「blackbird」さんのページ
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胸キュンものから硬派なものまで。
少女・少年マンガから青年マンガまで。
大事なことはたくさん漫画から学びました。

6点 銀のスプーン
美味しい料理をメインに据えた、ほのぼのファミリー漫画。
この作者は子供を題材にすることが多く、特に逆境にめげない明るく素直な子がたくさん出てきますが、この作品の主人公も然り。
律君、イマドキのイケメン高校生なのに、ありえない程いい子すぎ。学校でも王子としてモテモテという設定だけど、本人は全く意に介さない。
家にこんなお兄ちゃんがいたら、どんな妹だってブラコンになるでしょう。
こんな子から電話がかかってきたら、どんなクラスメイトだって「キュン死に」でしょう。
一巻が出たばかりの今は、まだ律の将来の夢が語られてはいませんが、多分こういう風に進むのかなという方向が見えます。
子供も安心して読める、ほんわかした作品。
料理自体は普通のもので、目新しくはありませんが、味とか食材とかではなく、家族で食卓を囲むことこそ幸せという感じ。あ、お母さんはちょっと切羽つまっている状況ですが。
最後にレシピもついています。
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[投稿:2011-05-11 23:04:45] [修正:2011-05-11 23:04:45] [このレビューのURL]
6点 サバイバル
小さい時に読んだら怖かった。
今になって読むと、また改めて怖さが。
まあ、この日本で大地震があっても、こんなにも人に会わない事はないだろうとは思います。でもサトルが会った人達の事を思うと、出会わなかった方がいいんじゃないかと思う、人間の怖さ。
ネズミも怖いですけどね・・・
色々学べるところもあった漫画だと思います。
沢山サバイバル的知識を身につけておかないとね。
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[投稿:2011-05-09 22:59:15] [修正:2011-05-09 22:59:15] [このレビューのURL]
6点 ベル・エポック
この作者の作品は、どうしても時代が感じられてしまう。
特に会社の話になると、OLさんの意識やファッション、行動などが「ああ、バブルだな」とか「バブル崩壊後ね」とはっきりしてしまうので、改めて読むと悲しいくらいにそれが浮き彫りになってしまう。
話としては前半は面白い。
綺麗さん(名前がすごすぎ)と音無君の、30過ぎてからの恋愛の進み方や迷い方は良かった。若い時と違って素直に飛び込めなかったり、逆に経験を踏まえて余裕をもっていられたり。
編集の仕事も大変だなあとか、細部までよく書かれています。
関わる人たちのそれぞれのサイドストーリーがオムニバス的に展開されて、面白かったんです。子供ができるまでは。
子供ができた後も、まあ現実的なことがいろいろ起こって、それはそれでいいんですが、なんだか尻つぼみ。
そして最後は主人公ではない人の話でいきなりおしまい。
ええええええ。それはないんじゃないの?まだ続くの??って感じでした。
いくらオムニバスでも、まとめようがあるのでは。
ということで、本当は7点つけたかったけど1点マイナス。
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[投稿:2011-05-09 22:44:14] [修正:2011-05-09 22:44:14] [このレビューのURL]
6点 BELIEVE
ルカの芸能漫画であり、依子の成長物語。
ルカという未知の女性は、魅力的ではあるけど、何となく流されて闇の世界まで行ってしまい、あまり思い入れることができないのが正直なところ。
本当にあんなやばい仕事があるのかなあ。
まあ、ルカは最後の最後に自分を信じてくれた人を得て、家族の愛も得て、ようやく自分の芯をしっかり掴んだようで良かったです。
一方、アヤシイ芸能界には染まりきれない依子。
仕事一筋のキャリアは分かるし、彼女あっての事務所なんですが、平井さんにあれだけ思いを寄せられて、自分も頼りにしているんだから、恋愛しちゃえばいいのに・・・と、ちょっと物足りない。ああ、でも仕事も恋もうまくいったら、それはそれで話としては面白くなくなるのか。
最後に依子さんが立ち上げるであろう事務所で、ルカにどんな仕事を持っていくのか、見たかったですね。
脇役が魅力的。エイコちゃんは一見男前キャラだけど、すごく怖がりで純な女の子。ジャッキーさんは修羅場を潜り抜けたおばちゃんだし、平井さんはいい年して本命には今一つ踏み込みきれない。
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[投稿:2011-05-09 18:24:26] [修正:2011-05-09 22:35:43] [このレビューのURL]
6点 恋のたまご
作者お得意の「女の自立」物語?
周りと同じようにOLをして、いずれ結婚して子供を産んで・・・というコースが当たり前と思っていた眞子。
リストラをにおわす転勤の辞令を機に、初めて自分の力で歩きだす怖さと勇気にぶち当たり、でも自分で生きているという充実感と自信を見出す。
こういう風に、自分で立ってこそ一人前という事を作者は特に最近強く主張するが、それがちょっと鬱陶しいかもしれない。話の進み方もとてもご都合主義だし。
でもゆらゆら揺れて、何から手をつけていいか迷ってしまう眞子の気持ちは、多くの女の子が分かると思う。そして、周りを気にせず自分が思った通りに行動できてしまうともちゃんは、自由でいいなあと思いながら、実際にそばにいたらいらっと来るかも。
まっすぐで裏表のないメガネ男子、まっちゃんがいいですね。突き放すようだけど、暖かい。
それにしても、最近の作者の絵に対する思いってどうなっているんだろうか。ライフスタイルばかりに意識がいってしまって、肝心の絵がおざなり。目力だけ強くすればいいってもんじゃないし、少なくともデッサンの狂いは何とかしてほしい。他の作品のレビューでも書いているが、折角綺麗な絵で魅せていた作者だけに惜しいです。
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[投稿:2011-05-08 21:53:42] [修正:2011-05-08 21:55:25] [このレビューのURL]
6点 雲雀町1丁目の事情
なんかよく分からないけど、くせになる、遊知やよみワールドって感じの作品。
あしながおじさん的な謎めいた前半から、後半になると謎が明かされていくのですが、その人間関係の複雑さというか、面倒臭さが正直妙・・・というか、さすがに無理があるでしょう。ちなも、幾らなんでも素直に自分のおかれた環境に疑問を持た無すぎだし。
でも、主人公のちなを取り巻く人の想いや、ちょっとした一言、特に円筆や、円筆の母のたまへの厳しくも暖かい接し方には、ほろりとさせられます。また、たまの凝り固まっていた心が溶けて行ったくだりは泣かせます。
絵柄が前半のがちがちした絵から、急に後半柔らかに変化しますが、逆に、ちなの宇賀神への誤解が解けて次第に距離が縮まっていくところに合っていた気がします。
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[投稿:2011-05-08 21:15:02] [修正:2011-05-08 21:15:02] [このレビューのURL]
6点 シマシマ
人との衝突を避けて、キレイに生きてる、イマドキ草食男子たち。
しっかりしているようで、男の人に何を求めているのか今一つよくわからないシオさん。
だからこそ添い寝屋という面白い仕事が成り立ったんだろうな。
実際に女性も「こんな見ず知らずのイケメンが隣にいたら眠れない」と思うし、男性は「ありえねーだろ」と思うのでは。
現実的ではないけど、でも読めちゃう。
最後の二冊くらいは急に急いだ展開になってしまい、ラストはちょっと物足りなかったのでこの点数になりました。
ランちゃん、ちょっとかわいそうかな。
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[投稿:2011-03-31 09:47:51] [修正:2011-05-07 23:06:51] [このレビューのURL]
6点 SIDOOH 士道
絵が上手い。
百舌さん綺麗。
翔さんがいつの間にだんだん恰好良ってる。
時代の雰囲気がよく表れていて、時折はっとするような見開きの絵に目を奪われた。
でも人物のかき分けがつかない。
正直、「あんた誰だったけ?」という人が散見されて、誰かが名前を呼んでくれないとすぐには分からないことが・・・
また、歴史上の人物はあまりに顔を変えすぎると違和感ありでした。
特に高杉さん、格好良すぎでしょう・・・いいキャラなんですが。
話はやはり史実とリンクし始めてから、面白みとしては微妙に。そこにあれだけの架空の人物を詰め込んだら、ラストはあんな感じにならざるを得ないかなあ。途中で読めちゃった感じがあります。
それにしても瑠儀を何とか処理するためには、勝海舟をあそこまで悪者にしないといけなかったのか。結局勝はしてやったりってことでしょうか。
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[投稿:2011-05-01 19:38:19] [修正:2011-05-01 19:38:19] [このレビューのURL]
6点 Flower〜フラワー〜
この作者は時々障害のある人を題材にしますね。
今回は車いす生活になってしまった女の子を中心とした話。全体的にほわほわした、笑顔の多い作品なので、暗く沈み込む事はない。
逆に「現実はこんなに周りは理解はないんじゃない」と思ってしまうくらい。どこでも最初は戸惑うけどバリアフリーやユニバーサルデザインに理解を示してくれる。介助犬の話もかなり丁寧な取材に基づいており、昔とはずいぶん時代も変わったということか。
主人公の葵は、車いすになっても常に変わらず自分を見てくれ手を貸してくれる竜太に守られている。ちょっとうじうじと、自分の言いたいことを我慢してしまうのが歯がゆくもある。
この環境で変わらず見守る彼氏がいることは羨ましいことではあるけど、やはり片方だけが負担や「好きな事を我慢させている」という罪悪感をもってしまう。その描き方はこの作者はお手の物。
一つ一つ誤解や本当の心をお互い出していって、距離を縮めるのは、別作「片道切符」同様、ゆっくりでイライラするけど、着実に階段を上っていてほほえましい。
しかし画力が今一つ安定しないですね。顔も角度によって全然違うし、急に顔つきが変わる事も。でもこのほわっとした作風が女の子に人気なのかも。
本編の他、脇役の北川さん&リサ、お姉さんのサイドストーリーも収録されています。
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[投稿:2011-04-28 23:20:49] [修正:2011-04-28 23:20:49] [このレビューのURL]
6点 ラブレター
卒業間近の好きな先輩に、決死の思いでずっと渡せなかったラブレターを渡す女の子の話「ラブレター」。
初恋ですねぇ。どきどきですねぇ。
他にも小学生?高校生くらいの、淡い恋を描いている短編が入っていますが、幼馴染がお互いにようやく恋心に気づいた「ハローグッバイハロー」がかわいい。
お互い全然男女なんて意識してなくて、オナラも平気でしちゃうような家族同然の付き合いだから、急に相手に「好きな子が告白」なんていう場面に遭遇して心が痛んでも、何をどうしていいかわからない。
最後はぐっちゃぐちゃになって、ようやく自分たちの気持ちが分かるところは、よしよししてあげたい可愛らしさです。
絵柄がほんわか、独特な雰囲気を生み出すパステルっぽい感じなんですが、時々毒を吐くような崩し方をするので、浸り過ぎず、いい緩急のような気がします。
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[投稿:2011-04-25 23:01:48] [修正:2011-04-25 23:01:48] [このレビューのURL]