「bugbug」さんのページ

作者の主義主張が明確に展開されていて
しかもそれが嫌味にならないのは好印象でした

政治の世界に跳梁跋扈するキャラクターは
リアルなのかファンタジーなのか分かりませんが
魅力的に描き出すことに成功していると思います

結末までの構成も意図してなのか分かりませんが
キレイにまとめています

ただ、政治に無関心な人や逆に政治に詳しすぎる人は
ちょっと読むことができないかなぁ
何より、古い作品なので
当時の政治と時事をモチーフとした問題が多く登場します
当時を知らない若い人は
特にきついと思います

読者を選ぶ作品であることは間違いない
島耕作が好きな団塊の世代の方は好きなんじゃないでしょうか

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-26 00:23:45] [修正:2009-01-30 16:55:18]