「二軍Tシャツ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月31日

青空の似合う作品

初めての少女漫画(私は男性です)。
素晴らしい作品に巡り合えました。

少女マンガの皮を被ったスポ根少年マンガであると言えます。

全32巻となかなか量は多めですが、中だるみなど一切存在しません。
登場人物は少数に限られており、それぞれにみあったエピソードが十分に用意されています。
ストーリー展開も非常に秀逸、相反する二人の天才を見事に描き、その最後も涙なしには語れません。
テニス漫画の最高峰と断言できます。

もしこのレビューをご覧になっていただけているのなら、私は自信を持ってお勧めしたいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-17 17:34:18] [修正:2010-08-17 17:34:18] [このレビューのURL]

8点 方舟

この作品、最初は「なんだこれ?」みたいな内容なんですよね。
ただ話を読み進めていく内に、「あぁ、しりあがり寿はこういうのが描きたかったのか」と、確かなメッセージ性を見出すことができます。

一見ふざけたような内容、タッチで描かれている本作なんですが、実は深い(のであろう)作品。

見かけたら手にとって読んでみてほしいですね、最後まで。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-08-17 15:27:55] [修正:2010-08-17 15:27:55] [このレビューのURL]

8点 BLAME!

いやぁ、面白い。
“汚い”描写は多いけど、“エログロ”ではないです。

この作者、建築を学んでいただけあって、超巨大な構造物と極小な人間を対照的に見せるのがホント上手い。
 
兵器や構造物などのセンスも抜群です。
こっちに伝えてくる情報が必要最低限なので、色々と物語の空白の部分を想像する余地があってまた面白い。

テキトーに読んでしまうと、楽しめない上に話の展開についていけず置いてけぼりくらいますよ。

理系的な知識がある程度要求される作品かもしれませんね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-01-31 08:36:30] [修正:2010-01-03 01:05:30] [このレビューのURL]

「あ〜、読んでよかった!」
って感想。

作者のやりたいことや、思いついたことがひたすら詰め込まれてます。
そのため『話がグダりやすい』『解説のセリフが多い』『矛盾点が生じる』等の欠点もあります。(特に28巻は面白くなかった...)

しかし如何に欠点があろうと、この作品は心から愛すべき作品だと思います。
言い方は悪いですが、『人』が死ぬ度に泣かせてもらいました。
あえて『人』を用いましたが、ここには勿論オートマータも含まれています。特に最古の三人とフランシーヌ人形には泣かせられました。

藤田さん、ありがとう!
でも、終幕に勝と鳴海のいきさつを描いてほしかった。結局それでどうなったのか気になります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-03-03 01:06:57] [修正:2009-12-11 16:08:19] [このレビューのURL]

8点 KAZE

かなり面白いです。
戦国時代なのに戦車がでてきたり、怪物がでてきたりします。
近未来的なアクション漫画が好きな人にはストライクかと。
前半はグロい描写が多いですが(+若干のエロ)、そのうち少なくなります。
また後半からの怒涛の展開にはかなり熱くなりました。

クライマックスがかなり短めですが、作者もコメントしている様に、逆にそれがスッキリとして良かったかと思います。

登録もされていませんでしたが、もっと沢山の人に読んでもらいたい作品です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-21 19:12:24] [修正:2009-12-03 09:32:04] [このレビューのURL]

とてつもない名作でありながらも、その絵柄やテーマが取っつきにくいせいか、いまいち名作としての知名度が無い報われない作品。

しかしまぁ、なんという構成力。
話の内容は王道ど真ん中なんですが、つの丸(先生)がそれをやるとなんともまぁ面白いこと。

オグリキャップを意識したようなマキバオーの活躍、最強のライバルとしてマキバオーの前に幾度となく立ちふさがるカスケードは、さながら力石のよう。

そしてなんと言ってもチュウ兵衛親分・・・

熱くて笑えて泣ける、三拍子揃ったこの作品は、ある意味「究極」と言えるのではないでしょうか。

本当に作者が競馬を愛してやまないのが伝わってきますね、「有馬記念」と聞いただけで泣きそうですよもう。

・・・ただし皆さんが言うように第二部、少年ジャンプらしいといえばらしいのですが、正直蛇足でした。(ただし終わり方は素晴らしかった。)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-12-03 00:01:13] [修正:2009-12-03 00:01:13] [このレビューのURL]

先に言っておきます、これはマンガというよりは限りなく絵本に近いそれです。

内容に関してはかなり短いため「単行本」ではなく、ひとつの「短編作品」としてとらえた方がいいです。

宮崎さんも、かなりこの作品には思い入れがあるようで、読んでいる側としても只ならぬ気合いを感じました。(俺だけ?)

ナウシカが好きならストライクなのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-10-13 23:39:59] [修正:2009-10-13 23:39:59] [このレビューのURL]

良い。

ちょっと絵が受け付けなかったが、いやいやもうそんなの関係ない、良い。
一人一人のキャラをたたせるのが非常に上手く、誰かが死ぬことで泣かせる作品には多少の抵抗があった僕ですが、はい、やられました。
完結がとても楽しみです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-07-07 23:49:42] [修正:2009-07-07 23:49:42] [このレビューのURL]

ここのレビューを見て、気になったので買ってみました。

凄かった。
普段ここまで古い作品には手をつけないでいたが、正直見方が変わった。
無論絵柄がどうとかいう問題はない。

あの壮絶なクライマックスを作者は最初から考えていたのだろうか、感服しました。

多分僕と同年代もしくは下の年代の人達にはあんまり受けないし手に取ろうとすらしないんだろうな、もったいないなぁ・・・

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-06-21 19:40:31] [修正:2009-06-21 19:40:31] [このレビューのURL]

安定した名作という感じ。
話自体は王道で、使い古された感じではありますが、なぜか引き込まれます。

なんといっても良かったのは、その登場人物の少なさだと思います。
一人一人の性格から背景まできっちり描き切ったことが本当に好印象でした、使い捨てキャラもいないし。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-05-26 16:56:32] [修正:2009-05-26 16:56:32] [このレビューのURL]