「bugbug」さんのページ

読み終わってみると1話のラスト(妹が親友に手籠めにされるところ)が物語のクライマックスだったような。
達観しちゃってる妹は抜きにしても、
キャラクターの思考回路がちょっと理解不能。

この作者はエンターテイメントの提供者ではなく、漫画で哲学する人なのだと思う。
本作のテーマは「記号化したロリ萌え文化の構造と実存」とか
訳の分からないことを言ってみたくなるような魅力はあると思う。
要するに、
「みんな気安くロリータ萌え萌えしてるけど、実際にロリの恋愛見たら引くんじゃね?」
ってことを大真面目に家族と言うフィルターを通して描いた作品。
しょっぱい。しょっぱすぎるよボクには。でも意外と嫌いじゃないから不思議。

ちなみに私は妹がいないのでまったく現実味を感じられなかったのですが、
リアルに妹を大切に思っている敬虔なお兄様がたの感想を聞いてみたいと思ったり。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2010-05-21 00:34:15] [修正:2010-05-21 00:40:06]