「shun」さんのページ
- ユーザ情報
- 1985年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 68191
- 自己紹介
-
少年、青年、少女、レディースのジャンル問わずに挑戦します。
ネタバレせずに、読んだだけで自分が思い出せるように書くことが目標。
点数は漫画的評価であって、好きか嫌いかの指標にはしないこととします。
構成・画・作品特有の評価点で評価することを基準とします。
歴史的価値も評価には含めますが、今見て面白いかどうかを重視します。
他の方と比べると、点数は全体的に厳し目になっています。
点数の意味合い補足。
3点以下:作品として失敗していると感じる作品。不快感や不満や批判を書かざるをえない作品。
4点:読み終えたが、あまり人に薦めはしない作品。
5点:漫画としてある程度評価するが、あと少しの作品。
6点:読む価値のあるおすすめしたい作品。秀作。
7点:高い完成度の作品。この点数以上であれば、成功している作品と評価する。
8点:読んで本当に良かったと思える作品。何度も読み返す価値のある作品。
9点:名作。個人的漫画史に足跡を残す作品。感動や驚きのある作品。
10点:後世に残したい、自分に大きく影響を及ぼした作品。啓蒙したいと思える作品。
基本的には完結した作品について評価します。どうしても書き伝えたい作品だけ連載中作品も評価します。

4点 オクターヴ
つまらないわけではないが、特出したものが何もなく終わってしまった感。
主人公が失敗を繰り返す姿を眺めて、共感するところが何もない。
同性愛描写に至ってはもちろん理解は出来ないが、主人公の心の揺れはうまく表現できていると思う。
最終的に主人公の成長が実感出来なかったところが個人的には不満足。
「がんばりたいんだ」と言って、何を頑張るのか、確固たる意志がそこにはあるのか、
担当のアイドルに心を動かされないか、全く終わった感じがせず、
またいろいろな失敗を繰り返す主人公が容易に想像でき、不完全燃焼感が漂うラスト。
まだまだ問題はいっぱいあるけれど、○○は大丈夫だし、その他もきっとうまくいく!というラストは
全然有りだと思うが、主人公の心の成長ではなく、両親に同性愛・同居を事を話す勇気が湧いただけでは、
ここまで主人公の右往左往を見てきた読者にとって、物足りなさがありました。
淡々としたストーリーは楽しめたので、読後のこれまで見てきたのは何だったんだ感を考慮し、点数はすこし厳し目に。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-07-28 10:35:41] [修正:2014-07-28 10:35:41]