「」さんのページ

総レビュー数: レビュー(全て表示) 最終投稿: まだ投稿されていません。

意外に短く終わってしまったが、ここまで内容の深く濃い作品はなかなか無いと思う。

作者の言いたいことは、前作品「惑星のさみだれ」別作品「戦国妖狐」でも一貫している部分があり、強い信念をもって作品に臨んでいることがうかがえる。

感情移入が難しい「惑星のさみだれ」が受け付けない人であっても、今作は2巻まで読み進めることが出来れば、最終話まで、読みふけることになるのではないか。

相当練られた話で、読み応えもあると思うので、私は是非おすすめしたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-05-01 17:26:00] [修正:2016-05-01 17:26:00] [このレビューのURL]

ここまで腹が痛くなった漫画があっただろうか。
ここまで声を上げて笑った漫画はあっただろうか。
と言うほど、ギャグのセンスが私に合っている。

合う合わないは個人差だと思うが、オススメした人(5人)全員が腹筋崩壊レベルだと言ってくれた。

切れ味鋭いギャグ要素、ほっこりさせる要素、完全に謎の設定、全てが魅力的です。

現在10巻ですが、出来れば長くずっと続いて欲しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-05-01 16:41:36] [修正:2016-05-01 16:42:57] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

911テロはこの作品の連載中に起こった。
それだけで新井英樹という作家の持つ同時代性がどれだけ優れていたかは明白だ。

例えばウェールズのバンド、Super Furry AnimalsのIt's not the end of the worldという曲の中にはこんなが一節がある(この曲が収録されたレコードは911の2カ月前にリリースされており、ソングライターのグリフ・リースもまた、極めて同時代性に優れた表現者だった)。

「すべての憎しみをモッキングバードに変えて空に放とう」

これもすごい表現である。
嫌味でもなんでもなく、僕なら絶対に言えない。

しかしTWIMにおける新井英樹は、いや、作中における強者は、上記に引用したような所謂欧米的なヒューマニズムに読者が救いを見出すことを絶対に許さない。
正確に言えば、それを許さないとする日本のいまの雰囲気を予言的に描いている。

「すべての悲しみをモッキングバードに変えて空に放とう」

何故そう言えないのか。それは僕が日本人だからである。と僕は思ってしまう。
そう歌ったグリフ・リースを何故すごい表現者だと思うのか、それは彼らがウェールズの人であって、アメリカ人ではないから。さらに言えばテロにあった当事者ではないからだ。

合衆国大統領であるダグウッドヘイズの台詞を「世界はあなたのもの」と捉えたか「世界はあなたたちのもの」と捉えたか、これは僕たち日本人にとっての踏み絵でありTWIMの本質だ。

点数の基準がよく分からなかったのだけど、人生に影響を与えたか与えてないかと問われたら間違いなく前者なので10点。
皆さん是非一気読みしてボロボロになって下さい。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-29 03:02:37] [修正:2016-03-29 03:03:01] [このレビューのURL]

10点 嘘喰い

この漫画はもっと評価あると思ってましたがびっくりですね。1巻を読んだときにこれは面白いなと思ったので続きも読んでいきましたが6巻くらいからはもう完璧でしたね、何一つ悪いところがなかったし良いところをあげると、きりがありません。ギャンブル、バトルの比率も丁度よくギャンブルでの伏線の作り込みもすばらしいです。絵もかなり上手ですし、みていて全く飽きないのでいくらでも読めますね。ヤンジャンの作品はほとんど好きですがこの作品はその中でも頭一つ抜けているように思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-23 22:16:52] [修正:2016-03-23 22:16:52] [このレビューのURL]

独特の世界観と気が付けばすんなり記憶に焼き付いているキャラ達。そして毎回驚かせる内容。謎が謎を呼び次の巻に手が伸びている。そんな印象です。確かに絵にクセがあり手を出しにくいかもしれませんが一度読めば内容が上回るため、それほど気にならないと思います。他の作品とは一味違うダークファンタジーをご賞味あれ!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-22 17:23:24] [修正:2016-03-22 17:23:24] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

正直言って歴史マンガに興味がなかった自分ですがキングダムだけは違う!!何周読み直したか分からない。下僕から将軍へ。ベタなストーリーと思う方もいらっしゃると思いますが熱量、キャラの個性により一人一人の人物像が際立つ!絵で抵抗せずに一度読んでみてください!気が付けば引き込まれ読み直していること間違いなしです。これぞ王道といえるのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-22 17:10:43] [修正:2016-03-22 17:10:43] [このレビューのURL]

10点 リアル

私も理学療法士ですが、疾患、患者の障害受容など事細かく描かれている。話が進むにつれ変化していく心理的描写、青春スポーツマンガとはまた違った苦悩や障害を背負った者のスポーツの様子を一人でも多くの方に知ってほしい。もし自分がこうなったら・・・。そういったことを考えたことがある方は少ないと思う。障害を負ったものにどう接していくべきか、障害というものをどう受け止めるべきなのか考えさせられる作品。3人のストーリーに目が行きがちだが、家族や友人の心境や生活の変化などにも注目してほしい。ぜひ読んでほしい作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2016-03-22 16:56:36] [修正:2016-03-22 16:56:36] [このレビューのURL]

10点 SLAM DUNK

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-22 16:40:27] [修正:2016-03-22 16:40:27] [このレビューのURL]

10点 寄生獣

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-22 16:38:34] [修正:2016-03-22 16:38:34] [このレビューのURL]

三橋、伊藤を筆頭に、個性的なキャラ一人一人の魅力がぎっしりと詰まっている。シリアスとコメディのバランス感覚が見事。下手ウマな絵が醸す独特の空気感に身を委ねる。初見から凡そ十年、今なお忘れ難いエピソードの数々が、鮮烈に脳裏に焼きついている。思い出補正込みで、文句無しの満点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2016-03-13 19:56:02] [修正:2016-03-13 19:56:02] [このレビューのURL]

点数別のレビュー表示

月別のレビュー表示