「blackbird」さんのページ
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胸キュンものから硬派なものまで。
少女・少年マンガから青年マンガまで。
大事なことはたくさん漫画から学びました。

6点 さよならもいわずに
同じ屋根の下にいても、お互い別の事をしたり、
話しかけないってことは当たり前にある。
それなのに、ほんの2,3時間見なかっただけの間に、
パートナーが亡くなってしまうなんて・・・やりきれない。
日常の中で、その人「だけ」がいない。
その違和感。
きっと、ずっと、慣れないだろう。
この物語は、まだ彼女が風景に溶け込んでいってしまう前の、
失った悲しみにもがく、作者の姿。
がむしゃらに仕事をしたり、普通に歩いたりしている時に
フラッシュバックのように襲ってくる、得も言われぬ感情。
闇に飲まれてしまいそうなコマ。
哀しいというよりも、何でいないのか感情がついていけなくて
気持ち悪くなりそうな思いが伝わってくる。
どうしてここまで、こんな苦しい時期に描かなければ
いけなかったのか。
自分の人生を切り売りするとか、商売上手とか、
言われることもあるだろうが、本人もこの状況下でも
「おいしいネタ」と自覚しながら書いたほどの確信犯。
他の作品を読んだことがないが、根が漫画家なんですね。
やっぱり表現者、そして、全てを細部に渡って記録する
ことによって、自分の記憶にとどめ、彼女を遺したんですね。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2011-06-27 22:31:47] [修正:2011-07-25 22:53:22] [このレビューのURL]
原作を忠実に再現したコミック。
多少絵は少女マンガ的だけど、それほどの違和感はありません。
先に原作を読んでいたので、原作の方がほろっとさせられたように
感じましたが、
「主人公がけなげにがんばってて、ええ話や?」という感じでしょうか。
関東と関西の味の違い、だしの取り方ひとつとっても違って、
そこに悩み、ひとつひとつ店の味を作っていく姿は、
謎の武士でなくとも応援したくなるし、ちょっと食べさせて、と
言いたくなります。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-07-24 22:22:45] [修正:2011-07-24 22:22:45] [このレビューのURL]
9点 へうげもの
面白いですね。
歴史、特に戦国もので文化、特に茶道、陶芸面から描くことは
ほとんどなかったのでは。
珍しい視点です。
ところどころ、いい勉強になります。
作者独自のキャラ設定、ギャグも、好みがあるけどいい塩梅。
利休がいなくなり、秀吉がいなくなり、
とうとう戦国時代も佳境にさしかかって、
最後はどうやって終えるのかなと、そこがポイントですね。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-07-24 22:09:26] [修正:2011-07-24 22:09:26] [このレビューのURL]
5点 珈琲時間
こういう雰囲気は嫌いじゃないだろうに、
いまひとつ浸りきれなかった感がありました。
せっかくのコーヒーも、
思ったよりもあまり効果的に話を盛り立てるわけではなく、
香りがしてきそうという感じでもなかった。
同じ人物が出てきたり、二回読むと人のつながりも
見えてくるけど、ふうん・・・という程度になってしまったのが
残念です。
はるみちゃんと叔母さんの話は好きでした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2011-07-21 23:10:31] [修正:2011-07-21 23:10:31] [このレビューのURL]