「blackbird」さんのページ
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胸キュンものから硬派なものまで。
少女・少年マンガから青年マンガまで。
大事なことはたくさん漫画から学びました。

6点 金魚屋古書店
「ああ、そういえばこんな漫画あった」「結構好きだったな」と楽しめるけど、何度も読み返すほどではない・・・かな。
70、80年代の漫画を扱っていることが多いので、この年代を楽しんだ人は楽しめるかもしれないが、後はもっと新しい世代が、「こんなのあるんだ」とこれで発見していくものなのかどうか。
しかし後半になると扱われる漫画がかなり自分の好みと合わなくなってきた上に、人物の描き分けがつかなくなり、何が何やら・・・正直もういいかなって感じです。
でも、こんななんでも揃う古本屋さんがあったら、助かるだろうなあ・・・
夢のようです。
ぜひ近所にほしいです。
そしてあの倉庫で一日過ごしてみたい。
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[投稿:2011-06-12 12:39:11] [修正:2011-09-18 18:18:30] [このレビューのURL]
6点 スキエンティア
現代よりちょっと進んだ近未来。
科学によってもたらされる恩恵を、使うか、使わないか。
たとえば、自殺願望の女と、最後にもう一度若い体に戻って思い切り働きたいという女の入れ替え。
ロボットに最後を看取られていく男。
命と引き換えに才能を得る男と、それを断った男・・・など。
人は何に幸せを感じるのか、人を羨ましく思うのか、
生きる価値とは何なのか。
色々な事を考えられる一冊です。
最初に読んだときはそれほどでも・・・と思ったけど、
二回目に読んだら、作者の温かい目線が感じられ、
とても救われた気分になりました。
それほど絵が上手い!という訳ではないけど、読み応えのある、
誠実な作りです。
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[投稿:2011-06-23 13:23:53] [修正:2011-09-18 18:15:45] [このレビューのURL]
6点 さよならもいわずに
同じ屋根の下にいても、お互い別の事をしたり、
話しかけないってことは当たり前にある。
それなのに、ほんの2,3時間見なかっただけの間に、
パートナーが亡くなってしまうなんて・・・やりきれない。
日常の中で、その人「だけ」がいない。
その違和感。
きっと、ずっと、慣れないだろう。
この物語は、まだ彼女が風景に溶け込んでいってしまう前の、
失った悲しみにもがく、作者の姿。
がむしゃらに仕事をしたり、普通に歩いたりしている時に
フラッシュバックのように襲ってくる、得も言われぬ感情。
闇に飲まれてしまいそうなコマ。
哀しいというよりも、何でいないのか感情がついていけなくて
気持ち悪くなりそうな思いが伝わってくる。
どうしてここまで、こんな苦しい時期に描かなければ
いけなかったのか。
自分の人生を切り売りするとか、商売上手とか、
言われることもあるだろうが、本人もこの状況下でも
「おいしいネタ」と自覚しながら書いたほどの確信犯。
他の作品を読んだことがないが、根が漫画家なんですね。
やっぱり表現者、そして、全てを細部に渡って記録する
ことによって、自分の記憶にとどめ、彼女を遺したんですね。
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[投稿:2011-06-27 22:31:47] [修正:2011-07-25 22:53:22] [このレビューのURL]
6点 天の鷹
幕末の戦いに敗れた会津藩士が二人、アメリカにわたり、
アメリカ人とインディアンの戦争に今度は命をかけていく話。
着眼点は面白いなとは思いましたが、やはりそれほど思い入れることのできない土地、そして戦い。
約束を反故にし、どんどん土着の民族の土地を奪っていった、
当時の白人たちの嫌らしさが前面に出ていて、嫌な気分が残ること
この上なし。
日本人、会津人魂はすごい!とは思いましたが、あまり読後感はすっきりしはしなかった作品かな。
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[投稿:2011-06-27 21:00:55] [修正:2011-06-27 21:00:55] [このレビューのURL]
実はまだ「蟲師」を読んでいないのに、先にこっちを読んでしまいました。
ちょっととっつきにくいかなと思って保留していましたが、こちらに
収録されている「虫師」二編を読んで、本編も読んでみようと
いう気になりました。
何となく引き込まれそうで、最後まではぐっと掴まれない話が
多い中で、最初の「岬でバスを降りた人」はなかなか良かったと
思います。
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[投稿:2011-06-23 14:12:22] [修正:2011-06-23 14:12:22] [このレビューのURL]
6点 くじら日和
昔沢山遊んでもらった従妹を、ずっと慕う勇魚(いさな)。
一方の従妹・鶴ちゃんは、妹の存在と言い切る。
王道だー!
まあ、アパートに年頃の男の子ばかり残すという
お茶目なことをしちゃう親はシチュエーション的に
あり得ないですが・・・それはそれとして。
亀くん。いいヤツすぎでしょ。
鶴ちゃん。ニブすぎ。
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[投稿:2011-06-22 14:38:06] [修正:2011-06-22 14:38:06] [このレビューのURL]
6点 すくらっぷブック
懐かしい。懐かしさが恥ずかしい。
思い切り入り込んで読んでた頃の自分が恥ずかしい。
恥ずかしすぎるから6点。当時だったら8点位つけたかな?
なんだってあの二、三頭身のキャラ達にあんなに
入り込んでいたのか・・・
いや、やっぱりそういう時代って必要だなとも思ったり。
クラスの男女別メンバー一覧表とかクラス中の相関図とか
あったように思いますが、幾らなんでもこんな恋愛ばっか
してないだろ?!すごすぎる・・・
それにしてもこの漫画をあんなに読んでも、
星座の話はどうも苦手だったのが我ながら不思議。
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[投稿:2011-06-22 14:27:42] [修正:2011-06-22 14:27:42] [このレビューのURL]
6点 座敷女
あの絵が怖い。
怖い、怖い言いながら読みました。
昔々の都市伝説がヒントなのか、ストーカーのオチを都市伝説にしたのか、
どちらにしても、怖かったです。
やっぱり怖いのって生きてる人間だなあと思います。
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[投稿:2011-06-18 14:51:53] [修正:2011-06-18 14:51:53] [このレビューのURL]
6点 長い道
不思議な、不思議な夫婦の物語。
背景がさっぱりわからないし、こんなどうしようもない男に、
何で親の言いなりになって嫁いでくるのかもわかんない。
男女の機微ってのはそんなものでしょうか・・
いや、かなり特殊な感じがしますね。
何か起こりそう、何かぐっと展開しそうになったところで、
ひゅっとかわされちゃうような連続。
この空気や絶妙な間合いがいい、嫌されるという人と、
合わない人とが、はっきり分かれちゃいそうです。
何だろうか、雰囲気を味わう漫画というのかな。
背景とか、情景とかのタッチは好きですね。
のどかな気分に浸れます。
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[投稿:2011-06-18 07:03:59] [修正:2011-06-18 07:03:59] [このレビューのURL]
6点 Dr.汞
天才的な医者の漫画、というとブラックジャック。
彼もなかなかヒューマニズムあふれる人だったけど、こちらもなかなか。
「魂を救う」と言われるように、泣き叫ぶ心を治療しているような話が多い。
それにしてもなぜパンツ一枚で窓辺に立つ?
光過敏症ってそういう病気?
看護師さん、コートに裸の、唇がやけに赤い男を格好いいと思うんですか・・・?
何でこの人の描く人はセクシーさを全く感じないんでしょうか。
男も。女も。
そして、キメのセリフがつい笑いを・・・
・・・と、まあ、突っ込みどころが満載の能條ワールド医療版です。
突っ込みどころという観点だったら10点差し上げたい。
医療系漫画でも、異色の作品。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2011-06-13 14:38:43] [修正:2011-06-16 00:14:43] [このレビューのURL]