「ごまあぶら」さんのページ

文句なしに傑作の評価でした。
うまいなあと。
まず、話を作る以前の設定がうまい。
自殺する人の見届け屋で、それでいて小学生。
この時点でもう十分。この上でさらに骨太ドラマを作り上げるんだからたいしたものだわ。
それだけじゃなく、さらに次の短編もよかったし、
最後の話は、個別価値観の分離も出来てるし、頭の良し悪しによる理解の相違なんかもしっかりしてるし。
客観的に捕らえて話を進め、主観的主人公を走らせていると感じました。

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[投稿:2006-01-09 04:41:11] [修正:2006-01-09 04:41:11]