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3点 ONE PIECE
ある程度は面白いとは思う。最近絵が見づらくなったけど。
けどしかし、この長さはどうにかならんのか。下手すれば巻数三桁に届くんじゃなかろうか。特にジャンプの中でいつまでも枠をとっているのはなんか間違ってる気がする。
サンジとチョッパーが仲間になる話が好きだった。
しばらく読んでいない。読み返すには相当の気力が必要そうだ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2008-09-02 01:26:47] [修正:2015-02-12 00:30:43] [このレビューのURL]
4点 テンプリズム
ズバリ、これを曽田正人の漫画だと思って読んではいけません。
め組の大吾、カペタなどのあの熱い作風を期待して読むと、今更ながらのベッタベタのそこらに転がっているファンタジーに「なんじゃこりゃ!?」と度肝を抜かされ目が滑りまくって読めません。
それでも私は先生が初めてのファンタジーを意気込んで描いていることに胸をうたれて(笑)、「これは全然違う作者が描いている」と暗示をかけまくってなんとか読みました。
様々なキャラクターや主人公の無茶し具合などはうん、いつもの曽田漫画。
ただ実はすごい力を持っている王子とか、意味不明な敵とかは微妙…ひょっとしたら途中からいつものように面白くなるかもともう少し見守ろうと思います。
(2巻まで既読)
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2015-02-07 00:54:52] [修正:2015-02-07 00:57:26] [このレビューのURL]
6点 嘘喰い
表題からライアーゲームやカイジの亜流かと想像しましたが、バイオレンスが相当の
比重を占めており、やや異なる作風となっています。
世の中のギャンブルは、運を天に任せて確率通りに配当を受ける、運が良ければ当たり
運が悪けば外れる、そんな公明正大なものは本当は存在しないことを改めて再認識させられますね。
ギャンブルはそんな世界だと知った上で、ルールの範囲内で知力と仕掛けを競うのがギャンブル。
イカサマもネタバレしない内は仕掛けの一つなのです。世の中、単純な運だけではのし上げれない
ようになっていることを教えてくれる教育的指導漫画です。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2015-01-04 18:43:33] [修正:2015-01-04 18:43:33] [このレビューのURL]
7点 応天の門
平安時代を舞台に探偵ものとして菅原道真と在原業平をコンビに据えた作品。史実でもこの二人が親友だったというのはこの作品で知ったところで驚きました。無愛想で頭がキレる道真とチョイ悪渋いオヤジとして描かれる業平の掛け合いが楽しい。時代考証の専門家が付いているので、リアルな雰囲気が良く出ているところも長所。絵柄はあまり好みではないが画力の高さも感じます。ただ一つ一つの事件がこの時代の限界という部分もあって、毎回人を犯人とするとどうしても地味になってしまっているのは残念な部分。だからこそ2巻で藤原摂関家との権力闘争要素も加えようとして来ていますが、史実でも分かる通りに敗れて終わってしまう部分なので扱いの難しさをどう乗り切るのか今後に注目したいです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-12-14 16:18:24] [修正:2014-12-14 16:18:24] [このレビューのURL]
9点 めぞん一刻
話は結構長くて、
こっちがじれったくなりますが、
本当に良作です。
最後まで読んで下さい。
何かしら、
得るものがあるのではと思います( ^ω^ )
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-10-21 16:26:30] [修正:2014-10-21 16:26:30] [このレビューのURL]
8点 機動警察パトレイバー
3クールのドラマのような構成になっており、実写を意識したようなカメラワークも面白い。
いわゆるロボット物ではなく、ロボットを扱った職業漫画となっていて、敷居が低くく、肩がこらない。
話としては本筋は一つで、サイドストーリーがあるという構成。
11-13巻あたりは本筋にあまり関係のない部分となっており、
終盤近くも、ダラダラ続いてしまったという印象。
展開的に矛盾はないものの、もっとすっ飛ばしていける部分もあったように思う。
しかし、最初からすべて計画済みのような構成は見事で、すべて作者の掌の上のドラマのよう。
別にメカデザイン担当がいるようだが、実用的感とリアリティ感がとても丁度良く感じ、
破綻のない物語にとてもあっている。リアリティのあるダサさは秀逸。
キャラクターも、役割をはっきりさせており、無駄な配役が居ない。
敵役の魅力もしっかりとあり、ある意味第2の主人公と言える。
上司のキャラクターなど、おっさんキャラの魅力は抜群で、
敵役内海からは、大人の子供らしさを、
上司後藤からは、大人の達観した大人らしさを味わうことができる。
キャラクターの魅力だけに頼っておらず、構成の一部として機能している。
気の抜きどころもあり、暗い展開ばかりで気が滅入るということもない。
だらけているといえばそうだが、この世界観をどれだけ気に入るかで評価が別れると思う。
安定したストーリーで、ブレが全くない。ストーリー自体は100点をあげていい。
作者特有のゆったり感と、淡々とした構成が物足りない人もいるだろう。
まとまってはいるが、単調とも言えるストーリ展開が人を選ぶことと、
感情が大きく揺さぶられる漫画ではないため、8点とした。
舞台をもっと活かして、ストーリーを破綻させたり、キャラに依った展開を作ったりしても良かったと思う。
メディアミックス作品なので、アニメにも手を出してみようかと思う。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-10-09 21:00:21] [修正:2014-10-09 21:00:21] [このレビューのURL]
10点 嘘喰い
全ての漫画の中でもっとも面白いと思っています
感想はさておきレビューをした方の一部に言いたいのですが
30巻を超える漫画の4〜5冊だけを読んでその作品の何がわかるんですか?
4冊で完結したわけではないんですよ
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-10-09 20:45:09] [修正:2014-10-09 20:45:09] [このレビューのURL]
9点 ラストイニング
野球漫画で最高だと思うんですがイマイチ売れてない?
もっと売れていいでしょ!
これ以上の野球漫画ないですよ
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-09-04 00:27:58] [修正:2014-09-04 00:27:58] [このレビューのURL]
10点 寄生獣
「敵」であるパラサイトの思考や主人公の成長を通して、人間とは何かを深く感じさせる作品。緩い展開の回もあるが、深刻な回との対照となるものであり、それがあること自体がマイナスに働くものではない。戦闘はあるがそれが主体ではなく、主人公が向こう側に行って、真に人間性を取り戻してくる、その揺らぎが主軸になっている。これを読むと、SFは立派な文学ジャンルだと思う。
余談の余談であるが、非実在高校生の性交が描かれている。何処かの条例がきちんと働くと規制されるのかと思う。それにより、天下の悪法だと多くの人に認知されればよいなあと夢想する。さらに規制されなければ、言ってることとやってることが違うだろうとなる。誰かの都合により、法が勝手に運用されるのはダメである。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-08-07 12:56:46] [修正:2014-08-07 12:56:46] [このレビューのURL]
8点 おざなりダンジョン
ドラクエやロードス島戦記などで序々に「剣と魔法のファンタジー」といったジャンルが
漫画でも開拓されてきた時代に生まれた、このジャンルの草分け的存在として
知る人ぞ知る、傑作ファンタジー漫画。 1987年連載開始。
月刊コミックNORAの有名作品「マップス」と「おざなりダンジョン」は
連載当時2枚看板と言われていました。
今作はノーラの最長連載作品でもあります。
エルフ・龍・神・魔物が存在する世界を舞台に繰り広げる冒険活劇です。
これらファンタジーの世界観は現在ではやりつくされたテーマですが、
当時はこの世界を見事に漫画として面白くまとめた作品として
現在までコアなファンがついている名作です。
もっとメジャー誌で掲載されていれば、漫画界において広く名作として知れ渡っていたと思われます。
主人公の女剣士モカ、小さいけど頭のキレる盗賊ブルマン、普段ボーッっとして無口だがいざとなると頼れる魔法使いキリマンの
3人組の冒険者たちのキャラクターがとても魅力的で、
それぞれのキャラを生かした掛け合いが
良い笑いと引き込まれる魅力を生んでいます。
特に主人公の女剣士モカは、作品の魅力の全て担うぐらいに良いキャラクターをしており、
読者でこのキャラを嫌いな人はいないのではないかと思えるほどの魅力を放っています。
背景には大きなシリアスストーリーの流れがある中、
主人公の3人は勝手気ままに自由な旅を続けることで
世界や多くの人々と少しずつ接点を持つことにより後に大きな渦に巻き込まれていく流れも話が入りやすく読みやすいです。
出てくるキャラクターも皆個性的でいい。
しかも各章がきっちり単行本1冊で見事な起承転結で終わるのでとてもテンポがよい。
そして終盤は集まったたくさんの仲間達との共闘や、
ラスボスとのタイマン戦闘など熱い展開を見せてくれます。
ファンタジー漫画好きには、必読の作品と言えます。
「おざなりダンジョンシリーズ」といわれる作品群は、その後
「おざなりダンジョン(全17巻)」
「なりゆきダンジョン(続編)(全3巻)」
「なおざりダンジョン(過去編)(全8巻)」
「おざなりダンジョンTACTICS(完結編)(全6巻)」と
2013年にこれまでの伏線をまとめて見事完結に至りました。
おざなりダンジョンでこの世界観を気に入った人は、これら続編も是非オススメです。
正直、主人公3人のキャラクターならまだまだまだ続編作れるんじゃないかなぁ・・
とつい期待もしてしまう。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2014-07-15 05:03:17] [修正:2014-07-15 05:08:05] [このレビューのURL]