「コステロガーデン」さんのページ

総レビュー数: 225レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年06月12日

ファンタジーなマンガ的絵本。

20年くらい前の懐かしい作品です。
当時は幼かった為、面白さがよくわかりませんでしたが、
年を重ねるにつれ、その面白さと奥深さに引き付けられていきました。
何度も読み返して、本がぼろぼろになったため、
最近、買い替えました。
ただ、せっかく絵本のように綺麗なカラー作品なのに、
サイズが文庫版しかないということでこの評価です。
物語自体には10点つけてもよい名作です。
この作品好きな人はジブリスタッフの二木真希子さんが描いた
世界の真ん中の木(これもたしか文庫版のカラー作品だったような?)
もオススメですよ。

◇この作品の個人的価値=全1巻で 600円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-26 23:02:38] [修正:2005-07-03 22:24:35] [このレビューのURL]

いわずとしれた伝説の少年マンガ。

少年の冒険心をくすぐるエッセンスを
たくさん持っている作品。
特にピッコロのあたりはホント大好きです。
でもそれも序盤から中盤までの話。
あとはちょっとづつ強くなりながらくり返される
地球を守る為のバトル、バトル、バトル。
それでも面白いと思って最後まで読めてしまうのは、
序盤から中盤にかけての、
ものすごい面白さにやられてしまっているからなのでしょうか?

◇この作品の個人的価値=全42巻で 15000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-29 16:39:24] [修正:2005-07-03 22:23:44] [このレビューのURL]

1コマ1コマがアートの世界

松本大洋の最長編作品は雰囲気を楽しむことが出来れば、
もうそれでOK!
他にない世界観と感情表現は読み手を選ぶだろうし、
絵柄も好き嫌いがあるかもしれない。

童話のような、絵画のような、
作者のイノセンスな世界観を見せ付けられました。

◇この作品の個人的価値=全8巻で 4500円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-08 18:23:57] [修正:2006-04-08 18:23:57] [このレビューのURL]

つの丸(マルゼニスキー)のコメントが意味不明?

この作品はチュウ兵衛がキーポイントでした。
特にあの。。(内容わかっちゃうので書きませんが)
マキバオーの精神的成長に多大な影響を与えるのと引き換えに、
作品自体の盛り上がりや質を欠けさせてしまったという残念な結果でしたが、
それでもカスケードに勝つことを純粋に追い求めていた有馬記念までは
それなりに面白かったです。その後のWC編は必要ないですが。
個人的にはベアナックルみたいな超個性馬とか好きですが
最後の方はやりすぎですし。

なんとなくジャンプ特有の過剰演出に袋小路へ迷い込んだまましりつぼみになって終了!
という感じでいいエンディングを迎える事ができませんでしたが、
いつまでも挑戦し続けるという熱い思いは伝わってきた気がします。

◇この作品の個人的価値=全16巻で 3200円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2006-04-08 18:11:11] [修正:2006-04-08 18:11:11] [このレビューのURL]

プロポーズしたいあなたへ。。。

作品的にはすれ違いを繰り返していくよくあるパターンのラブコメ。
そんなに言うほど面白いものではない。でも、この作品の雰囲気、温かいんだよなあ。
強烈に印象に残る名セリフが沢山あるんだよなあ。
時間の流れが作品の中でうまく生きてるんだよなあ。なんかすごいなあ。
高橋留美子はこのくらいの連載期間がちょうどいいなぁ。

◇この作品の個人的価値=全15巻で 1500円也。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2006-04-08 18:06:55] [修正:2006-04-08 18:06:55] [このレビューのURL]

ガラスの十代

これほどまでにネガティブで繊細な主人公は今までにいたのでしょうか?
すごいですね。暗いですね。切ないですね。悲しいですね。胸が締め付けられる思いです。
そして、この暗さのなかに
「だからこそ今この一瞬一瞬を精一杯悔いなく生きよう」という思いが読みとれました。
そんでもって、
壮大なスケールの中で戦うエヴァと、それを操る少年の脆く小さな心のコントラストが
さらに儚さとほの暗さを抱え、たまらなくイイ感じです。

連載開始から10年経ってまだ9巻までしか出ていないというのが正直つらいところ。
アニメの終わり方はあまり評判よくないようですけど、とりあえず早めにきちんと完結させてほしいです。

◇この作品の個人的価値=9巻までで 3600円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-11-03 15:51:38] [修正:2005-11-03 15:51:38] [このレビューのURL]

駆け抜けろ!人生!!ニョホ!

「ジョジョ」との違いは、いわゆる「スタンド」よりもその「能力」の方に重点を置いているところでしょうか。
そのおかげでバトルも以前に比べればだいぶ素直になってきましたし、
その分、キャラ1人1人の掘りさげや、ストーリーに謎を多く含めた展開で
読者を楽しませる方向に向かいつつあるように思います。
レースが基盤となっている為、疾走感があるのも、とてもワクワクさせるものがありいいですね。
このままの勢いで続いてほしいと願います。

◇この作品の個人的価値=5巻までで 2000円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-10-15 17:58:09] [修正:2005-10-15 17:58:09] [このレビューのURL]

7点 レベルE

「我」がでまくっている天才的作品。

参りました。
この作者の頭のなかはいったいどうなっているのでしょう?
すごい展開をいともあっさりやってのける感じが天才的です。
ギャグもよかったです。キャラもよかったです。
バトル漫画よりこういう作品を描くのが性にあっていると思います。
もう少し続いて欲しかったです。

◇この作品の個人的価値=全3巻で 1000円也。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-06-04 00:30:15] [修正:2005-10-09 22:41:14] [このレビューのURL]

7点 AGAPES

闇の中で戦い続けた日々は決して君を裏切らない。。。

絵のテクニックのレベルばかりが上昇して、中味の薄いマンガが多い中、
作者が美しいと思う人間像を惜しみなく登場させるこの作品は、
「Bバージン」同様、読者に何かを与えることを目的に描かれています。

一方的献身であるアガペーを、身を削りながらも純粋に遂行する主人公ユリは
恐ろしい程に健気で、デリケートな存在。
そんな彼を取り巻く4人の男達もまた、底知れぬ闇を抱えながらも戦う戦士。
そして、そんな彼等を支え、見つめる女性たち。
みんなそれぞれ大きな闇を抱えていて、それに潰されそうになりながらも
必死にもがき、光を求め足掻き続ける愛すべき人物像たちです。

作中、太極図を指していった言葉があります。
「光は完全な光ではなく必ず一点の闇をもち、闇は完全な闇ではなく必ず一点の光をもつ。
いっぱい傷付いて落ち込むんだ、救われないほど暗く深く、絶望のどん底で初めて見える光がある
それが本当の希望だよ。」
挫折とか絶望とかを恐れずに飛びこめば、光は見えてくる。という
この国で闇を恐れて生きる我々への大きなヒントがそこにあるようです。

残念な事に打ち切りになってしまった作品なのですが、
打ち切りながらもうまくまとめて終わらせています。
できることなら陽編もダイジェスト的にでもいいから読みたかったです。
「Bバージン」のスターシステムもまたちょっと嬉しい演出でした。

◇この作品の個人的価値=全9巻で 3000円也?

ナイスレビュー: 2

[投稿:2005-09-21 23:21:45] [修正:2005-10-09 22:20:55] [このレビューのURL]

人情味溢れる新世代の不良ギャグ漫画。

タイプでいくと、「湘南爆走族」と同じ匂いがする作品。
ギャグのセンスは天下一品で、ストーリーもきっちり魅せてくれます。
1話、2話くらい読むと、この作品と馬が合うかどうかがわかるので、
面白いと思った人は、右肩上がりに面白くなっていきますから読破をお薦めします。

ギャグは、卑怯で強くて自由奔放な三橋と、男気溢れる伊藤のコンビに、
単純バカの今井が加われば最強のトリオ・ザ・漫才という感じ。
彼等のバカさ加減に自然と笑いが込み上げてきます。

シリアスストーリーの中では開久高校への殴りこみ、
相楽のリターンマッチ含め、開久がらみのモノがダントツに面白かったです。
それでもストーリーとして高いテンションを維持できていたのは軽井沢編まで、
それ以降は、最終バトルまでスタミナ切れの感じを受けました。
エンディングもググッと盛り上げて終わらせて欲しかったのですが、
スカッとする感じが無く、煮え切らない終わり方で残念でした。

追伸、三橋のやんちゃで意地悪な行動、言動が
ロンブ−のアツシとかぶるのは私だけでしょうか?

◇この作品の個人的価値=全38巻で 5700円也

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-08-26 22:17:40] [修正:2005-08-26 22:17:40] [このレビューのURL]