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0点 WILD LIFE

-100点くらいつけてやりたい漫画です。
読んでいて全てが不快。ここまできてる漫画も少ない。
ましてやこれが少年誌連載っていうのも不快。
ぶっちゃけ早く終わって欲しい。
単に嫌なら読むな、というレベルじゃないと思う。

作者は「型破りな獣医を描こう」としているのかもしれないが
型破りって言うより、鉄生と陵刀は不真面目ですから!!残念!!
それだけに道徳的な問題を扱うのはまじでやめてほしかった。
作者が社会問題に対し何かに訴えている(?)、みたいな感じで俺って偉いなーって思っている感じミエミエだし。
特に猫ミキサー、食品偽装表示の回は酷かった。
獣医の話とずれているのは勿論,何も知らない子供に大人が本当のこと??(怪しい)を教えているという話が嫌だった。
少年誌なんだからもっと考えて漫画描いて欲しい。

最近本当に頭に来たのは前の手術が上手くいかなくて足の腐りかけてる猫の話しです。とんでもない術式を考えてそれを飼い主に伝え、
飼い主が躊躇しているのを「最低だな、おっさん」とか言う無神経な主人公!!お前が最低だろうが。

本当にこの漫画を読んでいるとかなりの怒りとストレスを感じます。だから最近はサンデーを買ってません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-09 21:15:28] [修正:2010-11-10 23:04:59] [このレビューのURL]

ペロ先生の姫(ネコ)の絵、結構可愛いと思うのは自分だけか??

ナイスレビュー: 1

[投稿:2007-06-20 23:09:54] [修正:2010-11-10 22:53:23] [このレビューのURL]

物語初め’(カスケードとの最初の対決)から有馬記念までは本当に「燃える」展開だった。

主人公である「うんこたれ蔵」ことミドリマキバオーがサラブレッドとしては余りにもちんちくりんな馬体で鞍上の山本菅助だけでなくマキバオーの頭の上にはネズミのチュウ兵衛親分と、下手したらサラブレッドを冒涜しているとも言えかねない見せ方ですが、ライバルであるカスケード達との死闘やチュウ兵衛親分の死別等の前には、そんな事は些細な事だと思える位に命を削りあって闘っている言える描写と説得力があった。前半のピークは正に4歳(現3歳)での有馬記念でした。

ただ、その後のドバイ遠征のお話がちょっと良くなかった。例えば、最強馬鹿のベアナックルのダートの中を潜って潜水艦さながらの勝ちっぷりだとか例はいくつかありますが、余りにも荒唐無稽の範囲を超えてしまったから。そこまでやってしまうと、ただでさえ危ういのにやり過ぎによって一気に白けてしまうからです。それでも、単行本最後のエルサレムらとの死闘や予後不良(サラブレッドにとっては助からないと同義語)級の骨折から再起し、大舞台でマキバオーの異父弟に当たるブリッツを追い詰める程の走りを見せた輝きは本物で、パッと見は異形ながらも実の所は競馬の「熱い」部分を見事に体現した競馬漫画の傑作なのは疑い様が無いと思っています。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-10-02 21:14:59] [修正:2010-11-10 19:17:01] [このレビューのURL]

10点 奈緒子

走ることによって辿り着く事の出来る高みとは何か、それを故郷や家族、友情や師弟愛、そして奈緒子の雄介に対する思慕を軸に描き切った作品です。奈緒子はどちらかといえば狂言師としての役割を担います。あくまで主人公は、走ることに祝福されたとしか言い用のない才能の持ち主である壱岐雄介です。

序盤は陸上や短距離、続編での展開となる後半はマラソンをテーマとして扱いますが、この漫画の白眉は中盤を彩る中学駅伝編、高校駅伝編、都道府県対抗駅伝編にあります。特に高校駅伝編はもうなんと言ったらいいのか、夏合宿は山道しか走らないし、よく転ぶし、監督は末期癌だし、各校のエースの標準タイムが当たり前のように10km27分台だしで突っ込みどころ満載なわけですが、それでも涙腺を根こそぎもっていくだけのパワーを誇っています。

走る(しかもほとんどの場合長距離)というかなり単調な、漫画には不向きであろう絵柄をこれだけの巻数描き切れたのは、初期設定の秀逸さも特筆されるべきながら、それ以上に走っている人間の思考をうまく描いた成功例といって差し支えないと思うのです。レースの合間のモノローグや回想シーンで浮かび上がる友情や家族愛は本当に理屈抜きでいい物です。各キャラクターの一人称による回想が「波切島」という架空の島とその島の陸上部の青春を構成しているような気にもさせられます。

残念な映画化でケチがつきましたが、この漫画の価値は微塵も揺るぎません。これも未読の方が心底羨ましいと思える作品のひとつです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-09 04:52:48] [修正:2010-11-09 04:52:48] [このレビューのURL]

序盤から最後まで衝撃的な作品でした。
ムチャクチャな展開ばかりですが、冒頭の家庭に関する引用とラストの父の最期が繋がっていると感じ、作品を通して伝えたいことが少しは理解できた気がします。
ただ、お父さんの「ありがとう」の言葉の想いは、まだ子供側である自分には100%の理解はできていません。
そのため、思春期まっさかりで反抗的な貴子にひどく共感できました。
自分も父親や家族に対する苛立ちや距離感を感じているから、言いたいこと言ってくれてたと思います。大学生にもなってそんな風に感じてしまっているのは長すぎる思春期で問題あるかもしれませんが、家族への嫌悪感は誰でも一度は感じるものではないでしょうか。
この漫画のような単身赴任で距離が開き、無責任で空回りした父親ってほど過度なシチュエーションではなくとも、親や家族に対して綺麗な想いだけで過ごしてきた人は少ないと思います。

同時に、家族の絆を取り戻そうと頑張っていながらも空回りな結果となってしまうお父さんもまた印象的でした。
解散、という結論は非常に効果的でナイスアイデアだと思います。
独り暮らしして初めて親のありがたみが分かる、なんて言われるけど、大学に入って1年独り暮らしして、また家族で暮らしてみてじゃあ以前より感謝の思いが強まったかと言われれば、何とも言えません。
でも「オヤジは相変わらずうるさかったが、そのうるささも気にならないほどだった」というのは凄いわかる。それがオヤジの変化なのか自分の変化なのかはわからないけど、たぶんそれは「家族」に対する理解が深まったということなのだろうな、と思います。

不良が出てくる序盤は読んでて非常に心苦しいけど、後半のエセ宗教やいじめは落ち着いて読めました。
記号的なキャラが多く、家族以外のキャラは役割付けられているのですが、カクマだけは結構掘り下げて描かれているのが嫌でした。
最初の展開(強姦、暴力、崩壊した家族、犬殺し)は本当に強烈で容赦がないけれど、エロ描写に関しては18禁の同人やアダルト漫画の追随を許さない過激さや情熱がこもっていて、芸術とまで評されるのもなんだかわかる気がします。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-07 15:47:25] [修正:2010-11-07 15:47:25] [このレビューのURL]

10点 シグルイ

最終巻を読み終えた。
決戦に導かれる両雄の想いが感慨深い。
第一巻における対決の場面の「行間」を埋め尽くす2人の生きざまと関係人物達の思いが、まざまざと思い起こされる。
すべてのディテールがこの物語に奥行きを与えるとともに、読者の緊張感を高めてゆく。

結末は私個人的には非常に残念であった。
おそらく、これまでに登場人物ひとりひとりの背景を掘り下げて描いてこられた作者もまた、同じ思いであったのではないか、と思わずにいられない。
しかし(私は原作を読んでいないが)、原作者が表現した「封建制度下の武家社会における残酷」とその思想について十分に敬意を払った、これ以外にない素晴らしいラストであった。

それにしても公式の対決の場に水桶を持参するあたり、当時の武士としては当たり前の心構えであったかとは思うが、物語とは言え、好敵手に対する敬意の裏返しともいえる、そうしたリスクに対する意識の高さは、現代の平和ボケした日本人が失ってしまった最たるもののひとつであるように思い知らされた。

作者:山口貴由さんの次回作が、かの名作『覚悟のススメ』の続編とのことだが、大いに期待している。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-07 10:22:54] [修正:2010-11-07 10:22:54] [このレビューのURL]

ガンダムはあまりに有名な作品ですが、自分にとってのガンダムデビューがこの漫画です。ガンダムの偉大さを充分認識できました
特に気に入った点をあげるならギレンの演説、キシリアの謀略、デギン・ザビの苦悩などです。ジオンは敵役ながら、圧倒的な魅力で表現されていました。
ガンダムを知らない人は一読して損はないと思います

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-05 00:07:37] [修正:2010-11-07 09:10:22] [このレビューのURL]

当時、この漫画の表現技法は画期的でした。今改めて読んでみるとギャグ的要素の部分は昔ほど面白くはない(もうこれはしょうがないです)でも、発想が今でもすごいなあと感じる部分が沢山あります。何よりもキャラクターの個性及びデザインと行動の発想は今読んでも感心します。現時点でもし初めて本作を読む人は漫画的な面白さというよりはデザイン的及び発想的な面白さを主眼にして読んでみてはいかがでしょうか?ある意味でこの漫画は漫画の歴史の転換点の1つだったのかもしれないなと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-04 15:26:42] [修正:2010-11-04 15:26:42] [このレビューのURL]

他の方の意見に激しく同意。この作品とても良かったのですが・・・バトル的な表現や戦術的表現。そして政治色(コレはあまり他にない独特さ)。当時はワクワクして読んでました。あと意外と再読できる。でももう少しラスト周辺がなあ・・・といつも思ってしまうんです。ほんと他の方のおっしゃるとおりなんですが・・・

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-04 07:24:31] [修正:2010-11-04 07:24:31] [このレビューのURL]

個人的に怒りを覚える作品。34巻という長期連載でアレはないだろというラストをたたきつけられたあの日の怒りを今も忘れることができない私です。作者の江上先生はその後色々と弁解していますが、どれも弁解になっていない。最悪です。滅多にこういうレビューを書かないように心がけてますがこの作品はあまりに酷だったので。漫画の悲しい思い出として。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-11-03 19:31:56] [修正:2010-11-03 19:31:56] [このレビューのURL]

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