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ポケモントレーナーみゆきです♪


左ききのエレンは、社会人だからこそ心に刺さる名言ばっかりの名作!
才能について考えさせられる、大人のための成長物語です!

主人公・朝倉光一は、そこそこ出来る絵でいつか輝いていくって思っている高校生です。
彼はあるとき、壁に描かれている落書き(グラフィティ)と出会います。
驚くべき出来栄えのその絵を描いたのは、実は彼と同じ高校の同級生・山岸エレンでした。

その才能との出会いから、凡才・光一の才能との戦いは始まります。

妥協もある。
挫折もある。

自分には才能はない。
才能に憧れる。
あんな風になれたらって。
それでも全力で仕事するんだって思わせてくれる、大人のための漫画です。

個人的には、集中力の質の話なども興味深いです。
ぜひ一度読んでみてください♪


ポケモントレーナーみゆきでしたー!

ナイスレビュー: 2

[投稿:2020-01-20 21:33:04] [修正:2020-01-27 21:38:31] [このレビューのURL]

丁寧に練られたストーリー構成の中で、少年少女にも届きやすいよう丁寧に描かれるテーマ性が素晴らしい。
作者の人格が滲み出ていると思う。
道徳的観点で言えば、寄生獣並に子供に読ませたい名作である。

惜しむらくは、アニメの完結に追われる形で半ば強引に纏められたラスト数話の展開の早さか。
アニメ版を見るからに、初期プロットではもう少し丁寧に描かれていたであろうことが予想される。
そこに至るまでが過不足無かったため、最後の駆け足的展開のバランスの悪さが本当に惜しい。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-11-16 05:43:22] [修正:2019-11-16 05:43:22] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

80年代にグルメバトル漫画として少年誌で人気を得た「ミスター味っ子」を現代風に描き直したような作品。

とにかく画力が高いのが特徴。それ故、作中の料理がそれなりに美味しそうに見えるのは良い。
さらに女の子が可愛い。この絵が描けるなら普通は「ラブコメ」のジャンルが漫画を描くに最も適していると誰でも思うだろう。
だが、そこへ「料理」という題材を持ってくる。少年誌なので「対決・バトル路線」になるのは当然としても、
味っ子のアニメ版での美味しさを現す「オーバーアクション」が、この作品では登場キャラの「全裸」に置き換えられて表現されるというのが特徴。
しかもキャラは男女問わず(笑)

女性キャラの絵柄が「パジャマな彼女」をジャンプで連載していた濱田先生に酷似していると思うのですよね。
つまり、あの絵で女の子はいやらしいままに料理漫画にシフトしたというと分かりやすいか。
とすれば「ヒットする条件」満たしているということ(笑)
まだ3巻までなので序盤の助走という段階だが、これからドンドンキャラが脱がされると見て間違いない!

(完結したので追記)
かつての人気作品が見る影もないほどに劣化した悲しいラストです。
作画・監修共に「最早やる気なし」と見て取れて痛々しいです。
人気作品だった「食戟のソーマ」が何故これ程までに落ちぶれたのか?

「BLUE編」がそもそも大失敗で、学園の外に強敵が・・・なんて設定出した為、料理人の憧れの的であるはずの「遠月学園」の価値が下落し、それまで出ていた多くのキャラたちの出番が無くなった。
その「BLUE編」で登場する敵の料理人たちがどいつもこいつも小物感・イロモノ感満載。
チェーンソー使用した料理なんて監修が付く必要性が最早なく、あまりの超展開に作画担当と監修者のやる気を無くしたことが紙面から伝わってしまった。
そして最大の失敗は創真の父親が倒されて、ラスボスのはずだった地位を転げ落ちたこと。
これにより、「食戟のソーマ」という作品自体もゴールを見失って迷走する結果になり、今巻での打ち切りとなった。
何とか読めるのは「創真が第一席になったところ」まで。その場面以降の巻は捨てていいです。
事実上、30巻を以って終焉した作品。31?36巻は星1つです。
最後だけ「大団円」みたいな形にしてもダメです。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2013-08-14 21:50:04] [修正:2019-11-07 20:46:41] [このレビューのURL]

キングダムやゴールデンカムイ辺りが好きなら是非読んで欲しい作品です。有名小説家の原作と実力派漫画家による作画の相乗効果、引き伸ばしやダラつくこともなく目的に向けて一直線で綺麗に完結するのが際立ちます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-10-12 15:04:05] [修正:2019-10-12 15:04:05] [このレビューのURL]

アニメ版の完結と同時に一気に読みました。
元々評判の良い作品だったし、全5巻と短くまとめてあるので手に取りやすかったです。

他の方もレビュー書かれてましたが、1番最初から最後まで、全て計算し尽くされたようなストーリー展開の巧さに、感嘆しました!
何というか、欠点らしい欠点が見つかりません。
ここ最近ではここまで完成度の高い作品は出会っていませんでした。
老若男女問わずお勧めできる作品です。

まず、キャラクター。
主人公、ヒロインをはじめメインキャラ全員が好きになる事間違いなし。
序盤から中盤にかけては、旅をしながら登場人物たちの掘り下げが行われ、全員が魅力的に輝き出します。
なので、最初は各々の過去のトラウマ等を乗り越え成長していく物語なのか、と思っていました。
各ストーリーもとにかく話の起承転結がうまく、読後感が良いです。

そして、ストーリー
中盤までも面白いのに、終盤にかけては、ミステリー・SF的要素が増え、怒涛のどんでん返しが待っています。
再読すると序盤から丁寧に張られていた伏線に気づかされます。
また基本的にはシリアスなストーリーでありながら、結構こまめにコメディ要素がちりばめられており、それでいてそれが鬱陶しくならない程度にバランスよく構成されているので、暗くなりすぎず読み進められるのも好きな点でした。ギャグセンスが好みとあっていたのかも。

作画面
私は画風の好みは結構するタイプですが、この作品は安定して読みやすかったです。万人受けするタイプじゃないかと思います。
ヒロイン勢は皆可愛くかけていて、それでいてタイプも違う感じに書き分けられていて好みでした。
因みに作者の他の作品は読んだことありません。

アニメ版の方を先に見て気に入り、後から原作を読みました。
原作も全くアニメ版に負けていないパワーを持っていました。
今のところ今年読んだ作品の中では1番ですね。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-09-24 21:13:56] [修正:2019-09-24 21:13:56] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

昨今、久しく見ないであろう「王道ファンタジー」。
魔法使いに憧れる少女が立ち向かう試練の数々を極上の画で彩る。

魔法を使うことが出来るのは選ばれた人間だけ。
ココは魔法使いに憧れてはいるけれど魔法は使えない。
昔、祭りで不思議な人物から貰った魔法の本を宝物にしている。
ある日、魔法使いがココの母親が営んでいる店を訪れて魔法を使った。
普通の人には魔法を使う場面は見せてはいけないので、ココは覗き見して
魔法は呪文を唱えるのではなく、「図に描くもの」と知る。
宝物の魔法の本にマネしてみると、何と魔法が発動した。
そして、それが悲劇の始まりだった・・・・・。

立ちはだかる運命に立ち向かうために「魔法使いの弟子」となるココ。
同じく弟子の女の子3名。おしゃべりな「テティア」。寡黙な「リチェ」。努力家な「アガット」。
皆、試験をクリアして魔法使いの弟子となった。何の苦労もしていないココにアガットは冷たい。
いきなり試験を受けさせられるなんて序の口。
そして、敵はゆっくりとココたちに忍び寄る・・・・。
罠に嵌ったココたち4名の女の子が「竜」と対峙する緊迫のラストシーン。
男の子であろうが女の子であろうが大人であろうが子供であろうが困難は等しくやってくる。
困難を打ち破るのに絶対に必要なものは「勇気」だ。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-05-24 21:19:33] [修正:2019-05-24 21:19:33] [このレビューのURL]

5点 ONE PIECE

絵が細かすぎて、読めなーーーい!!!これをみんな面白い面白いと読んでいるのって、なんだか最近羨ましい気持ちになります。俺も小さい時は楽しめていたのに…ルフィより年をとって、ほかに面白い漫画を読み漁ってしまったからなのか、コマ割りがどうだとか、構図がどうだとか、プロの絵描きでもなんでもないクセに…。
でももう正直、はやくルフィは海賊王になってほしい。ハリーポッターがホグワーツで過ごした全学年次の1学期2学期をこまかーーく見せられたらキツイっしょ?

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-05-23 23:36:58] [修正:2019-05-23 23:36:58] [このレビューのURL]

すごいなぁ、なんでこんなものが描けるんだろう。
ただただ突き詰められた日常の情景、それを描き表せることが出来る作者の感性に感服。

作中のシチュエーションというか、登場人物が生きる環境は小さな幸せに満ちていて、現実世界のような過酷な部分が切り捨てられているようにも感じ、そういう意味ではファンタジーのようにも思える。
だが、あくまでこれはよつばを通して世界を見た感覚を描いているのだろうし、これが正解なのだろう。

とても大好きな作品で、読んでいる時は心が洗われているような気持ちになるが、殺伐とした現実との感覚のズレからか、読後には虚しさというか哀しさも少し感じてしまう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-05-20 21:04:09] [修正:2019-05-20 22:16:46] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

荒木というのは、初期の頃から読んで行くと分かるわけだけど、人間の深さというものに非常に興味を持っている男なんだよな。
今時の感覚ではないんだよ。昔の人間が持っていた名誉心とか誇りというものに価値を置いているわけ。初代ジョジョは貴族の子弟だったじゃない。だから他のマンガとは一線を画するんだよな。
私は『ジョジョ』シリーズでは、「ゴールド・エクスペリエンス」の第5部か。あれが頂点だと思うな。マフィアという最底辺の人間存在を主人公とし、人間の最も崇高な何かを描こうとしているよ。

何が崇高なのかと言えば、それは「命懸け」ということなんだよ。ただ優れた能力を持っているとか、そいういう事ではないの。どんな存在であっても、命懸けで何事かをやることに「崇高」があるわけよ。
その命懸けの行為こそが古今東西のノブレス・オブリージュや帝王学の要諦であり、歴史上の偉人たちの共通点なんだから。
そこに人間存在の意義があるわけだから、それを「人間賛歌」と呼んでいるんだな。
その「崇高」を際立たせるために、反対概念としての卑しさもちゃんと描いているんだよ。また色んな価値観に生きる人間を次々と登場させているよな。
よく観れば、みんな一本通っている人物が多いことに気付くよ。それが大事なんだよ。
あの吉良だって一本通っている部分があるわけ。だから読者にも人気があって、死んだ後も活躍してるじゃない。チョコラータなんかもそうだよなぁ(笑)。

知的な攻防で魅せる部分も多々あるけど、本質はそこではないのな。善悪を超えた人間の意義と生命の躍動があるんだよ、あの作品には。
敵であっても何か感心するものがあると、物語は深くなるんだよ。
ダービー兄なんて、もうド変態でいいよなぁ。深さを求めれば、キャラも立つんだよな。
変態って、美学に通ずるものが多いんだよ。

「ジョジョ立ち」って誰かが気付いたわけだけど、あれは変態のポーズだからな。
要は自分の美学のみに生きる者の存在の姿になっているわけ。
でも町中でやってればただの「変態」なんだよ(笑)。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2018-08-10 11:30:36] [修正:2019-04-06 20:06:30] [このレビューのURL]

原作を読んだわけではありませんが、この内容で漫画にして
感動を与えるのは無理がありそうです。
セリフは多いし、思想は偏っているし。

江川達也の才能をこんな風に消耗させるのは勿体ない。
東京大学物語あたりから美しい絵柄でエロ路線なら
商業的には成功できることに味を占めたのか、
青年読者をバカにしてるのか、才能を消費し始めました。

日露戦争物語や源氏物語、家畜人ヤプーに手を出した
ことから、ストーリーテイラーとしての才能の限界を
感じているのかもしれません。
だったら、編集者は良い原作者を探してあげて欲しい。
江川が拒否するのだろうか?

いずれにしても、どの分野でもいますが、
かってのヒットメーカーが栄光にすがりつつ足掻いている
業界の重鎮が、実は裸の王様という構図を連想させます。
そのくらい作家の迷走ぶりを感じさせる作品でした。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2019-01-24 02:30:38] [修正:2019-01-24 02:30:38] [このレビューのURL]

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