「blackbird」さんのページ

総レビュー数: 185レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年03月31日

5点 ボレロ

素晴らしいコーチに出会って、自分がスケートで表現したかった世界を
描けるようになった、環の成長ストーリー。

いろいろな世界で、道を究める時に愛情までも重ねてしまう女性が多いのだろうけど、環もたがわずコーチに魅かれていく。

初めて、本当に愛される(不倫なんで本当なんだかは何とも言えない)事を知り、人に優しく接し、愛情をかけることを知っていく。
虚勢を張っていた自分が本当は小さい存在で、だからこそ愛しいという、自分発見は、この作者の作品に何度も何度も描かれた主張。
正直、またこの流れか・・・と思ってしまうが、これが槇村ワールドですかね。

女性の成長とともに、スケートや、表現の魅力も楽しませてくれます。

絵はまだそれほど崩れてはおらず、ぎりぎり綺麗な絵を楽しめます。
最近の作品も、せめてこの位で描いて欲しいです。


他短編が一つありますが、ちょっとバブルっぽいな。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-15 13:34:19] [修正:2011-09-18 18:14:32] [このレビューのURL]

こういう雰囲気は嫌いじゃないだろうに、
いまひとつ浸りきれなかった感がありました。

せっかくのコーヒーも、
思ったよりもあまり効果的に話を盛り立てるわけではなく、
香りがしてきそうという感じでもなかった。

同じ人物が出てきたり、二回読むと人のつながりも
見えてくるけど、ふうん・・・という程度になってしまったのが
残念です。

はるみちゃんと叔母さんの話は好きでした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-07-21 23:10:31] [修正:2011-07-21 23:10:31] [このレビューのURL]

食べ物を扱うバイヤーが、いくらなんでもそんな知識も無いわけがない、というような設定。
食べ物うんちくは若干、女版「美味しんぼ」っぽくもあるが、それほど説教臭くはないのが助かる。
トラブルが起こっても何だかみんなで頑張ってうまくいくという、ストーリーとしては何がどうだという事もない。

トラウマのある榎木田との恋愛も、一進一退。
素直でないというのもほどがあるだろうという、もどかしさ一杯。
絵柄も少女マンガというほどではないので、気軽に読めます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-15 22:34:33] [修正:2011-06-18 15:06:57] [このレビューのURL]

5点 ONE PIECE

今更書くまでもない「世界中で読まれている」漫画。
読まれているから名作、名作だから多く読まれる訳ではないのだろう。
でもここまで大きくなったら、この路線で突き進むしかないでしょう。

多くで語られるように、これからありとあらゆる布石を拾っていくそうですが、それにしてもあまりに長い。拾いきるまで、何年かかるのかなあ。

人物も、突っ込みどころも多い。
絵は込み入り過ぎて疲れてしまいますが、キャラがたってて、ところどころ笑える。
仲間というキーワードがくどいほど出てくるのは、そういう仲間が希薄な世の中だから?

感動しまくる人がこんなにいるのかと思うと、やはり今は安っぽい話で涙を流せるんだなあと思う。簡単なものだなと正直思ってしまう。

ごちゃごちゃした絵の書き込みも、キャラの多さも、いかにそういうのが好きな読者にいろいろ探させてあれこれと推理させたりするため、と思ってしまう。

ナイスレビュー: 5

[投稿:2011-04-14 23:15:39] [修正:2011-06-18 12:17:10] [このレビューのURL]

男の子に人気が高く、力のあふれる作品ですが、
やはりあまりに非現実的・超人的で引いちゃいました。
どんどん強くなりすぎでしょう・・・
戦い漫画みたいで、正直、ちょっと白けたというか。

命を助けるとかは好きなテーマなんですが、
最後のインドネシア遠征の話は、あんまりな設定。

もう少し現実にありそうな場面で、劇的な救出劇を
描いてほしかったなと思いました。

多感な少年時代に読むと、勇気が湧いてくるかも。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-18 07:21:40] [修正:2011-06-18 07:21:40] [このレビューのURL]

江戸が400年続いているという設定が、効果が今一つ不明。
女の子が男の子みたいで、男の子が女の子みたいで・・・
だんだん倒錯してくるのだろうか。

まだ最初の方しか読んでいないのでわからないが、
ざっくりした江戸時代付近のお勉強を、ほのぼのしているという風情。

男性が読むにはちょっときついかも。
点数は今後の進み具合で変わってきそうです。

現在5巻、ストーリーが少しうねりだしてきました。しかし人物のかき分けがつかないので、ちょっと苦しくなってきましたね。名前も似てるし、顔ははっきりいって同じ。どうするのかなあ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-06 16:41:17] [修正:2011-06-08 11:34:39] [このレビューのURL]

「はいからさん」や「緋の稜線」みたいな、古き良き大正の雰囲気を楽しめる。

まだまだ女性が結婚して家に入るのが当たり前だった時代に、新聞社を立て直すべく、社会に強く挑むチカラはさわやかに凛々しい。
男性陣が和服やらマントで、格好良く見えること二割増し。

短い作品ですが、丁寧に描かれています。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-09 20:42:02] [修正:2011-05-16 17:27:03] [このレビューのURL]

5点 殺手

「天涯の武士 小栗上野介」が予想外に面白かったので、また満州という、描くのが難しい時代・土地を描いた本作品に手を伸ばしてみました。

面白かった!
この作者は引き込んでいくのが上手いなあ。

・・・でも、これで未完なんてあんまりです。
なんとか最後まで描いてほしいですが・・・無理でしょうかね。
本当に残念です。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-16 17:05:15] [修正:2011-05-16 17:25:45] [このレビューのURL]

コンサルタント会社に入った錦小路さんを中心に、働く女性、男性、上司の物語。

作者が得意とする、会社でのキャリアも恋も頑張りたい女性たちの様子が、テンポよく描かれている。

実際に会社で女性がキャリアを積んでいくと、男以上に肩肘張って成果を出さないといけなかったり、どうしても性差を感じることが多い。

今は色々環境も変わり、女性も多くキャリアを積んでいるが、それでもちょっとバブルの時代を感じるこの作品の時代とも、基本的にはあまり変わらない部分があるのではないかと思わせる。

オムニバスぽく構成されているので、最後はこれでいいのか?と思ってしまう。錦小路さんの話で終われば、何となくまとまりもつきそうなんだけど、ちょっと尻切れトンボのように感じてしまう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-16 17:23:25] [修正:2011-05-16 17:23:25] [このレビューのURL]

5点 おせん

「和」「食」「スローフード」「手作り」など、好きな世界の話。
最初はなかなか粋な姉さんがすかっとやってくれる、と面白かったのですが、だんだんトーンダウンというか、若干鼻についてきた感じ。

和のしつらえなどはなかなか勉強になりますし、マネして作ってみたものもあります。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-12 19:36:56] [修正:2011-05-12 19:36:56] [このレビューのURL]

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