「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

8点 花園メリーゴーランド
増田剛の「御石神落とし」はコメディ・ファンタジーの要素を加えながら、明治以降に日本が取り入れてきた諸外国の習慣に疑問を投げかける作品ですが、
こちらは隔絶されたムラに踏み込んでしまった為に起きた事件と愛憎劇をシリアスに描いている。
民俗学でもタブー視されていた性の分野であるだけに、現在のモラルとのギャップに登場人物達は悩み、殺人こそ起こらないが一歩間違えれば津山三十人殺し事件のような猟奇事件になりかねない怖さがある。
どちらも赤松啓介の影響などが大きいだろうが、寺山修司も映画などでこういった土着的な世界観は得意としていたんじゃないないだろうか。100年位経たないと理解されない事かもしれない。
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[投稿:2010-09-17 14:56:59] [修正:2010-09-17 14:56:59]