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1点 BLEACH

誰か久保帯人の中二病を止めて・・・。



追記:何か最近のブリーチを見ていると作者が
「もうどうにもならねぇ…」って涙を流している姿が目に浮かぶ。
編集部は責任とって早くこの呪縛から作者を解き放ってやってほしい。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-03-28 16:25:31] [修正:2010-03-08 16:44:23] [このレビューのURL]

主人公の性格む気にくわないとか文字が多いとかもだけど,もう完全にストーリー自体がつまらなくなってきている。

最初の頃は確かにジャンプの内情暴露とか抜きにして,この二人の熱意だったり変わったライバルだったり素直にストーリーを楽しめた。

さっさと一位取って下さい。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-03-08 10:10:20] [修正:2010-03-08 10:10:20] [このレビューのURL]

これくらいの有名漫画になると,大抵の人は子供時代に一読している。
細かい事は置いといて,ベジータのツンデレっぷりに悶えよう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-03-06 21:32:29] [修正:2010-03-06 21:32:40] [このレビューのURL]

とても古い作品なのでどうせ誰も読まないだろうし来ないだろうが、たまたま以前全巻手に入って読破したのでレビューしてみた。
元々私はこの作品をアニメでしか知らず、1995年集英社から出た文庫本で初めて本屋で読んだがその作画とぶっ飛んだ展開に閉口。あまりにアニメとイメージが違いすぎですぐに本を戸棚にしまったぐらい。
そして3巻以降発刊されず(おそらくよほど売れなかったと推測される)お蔵入りになってたのだが、数年前たまたまその続きを単行本で読んだところ、4巻あたりからキャラが丸みを帯びてきて、ストーリー的にもこなれてきて古くささはぬぐえない物のまともに読めるようになってきた。
そこから12巻あたりまでは安定していたけど、13巻あたりからじわじわ駄作が見え始め17巻以降は目も当てられないことに。
ピョン吉の存在感が薄くなってきて、いわゆる新キャラがことごとく魅力が無く作品全体として劣化を進んでいき、24巻あたりには末期臭。そして誰も知られないままEDと行った感じ。
アニメが成功して原作者も若かったので天狗になったのだろうが、元々素質というより勢いで来てたからこういうことになったのだろう。
アニメと比べ、キャラの等身が低く、キャラも全体的に子供っぽく、素行も幼稚。作画もキャラの細かい描写に乏しく、コマの使い方も下手くそで、オチかと思ったらまだ続いたりストーリー構成もよろしくない。
今の子供が見ても絶対受けないだろう。
まあそれでも中盤まではまあまあ読めるので0点は回避。でもこんなの見るぐらいならアニメの方が数千倍幸せになるのは確かでしょう。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-03-05 22:35:17] [修正:2010-03-05 22:35:17] [このレビューのURL]

10点をつけるのに迷いました。なぜなら吉川英治の原作を未読の自分(原作よりも漫画を手に取ったのが早かったので、読まないようにしているんです)が、果たしてこの作品の価値を本当に計る事が出来るのか、と。でも10点つけました。どれだけ魅力的な原作の助けを得ていたとしても、絵と言葉によって表現される漫画というメディアの最先端にいる、という評価は他のどの漫画の追随も許していないと思うので。

宮本武蔵という歴史上の人物の価値は、彼が剣豪として強かったということに現れているのではなく、深淵極まりない肉体と精神の結合を体現したことにあるのだと思います。単に人に勝ち、その結果人を殺めてしまう道具としての剣ではなく、「天地とひとつ」となるための道としての剣。その葛藤の中で生きる武蔵の姿を、書いている井上さんの苦悩までも伝わってくるような息づかいで記しています。

絵はみなさんの述べている通り、素晴らしいの一言。BRUTUSの特集で美術評論家(だったと思います)の方が「現在活躍されているどの日本画家よりも画力が高い」と述べていました。個人的には、スラムダンクよりも秀逸かつ唯一無二(この作品に関しては、「天下無双」と呼ぶべきでしょうか笑)の作品だと思います。未読の方が心底羨ましいと思えるほど、素晴らしい作品です。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-03-01 12:47:03] [修正:2010-03-01 12:47:47] [このレビューのURL]


○マンガ界でも屈指の才気走った作品であろうかと思います。

○それは完成度が高いという意味ではなく、無駄にとっちらかっている名作であり、それが迷作にならないところが恐るべしなんですねこの人は。


○そもそも、作者の富樫義博さんはこの作品に入る前に、色々と物議を醸した漫画家でもありました。知っている人は多いと思いますが、『幽遊白書』のラストを編集者の意向を無視し強引に終わらせた他、『レベルE』では少年ジャンプで初の(だったと思いますが)月イチ連載という変則的な連載を経て、この『ハンターハンター』に至る訳です。この連載中のトラブルについては(長期休載)ほとんどの人が認知しているとは思いますが(笑)。

○ただこの作品、それを差し置いてもすごい作品だと思います。ハンター試験で遭遇する先の見えない試験や魅力的なライバル達。天空闘技場であらわになった『念』の存在、そしてヒソカとの決闘。幻影旅団編では段々とシリアスさが増してきて、グリードアイランドではマンガ内ゲームとしての面白さにゴン、キルアの修行の話としても面白く読めます。

○そうして現在も続いている『キメラアント編』になるわけですが、そのパート、パートごとにまるで全然違う作品のような印象を受けてしまいます。もちろん話としては続いているのですが、どうもすんなり一つの作品として受け入れられない、強引に色んな要素をひとつにまとめているような印象が拭えないんです。そう思う人は僕だけではないのではないでしょうか。

○これこそがこの作品の一番の特性だと思うのですが、これはその時々の富樫さんのやりたかったこと(描きたかったこと)をそのまま描いているからこういう変な形になったのだと思われます。極端に言っちゃうと描きたいことがコロコロ変わっちゃうから、それにあわせて描いちゃえっていう。

○たださすが凡百の漫画家と違うのは、そのそれぞれのクオリティが単体でもびっくりするくらいに面白いのです。本編とまるで関係ないオークションにしても、贋作についての知識が後に生かされるくだりなどは『あんた絶対描きたかっただけだろ』なんてつっこみをまるで闘牛士よろしく赤いカーテンでひらりとかわして伏線にしてしまう始末。もうこちらは両手を挙げて降参するしかありません。だからこそ、長期休載しても待たざるを得ないんですね(笑)。

○『念』についてもやはり面白い所をついてくるなと思います。
基本は幽遊白書でやっていることと近いんですが、それをもっとロジカルにして、弱点や縛りを明記することによってより戦略性があがり魅力的に仕上がりました。きっと突っ込めば色々と突っ込めそうですが、まず前提条件を先に示すことによっていい具合に回避できているんではないでしょうか。

個人的にヒソカの能力をすぐにばらしてしまったことは衝撃でした。もっと謎の能力として後に引っ張ることも出来たのに、あえてそうせず手札を出した状態で話を進めるなんてなかなか出来ることではありません。やっぱりこの人の描く戦いは面白い。

○この他、感心したり語りたい部分はたくさんありますが、僕が一番衝撃を受けたところを紹介したいと思います。

○それは25巻。キメラアントの王を駆除するために一斉に城(王宮?)になだれ込むゴン達ハンター協会の面々。ノヴの能力で王へと続く階段のすぐ下から一斉に攻めていくが、同時に城を謎の念攻撃が襲う…。

まさにここからの演出、構成です。しびれました。

○物語は佳境でここから様々な様相を繰り広げていくわけですが、ここから奇妙に時間が引き延ばされます。
まるで後にナックルが体験する走馬灯の様に、時間がゆっくりと進み頭の回転だけがまるでアクセルを踏み続けるかのように急加速していきます。

皆それぞれが己の役割を果たすべく動き、そのほとんどが何らかの問題が発生して事態はもっとややこしくなります。

同時発生的に生まれるトラブルをスローモーションな時間の流れの中で淡々とナレーションベースで語られる。それなのに異常にテンションが高い状態で描かれる不思議な感覚…。

○短い時間の中でまるでマトリックスのように色々考えたり細かく描写する手法自体は、実は結構あってキャプテン翼しかり、スラムダンクのラストもそれに近い演出だったように思います。

けれど、これほど長期間(つまり単行本1冊以上のスパン)で一定の時間速度をキープした例は今までにないんじゃないでしょうか。

○この演出を見たときに僕はもうこれだけで充分すぎるほどの高みを見せられた気になってしまいました。
もちろん物語は続くし、出来れば早く見たいもんですが(笑)、それでもこの作品を世に出してくれたことに感謝したいくらいすごいなぁと思ってしまうのです。

○もちろん欠点がまるでないわけではなく、むしろ他の作家さんよりわかりやすくたくさんあったりするのですが、人間短所より長所、いい人間よりいい作品だったりするわけで、ファンなら許すことも大事かと思ったりする今日この頃です。

それだけの作品であると思います。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-27 07:12:08] [修正:2010-02-27 07:28:50] [このレビューのURL]

この作者がある漫画でのインタビューで、ファッション雑誌などを買って流行を日々研究しているとコメントしていたことから、この漫画や作画にかける思いはそれなりに強かったと思うんだが、
俺にはこの漫画は中高生の表面の部分だけを切り取って貼り付けているように見え、逆にいえば雑誌しか読んでないんじゃないか? という疑いを抱いた。
女の子には悪口を言わせ、男の子には下ネタを言わせれば現代的、みたいなのはどうなんだろう。
絵はかなり上手いと思うんだけど。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2008-12-22 23:01:15] [修正:2010-02-26 14:10:50] [このレビューのURL]

10点 みゆき

未だに定期的に何度も読んでる私にとって人生のバイブル。
人に対する思いやり、優しさの大切さ、そしてそれが悲劇を呼んでしまう結果・・男女関係の難しさを改めて思い知らされました。
たしかに多くの人が言われるように最後はひどいけど、でもあの最後があるからこそ未だに心に残る作品になってるんだと思います。
全体的に安心して読め、当時の作者のノリが伝わってきて、コメディー要素とシリアスな部分が上手く融合された名作だと。
それにしても何度読んでも涙が出てきます。

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-21 11:17:26] [修正:2010-02-21 11:17:26] [このレビューのURL]

 
闇金融の社会をリアルに描く作品。基本的に1テーマ完結物語。
思わず嗚咽しそうなほど、グロテスクでリアルな内容が展開される。

ハッキリ言って主役とされるウシジマは、社会のクズであり凶悪犯罪者。
なのにギャル汚、宇津井や板橋といった、いわゆる 「被害者たち」 の方に
嫌悪感を感じてしまう。

これは作中のギャル汚や宇津井など、テーマ主役たちが持っている自分の
弱さや虚栄、ちっぽけな自尊心や虚無心などが、自分の中にも存在すること
への 「恥ずかしさ」 ではないかと感じる。正直怖さをも感じてしまった。

この漫画を受け止めるか、簡単に突き放すか・・・。

個人的には社会へ出る前にこの漫画を読み、しっかりと受け止めることが
出来なければ、作中の悲惨な人達と同じ運命をたどる可能性があると思う。

逆に考えればこの作品は、見栄や虚栄を捨てて受け止めさえすれば、自分の
弱点をしっかりと見つめ直すことが可能な、秀作であると思う。

面白いが本当に怖い漫画。

私は決してサラ金には手を出さないし、ギャンブルにものめり込まない。
そうしっかりと今は言い切れます。

「物事の考え方が変わったりするほどの力を持った作品」

この評価で間違いないです。
 
いやはや、ある意味本当にスッゲー漫画。劇薬だ。
子供には高校入学か卒業のタイミングで絶対読ませよう・・・。
 

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-17 17:27:42] [修正:2010-02-17 17:40:26] [このレビューのURL]

6点 MONSTER

 
面白いし夢中になれる作品には間違いない。

ただ伏線張りすぎで、途中話の相関関係が分からなくなったり、ちょっと
頭がこんがらがったりする。かなり気合いを入れて読まないと・・・。

また張りすぎた伏線を回収できたか疑問が残るし、ラストが少し拍子抜けの
ような気がする。最終的にラスボス(敵)の伏線の張り方に疑問が残った。
だから拍子抜けするのかなあ、と感じました。

良くも悪くも浦沢ワールド全開。
アンチ浦沢以外は読んで損のない作品です。
 

ナイスレビュー: 2

[投稿:2010-02-16 19:16:46] [修正:2010-02-16 19:16:46] [このレビューのURL]

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