「shun」さんのページ
- ユーザ情報
- 1985年生まれ(性別:男性)
- Webサイト
- http://
- アクセス数
- 68209
- 自己紹介
-
少年、青年、少女、レディースのジャンル問わずに挑戦します。
ネタバレせずに、読んだだけで自分が思い出せるように書くことが目標。
点数は漫画的評価であって、好きか嫌いかの指標にはしないこととします。
構成・画・作品特有の評価点で評価することを基準とします。
歴史的価値も評価には含めますが、今見て面白いかどうかを重視します。
他の方と比べると、点数は全体的に厳し目になっています。
点数の意味合い補足。
3点以下:作品として失敗していると感じる作品。不快感や不満や批判を書かざるをえない作品。
4点:読み終えたが、あまり人に薦めはしない作品。
5点:漫画としてある程度評価するが、あと少しの作品。
6点:読む価値のあるおすすめしたい作品。秀作。
7点:高い完成度の作品。この点数以上であれば、成功している作品と評価する。
8点:読んで本当に良かったと思える作品。何度も読み返す価値のある作品。
9点:名作。個人的漫画史に足跡を残す作品。感動や驚きのある作品。
10点:後世に残したい、自分に大きく影響を及ぼした作品。啓蒙したいと思える作品。
基本的には完結した作品について評価します。どうしても書き伝えたい作品だけ連載中作品も評価します。

4点 キス
女性がシチュエーションを楽しむ漫画と認識したので、深い所に突っ込むのは野暮だと感じた。
大人の男性の象徴である五嶋の、(作者の思う)カッコイイシーン集と言える構成。
時折入る、主人公カエの反撃にあう五嶋のリアクションもその一部。
主役二人の感情描写が希薄で、感情移入が全く出来ない代わりに、スタイリッシュなシーンを演出できている。
これを楽しめるかどうかが、評価の分かれ目。
感情表現に乏しい作風に加え、人物のデッサンに違和感。
老若男女の描き分けがほぼなく、ヒゲや、シワなどの記号でキャラを描き分けており、
非常に見ていて辛い。
背景や構図も悪く、のっぺりとした印象が最後まで消えない。
スタイリッシュに特化した漫画の、スタイリッシュをどこまで評価するか。
個人的には上辺だけの虚構に感じ、見て感情を動かされたり、楽しく読めたとは思えなかった。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2014-12-11 14:10:33] [修正:2014-12-11 14:10:33]