「blackbird」さんのページ

総レビュー数: 185レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年03月31日

風呂でよくぞここまで笑いをとって、引っ張ったなあと感心する。
我々日本人にとっては当たり前のお風呂の光景が、いちいちローマ人には物珍しく、その表現も面白い。

ただ、やはりだんだんネタは尽きてきたかな。
1巻を読んだ時の笑いは、2巻とは比べ物にならない。
そして映画化が決まったような3巻。
読みきりではなくなって、話もネタもダラダラしてきた感あり。
本当にそろそろ終わりにした方がいいのでは。

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[投稿:2011-04-11 23:06:11] [修正:2011-04-25 19:22:57] [このレビューのURL]

母親が事故で亡くなった事で家族の時間が止まってしまった鯛子一家。そこから心が固まってしまってた。
でもいろいろな人に出会い、ようやく心が解放されて、ダンサーとしての道を歩み始める。

今までのダンス漫画にはない、自由で日本人らしくない、感情を表に出す主人公。気位の高い人の多いダンス界にあっては、そのキップの良さが気持ちいい。
ちょっとだけ家族や幼馴染から、あふれるほどの愛情を貰って育ったいい子というのが、少し鼻につく事もあるかも。

エネルギーのある人のまわりには、魅力的な人が集まってくる。(お父さん、三上、容子さん、愛子先生、マイクなど)
何年も無駄にした鯛子が、みんなの協力を経て、刺激を受けて、ダンサーとしての新たな顔をどんどん発見して、成長していく姿が嬉しい。

ストーリーとしては展開が若干唐突。親が死んだという事で、その後も「死」とか「生きる」というテーマが何度となく出てくる。
第一部の終わり方も唐突で「何?」って感じ。

これに加え、絵も最近の流れで雑なためマイナス。(最近の槇村さんの絵が好きな人はいいかもしれないけど、やはり「白のファルーカ」位綺麗な絵の時代を知っているとこのデッサン的な絵が残念)

続編として「ヴェネチア国際編」、短編「お天気予報」に、鯛子のお兄ちゃん&彼女の出会いの物語があります。お兄ちゃんが優しいんだ、これが。

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[投稿:2011-04-20 20:32:05] [修正:2011-04-20 20:32:05] [このレビューのURL]

オーナーのキャラが強烈な事はしょうがない。
でもそれにも負けず、地味ながらそれぞれが個性を出していている。

レストランの事もわかり、とても面白いのだが、いかんせん話がまわりくどい。
これはこの作者の個性といえばそうなんですが。
この巻数で終わってちょうどいいかも。

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[投稿:2011-04-19 20:32:10] [修正:2011-04-19 20:32:10] [このレビューのURL]

絵柄や女の子の表情、久留里のちょっと抜けた感じがちょっと萌え系なのかと思ったけど、そうではないのかな。

ひょんなことから同居するようになった高杉温巳と、年の離れた従妹・久留里の距離が、少しずつ近づいていく様子がほほえましい。

その間にあるのがお弁当。
日々、相手の事を考えて献立を考え、口にするものを丁寧に作り、家族が同じ献立を食べる。
同じ釜の飯、というが、家族の間にある食べ物って大事なんだと改めて感じさせる。そりゃあ体の大半が同じものでできるんですからね。
おかずの数だけ幸せの種が出来るでしょう。

温巳とその同僚たちの、地理学の話も新鮮で面白い。
学問の世界って厳しいんですね。

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[投稿:2011-04-18 20:19:17] [修正:2011-04-18 20:19:17] [このレビューのURL]

敷居の高いクラシック、小難しそうな作家の顔ばかり見ていた大音楽家たち。それが生き生きと描かれ、「べとべんさん」などと馴れ馴れしく呼ばれ、ピアノやオケが演奏を始めると音が聞こえるようで、随分敷居が低くなりましたね。

ギャグの相性はあると思うし、お世辞にも上手とは言えない絵だけど、個性的なキャラが立ち、男女関係なく楽しめる作品だったと思う。
恋愛は絡んだけど恋愛漫画ではないし。

だからこそ多く書かれているように、最後まで丁寧に、千秋・のだめ双方の成長と成功、共演を描いてほしかったなあ。
付け足しのようなエンディングは悲しすぎる、ということでこの点数。
ああ、もったいない!!

後半は完全に映像化された方が勝ち・・・では、漫画の価値がね・・・。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-04-17 16:48:05] [修正:2011-04-17 16:48:05] [このレビューのURL]

幼馴染って、家族ぐるみでの付き合いもあったり、思い出があったりで、なかなか恋愛に発展しづらくて・・・

告白してダメになって全て失うなら心の奥にとどめておこう、という、もう、本当にベタなシチュエーション。

どちらもうじうじうじうじ・・・
最後の最後は本当にいい加減はっきりすればいいのに!!と、ちょっとイライラしました。
でも何となくみちるの家族や、登場人物のほのぼのした雰囲気で、嫌な印象はない。亮平も、モデルをやるほど恰好良くて恋愛慣れしてるのに、みちるだけにはやたら弱いし。

周辺の人物たちのオムニバスの続編もあります。こういう風に、人物キャラの設定がしっかりしているといいですね。

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[投稿:2011-04-12 16:23:32] [修正:2011-04-12 16:23:32] [このレビューのURL]

6点 砂時計

見事な少女マンガです。

親の死が重く心に残って、彼に素直に飛び込めなくて、彼も支えきれなくて、気持ちはお互いに何度も行ったり来たり。

健全な生活を送れた人にはイライラするかもしれないけど、実際にこういうトラウマがある人は、なかなか消化できなくて、前に進めずに悩むのかも。そういう重さはよく表れていると思う。

「もういいかな」と思うのに、何となく「また読むかも」と、手元に残してあるというのは、何となく魅かれるものもあるという事なのかもしれません。

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[投稿:2011-04-10 15:16:50] [修正:2011-04-10 15:16:50] [このレビューのURL]

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