「Dr.Strangelove」さんのページ
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近況 登場人物同士の「会話」を面白く描けるかどうかで
漫画家は一流以上と二流以下に分けられると思う今日この頃
作者の「知性」を感じられる作品が... 続きを表示>>

9点 ドリフターズ
馬鹿話を過剰な緊張感と格調高い画面で大真面目に語る、という平野耕太の方法論が誰の目にも明らかになった作。
わざわざ実在の偉人・有名人まで招いてくるのだからその「格調高さ」へのこだわりは並ではない。
通常では裏目に出ることも少なくないヒラコーの特異な美的感覚も、本作ではことごとく面白さにつながっている。
また、登場人物の造形においても、キャラがどのような表情、所作をすれば面白いかをよく把握している。
ただの幼稚な誇大妄想狂には絶対に書くことのできない傑作だ。大いに期待したい。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2010-08-15 18:24:58] [修正:2010-08-15 18:24:58] [このレビューのURL]
6点 ナチュン
まだ連載始まったばかりだが、
この漫画はイイ!
絵の雰囲気が良いし壮大なSFと見せかけて
南国のゆったりとした生活が描かれているのもグッド。
主人公の世界征服への野望が空回りするばかりなのも
現実的で面白い。
個人的に要注目の漫画。
完結したので追記。
期待していたが後半は馬脚を現し、読者置いてけぼりに・・・風呂敷を広げ過ぎて失敗してしまった感あり。
近未来沖縄gdgd生活漫画でも十分面白かったのだから無理に方向転換する必要はなかったと思う。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-06-21 20:20:26] [修正:2010-08-15 17:51:22] [このレビューのURL]
8点 ACONY
こういう芸当が出来るのであれば冬目も閉じた自家籠中の世界に拘泥せずに、
もっと芸域を広げられる筈とも思わせる。この作品における冬目の画面は、
寒々とした風景と登場人物の暖かみを両立させるマジカルな力を持っている。
小品の趣はあるが傑作である。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-15 17:45:42] [修正:2010-08-15 17:45:42] [このレビューのURL]
9点 放浪息子
話は弱いかもしれないが、キャラが良いのでそんなことは微塵も感じさせない。
二鳥君、千葉さん、高槻さん、佐々さん、有賀君などのキャラの「和」が生み出す魔法的幸福感は漫画史において特筆に値する。
いわゆる「厭な奴」ポジションの二宮君や土肥君でさえ好ましい。
また、ミニマリズムの傑作でもある。形を変えて繰り返される「学校行事」「学校へ行く・行かない」「少年少女たちのすれちがい」。しかしそれは決して深刻なものとしては描かれず、むしろ寂寥感と笑いをかき立てる。
登場人物の年齢が上がるにつれて描くのが難しくなっていく題材なため、どの時期にどう〆るか興味深い。
志村貴子は(基本的には)聡明な演出家なのできっと良い最終回にしてくれるでしょう。
<追記>10巻まで読み、点数を一点上げました。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2007-05-16 18:37:02] [修正:2010-03-31 06:35:38] [このレビューのURL]
5点 青い花
相変わらずの志村ワールドですね。
それ以外言う事無いです・・・
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2007-05-14 19:32:42] [修正:2010-03-27 23:22:10] [このレビューのURL]
8点 今日から俺は!!
卑怯卑怯言われる主人公の三橋、
確かに卑怯だが某カメレオンの主人公に比べりゃマシかと。
肝心なところでは漢見せるし。三橋×伊藤は漫画史に残る名コンビ。
一番笑えたのは今井を監禁するところ。何度読んでも笑えるww
ヤンキー漫画では一番だと思う。
8点付けたはずが、何故か7点になっていたので修正。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2007-02-05 21:42:20] [修正:2010-02-19 15:37:31] [このレビューのURL]
6点 哭きの竜
執筆当時作者が麻雀のルールを全く知らなかったのも影響してか、麻雀漫画としての楽しさは零に近い。
よく麻雀を嗜む自分としては、もっぱら運で勝負が決まるこの漫画に対していまいち乗れないんだよな。
大体カンしまくる奴って現実にいたら相当にうざがられる存在だしね。
まあ能條純一だから迫力でなんとかなってるけれども、「月下の棋士」あたりと比べると
やはり厳しいものがある。6点。
追記:「あンた、背中が煤けてるぜ」はいつか麻雀打ってる時に使おうと思ってるw
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-02-19 14:12:49] [修正:2010-02-19 14:12:49] [このレビューのURL]
7点 ステップ・バイ・ステップ
タイトルの通り「階段」をテーマにした作品集。収められた短編はSFからファンタジー、
時代劇まで網羅しておりどれ一つ内容の似通ったものがない。
全体的にかなり抽象度が高く、何度読み返してもよく分からない話もある。
しかしどの短編にも必ず一つは印象に残る場面や絵があり、作者の豊かな才能を感じさせる。
先人たちには未だ遥か及ばぬとはいえ、安永は将来「巨匠」になる可能性を秘めた作家の一人だ。注目に値する。
期待をこめて7点。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-01-29 09:23:57] [修正:2010-01-29 09:23:57] [このレビューのURL]
7点 イカロスの山
よくできた山岳漫画。8000m峰の想像を絶する世界がうまく描けている。
ただ、ビターすぎる味わいのラストは賛否両論あるだろう。
全10巻と手ごろな長さで読みやすい。また内容からしてTVドラマにも向いてる題材だと思った。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-11-28 16:21:02] [修正:2009-11-28 16:21:02] [このレビューのURL]
絵は美しいが内容は弛緩しきっていて面白くない。
「まったり」というより実際は「だらだら」の方がニュアンス的に近い。
作者のことを好きであるが故に敢えて辛口の点数にした。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2009-11-04 15:05:33] [修正:2009-11-04 15:05:33] [このレビューのURL]
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