「blackbird」さんのページ

総レビュー数: 185レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年03月31日

6点 清々と

古くからのお嬢様学校に入学した、庶民派の主人公の話・・・かと思ったが、だんだん彼女に絡む人のオムニバスっぽい作りになってくる。

主体は勿論主人公。
入学を決めた時点でちょっと「燃え尽きた感」があり、周りがどんどん部活を決めたり将来の事を考えていることに焦り始めてしまう。自分だけが何も決まらないという焦りってよく分かるなあ。

そこで出会う友達とのちょっぴり百合っぽい話から、ベテラン教師の思い出話、など、少しずつ話が広がってくる。

何故これが青年誌での連載なんだかよく分からない。
そのせいか?谷川さんの作品に共通する女のいろいろな思いが、ちょっと抑え気味になっているような気がする。でも、ほわっとした、柔らかな空気感はいつもの通り。

さらっと終わりにしていくのかな。今後卒業あたりを見込んでしめていくのか、ゆっくり読んでいきたい。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2011-06-08 14:34:13] [修正:2011-06-08 14:34:13] [このレビューのURL]

最初は素直に面白いと思いましたね。

知識や興味によってギャグの面白さの感じ方がかなり左右されるような気がします。そんな事言わせていいのか!?と思う事も。

2,3巻位までは楽しめましたが、だんだんパターン化してきました。そろそろ潮時ではないでしょうか。
だんだん評価が下がってきてしまいました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-08 13:51:36] [修正:2011-06-08 13:51:36] [このレビューのURL]

恨みを持ったまま死んだ人が恨みの門へやってきて、門番イズコによって
その後の三択を迫られる。
設定としては面白かったです。

最後までやるせないまま終わるのか、魂が救われて終わるのか。
温かみをもって終わる話も増えてきたので良かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-08 11:51:08] [修正:2011-06-08 11:51:08] [このレビューのURL]

大学生から社会人になりたての頃の、恋愛模様がリアルに描かれる作品。
すれ違ったり、社会人として変わっていく頃の恋愛への考え方、
気持ちが離れて行ったり。
多分自分と重ねてしまう女の子が多いと思います。

テーマにメイクがあるように、お化粧の事やファッション、小物に至るまで、可愛さが細かく描かれているので、女の子がとても喜びそう。

個人的には、主人公の恋愛よりも、恋愛経験の少ない友達のサイドストーリーが楽しめました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-06-08 11:12:43] [修正:2011-06-08 11:12:43] [このレビューのURL]

最初に男の子への印象がとっても悪くって、
何かのきっかけで「あれ、そんな悪いわけじゃない?」とか、
「こんな事情があっただけで、実はいい奴だった?」みたいなことで
すごく魅かれていることに気づく。

王道ですね。

作者の初期のころの作品集ですが、結構読者をひきつけたのではないでしょうか。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-28 14:10:12] [修正:2011-05-28 14:10:12] [このレビューのURL]

この人の作品には、本当に嫌な人って出てこなくて、
全体に漂うほんわかした空気がとっても心地よい。

ところどころで泣かせるツボ、ちょっとしたギャグもちりばめられて
いて、その塩梅がいいんだな、これが。

太陽みたいにまぶしい小町ちゃん。
つい素直になれない行動をとってしまう御徒町。でも、ちょっと油断した時に見せる笑顔。
恋愛慣れしていない中学生には、ドキュンの基本ですね!
初々しいです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-28 14:07:07] [修正:2011-05-28 14:07:07] [このレビューのURL]

小さな町で祖母の洋品店を継いだ市江。
職人気質である市江は、その人に合った服をイメージし、長く着られるような仕立てをして、何度もお直しをして一生着て貰う。

一方、百貨店に勤める藤井は、市江の服に惚れ込み、何とか量産してブランド化したいと持ちかけるが、軽くあしらわれている。しかし、何度となく市江の服に触れ、お客様の表情を見て、次第に彼女がどんな思いを込めて作っているかを理解していく。

全体的にレトロ感たっぷりのヘタウマ?な絵で、最初は退屈かと思いましたが、じわじわと、少ないセリフ、表情がないような表情に込められた思い、余白の味に引き込まれて行きます。
大きな出来事があるわけではなく、静かな日々の連続なので退屈と感じる人は全くダメで、好き嫌いが分かれる作品でしょう。
うんちくは全くありません。ただ、ぽろっ、ぽろっと、どんな思いで服を作ったかが見え隠れするだけです。

まだ一冊しか読んでいませんが、少しずつ市江の服や市江の事を理解し、市江もまた自分の事を理解しつつある藤井の事を気にかけるようになってきて、今後物語がどう動いていくのか、楽しみです。

安売りの服ばかり買っては処分するのではなく、たまにはきちんとした服を身につけたくなりますね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-13 16:12:59] [修正:2011-05-19 20:12:32] [このレビューのURL]

一気に遅れを取り戻すために、愛子先生の元でベネチア国際での優勝を目指すことにした鯛子。
静香や、龍一、小泉レナ、ウォンなど、新しいキャラも登場し、世界に出るにはまだまだ壁は高そうです。でも、時折型からはみ出るほどの個性がきらめく鯛子に、ついつい期待をしたくなります。コンクールなんていいから、早く世界の舞台で踊れるといいなあと思いますが・・・

やはりそれには鯛子は恵まれ過ぎなんでしょうかね。(お母さんの事は不幸でしたが) どこかまだまだハングリーさが足りない甘ちゃんかも。三上君と踊れればいいというような、そんな気持ち?

三上もようやくパートナーの怪我から立ち直り、復活してきました。
でも、そんな王子様よりも、すごくぶきっちょで自分の気持ちを素直に伝えられない孤高のプリンス、龍一が気になります。ようやく氷のような冷たさが少し溶けてきたのに、これで出番はなくなっちゃうのは惜しい。

第一部のレビューでも書きましたが、絵がどんどん残念なことに・・・。
特に龍一王子の崩れ方、ウォンの荒っぽさなんてひどいですね。
折角のバレエ漫画(鯛子の人生漫画だと作者は力を入れてそうですが)、綺麗な線で見たいです。
話もちょっと荒っぽい印象を受けます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-04-26 22:42:04] [修正:2011-05-16 17:24:41] [このレビューのURL]

こんなかわいい神様ばかり見えたら楽しいかも?

長い歴史の中で、これだけ宗教がらみで血が流されたことを考えると、日本にある、「八百万の神」という考え方っていいなと思ったりもする。

ほんわか、のんびりとした空気の中で、もう少し周りを意識してみたら面白いと思わせる。
主人公と須佐君のほわっとした空気も良いのですが、結構部長と普門寺さんのエピソードも面白い。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-14 23:46:16] [修正:2011-05-14 23:46:45] [このレビューのURL]

6点 ES

それほど得意分野の話ではありませんが、好きな作者さんなので・・・男性誌に描かれた硬派な内容なので、絵柄もかなり骨太になっています。

記憶をすり替えてしまったり、乗り移ったり、設定は面白かったのですが、残虐なシーンも多く、気分が悪くなってくる人もいるかも。絵が綺麗なので救われますが。

でも、最終的には特殊な能力を持った人物の話は、こういう結末になっていくのかな。イザクは怖かったけど、それを作り出した人間が怖くなっていきます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-05-13 23:59:55] [修正:2011-05-13 23:59:55] [このレビューのURL]