですが、
主人公の最高と秋人のコンビがかっこよくて、
どんどんハマりました!!
もともと少年漫画は読まないんですが、
この作品をきっかけに色々と読むようになっていきました!!

それにこの漫画は登場人物が多いけど、
全員覚えられるし、
いちいちわけわからなくならないです!!

少年漫画に抵抗がある女子にはオススメだと思います!!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-06-14 15:03:33] [修正:2010-06-14 15:03:33] [このレビューのURL]

点数別のレビュー表示

月別のレビュー表示