「そのばしのぎ」さんのページ
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ネット上には漫画にしろ映画や音楽にしろ、色々な素人レビューが溢れかえってます。
そんな中で読んで面白いなと思っていたのが映画「シベリア超特急」やエド・ウッド作品のレビュー。
Z級とも言われるこれらの映画。映画の内容は本当にお粗末なのですが、書かれたレビューを読んでいると、レビュアーも監督も観客も本当に映画が好きなんだなという気持ちが伝わってくる。映画に対する愛があります。
作品の好き嫌いだけ書くのであればチラシの裏でいい。
どこの誰かもわからない他人の好みに興味は持てません。
評論家気取りで上から目線というのも、勘違いしているようで非常に恥ずかしい。
物を語るのに無知を披露するのもおかしな話。
常日頃、反省はしているのですが、気が向いた時に勢いに任せて書いてたりします。
点数は適当につけています。点数評価は不要な気もします。

6点 ルサンチマン
現実サイドの主人公像が格好悪いを通り越して、汚い・下品・高齢と救いようがなく、ギャグ漫画ならともかくストーリー物としては通常はありえない人物。絵だけ見ると敬遠してしまう。
どんな漫画でも通常は、いくらダメ人間やもてない人物として描かれても、読者目線ではそれなりに格好よく描かれている物だ。
一見すると、こんなキモいおっさんの話なんて読みたくねーよ、というのが人情。
そしてストーリー自体もSF小説や映画などではありがちな設定。
しかしながら読んでみると、この前述の意外性のあるキャラクターが活きてきて、他には類を見ない個性的なSF作品となっている。
ラストはとても打ち切りとは思えないほど、うまいオチをつけている。
描ききれなかった部分も若干感じるが、全4巻、物足りない位でちょうど良かったのではないだろうか。
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[投稿:2010-11-02 22:12:27] [修正:2010-11-02 22:12:27]