「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

[ネタバレあり]

まさに荒木ワールドォォォォォ!!

この独特の奇妙さ、世界観、相変わらず最高です。
岸辺露伴や吉良吉影が出てくるので、
ジョジョの番外編という感じです。
ちょっと高い本なのですが、
ジョジョファンなら、本作と同等の面白さを
味わえます。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 1200円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-07-03 23:44:41] [修正:2005-07-03 23:44:41] [このレビューのURL]

手塚治虫は漫画界のダヴィンチだ!

死というものを日常の中で体験することが少ない現代では、
なかなか知り得ない、
死を目して、生きることを学ぶということを、
この作品で、得る事ができます。
近年やっと証明されるようになってきた事柄が、
数十年も前に、作品の中に描かれているという事が
なによりビックリです。
BJの矛盾した心の葛藤も永遠のテーマ。
一家に一冊ブラックジャック!

◇この作品の個人的価値=全25巻で 9000円也。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-06-18 23:27:38] [修正:2005-07-03 22:22:40] [このレビューのURL]

歴史のはざまに修羅が在る。

なかなか難しい歴史とのコラボですが、
見事に陸奥と絡み合うストーリーは秀逸で、
外伝とは名ばかりの本作を超える、
大変面白い作品になっています。
インディオ編と幕末編が特に良かったです。
あと源平編の設定には度胆をぬかれ、
信長編の裏にはニヤリとさせられました。
時には地味な編もありますが、
トータル的に満足いく作品達です。

◇この作品の個人的価値=全14巻+裏1巻で 6000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-12 16:56:10] [修正:2005-07-03 22:21:10] [このレビューのURL]

等身大の青春ッス!

地味な普通の日常の設定で、
ありがちといったらありがちの
ラブコメな青春ドラマですが、
まわりのキャラ達のがんばりで、
パワーのある、とても面白いものになっています。
特にレイ子と杉ちゃんのコンビには
大変笑わせていただきました。
よくある展開もこの作品ではマンネリ感がなく、
作者のみせ方がとても上手いと感心しました。
センスの良い絵も好感が持てます。
文句なく面白い傑作です。

◇この作品の個人的価値=全10巻で 6000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-11 15:22:30] [修正:2005-07-03 22:19:06] [このレビューのURL]

大人のヒーロー像がここにある。

かなり贅沢な漫画です。
学校の社会科の教材に使ったら面白いだろうなぁ。
本編にもありますが、本当の人生の楽しみ方を知っている
「人生の達人」である主人公の行動や思想が、
私自信の生き方で少なからずも影響を受けています。
歴史、政治など様々な知識の他にも学ぶべきところが多く、
またそれを小難しくさせずに、
アクションなどもちりばめながら読ませるところが
この作品の最大の長所です。
ちょっと社会派で、ちょっと地味な感じなので、
そういうのが得意でない方は オススメしません。

◇この作品の個人的価値=全18巻で 11000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-05 15:47:43] [修正:2005-07-03 22:18:01] [このレビューのURL]

9点 寄生獣

渾身の一撃は最高の出来。

作者本人も上手くいった仕事と語っているように
本当によく出来た作品です。
(ネタ的にはバオー来訪者とか闘将!拉麺男に似たようなとこがありますが)
主要の登場人物それぞれに、
テーマにのっとった役割分担がされている感じがあり、
すごくまとまりがよかった。
こういった首が転がり、血がドバドバ流れる作品は
基本的には苦手な方なのですが、
あくまでも手段として用いられていた為か
抵抗なく楽しめました。
きっと数十年たっても色褪せる事のない傑作だと思います。

◇この作品の個人的価値=全10巻で 6000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-29 15:06:30] [修正:2005-07-03 22:15:22] [このレビューのURL]

パックが時々うぜえ!

連載当初はそんなに面白いとは思いませんでした。
画力も今ほどうまいわけではなかったですし。
でも多くの人が言うように
鷹の団編は別格の面白さがありました。

迫力ある戦闘描写に磨きがかかり、
彼らを襲う情け容赦ない設定とストーリーは
ベルセルクを大変魅力的な作品へと押し上げていく
大きな要因になってます。

何よりもすごいと感じたのは
グリフィスのカリスマ性です。
あれほどのカリスマ性を持たせることができてるキャラは
あまり記憶にありません。
できれば鷹の団編だけで作品を作って欲しいくらいでした。

最近の展開にはちょっと疑問を抱きつつも、
今は「つなぎ」としてのストーリーだと我慢して、
今後、鷹の団編以上のすばらしい内容を描いてくれることを、
大いに期待してます。

◇この作品の個人的価値=29巻までで 9000円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-04-08 18:15:57] [修正:2006-04-20 02:15:09] [このレビューのURL]

これぞカルチャーショック!

アジアの癌といわれ諸外国から嫌われまくっている日本人。
レジスタンス相手に啖呵をきったタカハシのセリフは、
されど日本人と思わせる名セリフでした。
日本人は根っからのビジネスマンなんだよなあと納得させられました。
いやいやかっこいいですよ企業戦士MADE IN JAPAN、金に埋もれて死んでゆけ。
発展途上国を大切に。近隣国を大切に。現地妻も大切にw
ああそういう私もメイドインジャパンだなぁ〜

◇この作品の個人的価値=全4巻で 文化交流1ヶ国分也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-11-03 15:48:41] [修正:2005-11-03 15:48:41] [このレビューのURL]

ナイーブな内面とハードな現実のコントラスト(引用)

コミック巻末にある解説が、この作品の世界観により深みとコクを与えてくれて、
またしっかりとした知識の元で話が成り立っているので、
大人が読んでも楽しめる作品。

主人公ガリィの、戦いの中に自分の存在を求めるの姿が魅力的に描かれ、
彼女と一戦交えるサイボーグ連中も、機械の見た目とはウラハラに、
実に人間臭い複雑な感情を持ったナイスな連中ばかり。
賞金稼ぎあり、格闘スポーツあり、恋愛あり、さまざまな要素を取り入れ、
飽きさせずに作品に広がりを持たせているので、
濃い世界を楽しめると思います。

内容とは別にして面白いのは
映画「ローラーボール」を元にしたストーリーが組み込まれているこのマンガが、
今度は原作として、ジェームス・キャメロン監督の元、映画化されるという事。
映画から→マンガへ→そしてまた映画へ。
珍しい流れだなぁと思いました。
映画大国アメリカとマンガ文化のニッポン、
お互いが刺激し合って、パクり合ってのスキルアップは
映画ファン、マンガファンにとって嬉しい事なので、どんどんやってほしいものですね。

◇この作品の個人的価値=全9巻で 2700円也

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-10-11 19:22:06] [修正:2005-10-11 19:22:06] [このレビューのURL]

まさに和醸良酒の世界です。

酒に関する数多のウンチク、
ここに近代農業の問題、地域社会の問題が絡んできます。
それも物語を展開していく上での
欠かせない要素として絡んでくるのです。
これは本当に勉強になる作品。
ストーリーに関しては「良い話」という感想しか持てませんでしたが、
人生を酒造り一筋にかけるじっちゃんの生き様はすばらしく、
そしてまた切なかったです。

また「味」が絡んでくる為、やはり作者の表現力不足の感は否めませんでした。
確かに日本酒は世界一味が複雑な酒なので、表現は難しいと思いますが。。。
それでも日本酒への見方がだいぶ変わる良質の作品です。

◇この作品の個人的価値=全12巻で 3500円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-07 19:31:39] [修正:2005-10-09 22:39:34] [このレビューのURL]