「ごまあぶら」さんのページ

漫画としては堅い部類に入ってしまい、読むのに躊躇してしまうかもしれません。
しかし、私はここまでスケールの大きな話は見たことありません。
最初はただの学生の話だったのに気付けば「世界」のはなしまでいっているじゃあないですか。
現実に存在していた(であろう)人たちも大勢出てきますし、その人物の使い方もうまいものです。蒋介石などもちゃっかり使うあたりもすごいですし、作者の眼の付け所が、五箇所くらいあるんじゃないかとおもいます。
ストーリーが大きすぎて、しかも伏線消化上手。消していくかのよう。
漫画としてではなく、話としては好き嫌いはおいておけばとてつもない評価を与えてもいいのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-10 00:11:12] [修正:2005-05-10 00:11:12]