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9点 ジョジョの奇妙な冒険
漫画界の天才の一人です。小学生の頃は絵がグロテスクで受け付けなかったんですが、大人になって読んだらもうすごい。絵やコマ割、効果音が独創的です。第3部の後半からは絵がめちゃくちゃ読みやすくてうまいです。週刊連載漫画ですが、背景も手を抜いてません。
ストーリーは多少残虐性があるのですが、今のジャンプでは考えられないですね。個人的にはこういう作品がもっと載ってほしいと思いますが・・。
ジョジョは第1部から第6部までありますが、私は第4部が圧倒的にお勧めです。小さな町を舞台にスタンド能力を持った人間が戦うのですが、完成度が一番高いです。最後はうるうるっときました。ぜひ第4部だけでも読んでほしいです。ってか第4部だけでいいです。それほど第4部がスキです。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-01-05 11:36:13] [修正:2010-01-05 11:36:13] [このレビューのURL]
2点 BLEACH
いかに長く連載させるかしか考えなくなってしまっている。この作品を単行本で買い続ける人たちの気持ちが理解できない。
150話あたりまでの濃密さで描いていればこんな評価にはならなかった。今後は、愛染との決着をしっかり終わらせれば多少上がるだろうが、愛染との戦いをまだ長引かせるのか、終わらしたとしてもまた強いやつがでてきてグダグタやっているのであればもっと評価は下がるだろう。
ブリーチに限らず、2000年代からジャンプで長期連載している人気作家と呼ばれる人たちは本当に金のことしか頭にないのかと思ってしまう。いい作品にしようという気持ちがない、または描きたいことがないんだろう。また、連載を終わらせて次の作品で描きたいこともないし、次の作品で人気を出す自信がないので今の作品にしがみ付いている、そんな風にしか見えない。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-01-05 09:59:27] [修正:2010-01-05 09:59:27] [このレビューのURL]
10点 ピンポン
個人的には松本大洋最高傑作だと思っています
たった5巻でここまでの内容を語れる、表現できるってのはほんと凄い
読んだ後この作品を書いてくださった作者に感謝の気持ちをもちました
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-01-02 12:06:27] [修正:2010-01-02 12:06:27] [このレビューのURL]
0点 ラフ
今まであだち作品を読んだことがなかったので、友人お勧めを聞いて読みました。
いつ面白くなるんだろうと思って読んでいましたが、最後まで盛り上がりがないまま終わってしまい、肩透かしを食らったような感じでした。
ここの評価はかない良いようでびっくりしました。確かに面白いという人も私の周りにいましたが、私と同じように酷評する人も大勢いました。
前置きが長くなりましたがいかが私の評価です。
画 ×
構成 ×
ストーリー ×
ギャク ×
感動 ×
台詞回し ×
まず、設定が適当すぎる。いつくか作中で押していた『実家がせんべい』『3位のやつが面白い』とかとって付けた内容でとてもプロ漫画家とは思えない設定。
リアル志向の漫画なのに台詞が適当すぎる。
正直何が面白いのか、わかりませんでした。あだち氏は昔から活躍していますが今としては、プロとしての自覚が足りないと思われます。今このレベルでデビューしたとしたら、同人誌レベルといわれるのではないでしょうか。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2010-01-02 01:49:36] [修正:2010-01-02 01:49:37] [このレビューのURL]
9点 トライガンマキシマム
うーん、良いマンガですねぇ
正直最初(1、2巻くらい)は駄作だと思ってました。4巻くらいからは画力が上がって見やすくなり、格段に面白さも増します。
10巻では泣きました。
名作でしょう、これは。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-27 21:03:49] [修正:2009-12-27 21:03:49] [このレビューのURL]
7点 バキ
第一シリーズ「グラップラー刃牙」でその才能と筋肉への愛を溢れるほどみせつけた板垣先生。
本作第二シリーズではパワーインフレなんぼのもんじゃい!とそのパフォーマンスとマッスルラブをさらに昇華させています。
しかし本作ではその内容に苦言を申す御仁が見受けられます。
なんやらよーわからんバトルのオチと整合性を欠いたストーリー展開が御不満の様子。
だけど本当にそうですか?自分を偽ってはいませんか。
本当のバキの楽しみ方、わかっているんじゃあありませんか?
ハッキリ申しましょう。バキは萌えマンガです。
キャラと筋肉に萌えればいいのです。
ストーリーとか内容なんてささいな事です。(おい・・・)
それは板垣絵の魅力。
少女キャラのかわいいしぐさに萌えるように知らず知らずの内に私たちは胸板や背筋やくるぶしなんかに萌えているのです。
そしてその集合体である戦う男達に萌えているのです。
そうジャックに、独歩に、花山に、烈海王に・・・・
技の応酬、駆け引きなどはキャラを引き立たせる為の飾りにしかすぎません。
いわんやバトルの結末につっこみを入れるのはバキにとって野暮と言うものなのです。
「バキ」それは究極の萌えマンガ。
今宵も最上級の筋肉と最高級のハッタリに酔いしれましょうよ。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-18 21:23:10] [修正:2009-12-27 16:37:53] [このレビューのURL]
10点 敷居の住人
シンプルに削ぎ落とされた心理描写の積み重ね。
受け手の想像力が作品を完成させるという芸術の本質がそこにはある。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2005-11-07 01:23:26] [修正:2009-12-27 15:02:01] [このレビューのURL]
7点 みゆき
ある時期をさかいにあだち作品を全く読まなくなった事があった。
「みゆき」連載中あたりだったと思う。
何かきっかけがあったんだと思うのだけれど、それが何かずっと分からなかった。
しかし最近ある漫画のセリフをきっかけに、それが何か思い知らされた。
「お・・・俺だけの!俺だけのあだち充じゃなくなったーーーっ!!?」
どうも原因はコレだったよーだ。
ふっ、アオかったな、俺も・・・。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-11-30 23:45:42] [修正:2009-12-27 01:20:36] [このレビューのURL]
8点 SUGAR
「The・天才」を描いたボクシング漫画。
天才への憧憬、一途な夢、誰しも持つであろうその感情を、いつ我々は失ってしまったのだろう。往々にして、それは、目の前に現れた「真の天才」に打ちのめされた時である。
そういった「天才」像を新井英樹が一癖も二癖もある表現で、面白おかしく描いている。
ボクシングの描画はむしろわかりにくい。攻撃なのか、防御なのか、スピード感をもって読むには記号性に欠く。
ただ、すさまじい速度をもって動いていることだけは確実に伝わる。
この「ひっかかりと圧倒的な感じ」こそ新井英樹の持分ではないか。
何か分からないが凄い。
気分悪いけど、続きが気になる。
したっけ、唯一残念なのは、挫折→再起の流れで突如として終る作品のたたみ方。
一貫した作品としてみると、ボクシング要素でもう少し魅せて欲しかった。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-26 22:17:52] [修正:2009-12-26 22:17:52] [このレビューのURL]
9点 電影少女
読んだのはもうずいぶん前になる。
恋愛漫画は何故か一度しか読めないために、持ってはいるものの一度しか開いたことがない。元々友達に勧められて読んだのだが、俺が誰かに恋愛漫画を勧めるとしたら間違いなく第一にこの漫画を上げる。
個人的にこの漫画は「恋愛」と言うよりはむしろ「生きる」意味というものを伝えていたような気がする。限られた時間の中で必死で生きている彼女や、時間が限られているにも関わらず、他の人たちに必死で生きることの意味を伝えようとしている彼女に心打たれる。
人の存在に意味があるのだとしたら、彼女は主人公や周りの人たちにそれを伝えるために現われたのかな、という気がする。
ナイスレビュー: 2 票
[投稿:2009-12-24 18:33:15] [修正:2009-12-24 18:33:15] [このレビューのURL]