「shun」さんのページ

情熱的な作者の思いが伝わってくる良い作品。
一人の女子生徒を崇拝するサムさや、理路整然としすぎているキャラクター、
超能力を持つ恋人、非現実的な生徒達に辟易されるところも多々あるが、
それをかき消すほどの熱いディベート。
所詮言葉遊びやディベートごっこと言えばそこまでだが、
鈴木先生の心中を表現することにより、ディベートの面白さが際立っている。

冒頭のエピソードの引きこみの弱さや、中盤・終盤のダレが気にはなるが、
面白いものを見させてもらったという感謝が、最後まで見続けるモチベーションになった。

主人公(というより作者?)思考が許容できれば楽しめるはず。

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[投稿:2014-07-28 10:53:31] [修正:2014-07-28 10:53:31]