うしおととらのレビュー
8点 kamekameさん
これぞ少年漫画。
こんなに気持ちの良い性格の主人公は希有だ。有る意味、嫉妬を覚えるほど。
当時としては妖怪モノを明るく描くスタイルが斬新だったし、
物語の後半で明らかにになる、相方「とら」の出自がより物語に深さを出している。
また画風も誰にも似ていないタッチでありながら上質。
「うしお」の元気な眉毛にマッチしていて、
本当に世界観の安定に大きな役割を果たしている。
9点をつけたい作品だ。
だが、改めて一気に読み返すと、週刊連載の弊害が見て取れなくもない。
本当に33巻も必要だったか? 25巻ぐらいで収まったのではないか?
途中で出てきたキャラは最終決戦にてもちろん再登場するし、
サイドキャラのパーソナリティに深みを出すためだから無駄とは言い切れない。
しかしながら、それによって物語の本筋がぼやけてしまっているのは否めない。
コンパクトにすれば、もっと熱くビビットに展開できたのでは?と思ってしまう。
この問題は書き下ろしではなく連載形式が主流であるかぎり、
どんな作品にもついて回るものなので根が深いとは思うが…。
グダグダ書いたが、間違いなく自分の子供にも「読めっ!」と強制する良作。
オススメです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-26 04:26:33] [修正:2010-09-26 04:26:33] [このレビューのURL]
10点 y@m@d@さん
・絵が見づらい
・こまかい矛盾がある
・話が古臭い
・残虐なシーンがある
・ご都合主義
まあ概ね上述の通りです。
-5点ですか。
で?
本質ではないよね。
細かい能書きはいいんだわ。マジで。
このマンガには熱いハートが込められてるよ。
生きていく力を与えてくれる作品だよ。
+1000点でしょ?
(MAXは10点?しかたねぇから、990点は切捨てで10点にしといてやるよ!)
ナイスレビュー: 4 票
[投稿:2010-09-13 20:55:28] [修正:2010-09-13 22:10:52] [このレビューのURL]
9点 まいさん
バトル漫画 どのキャラクターも本当に魅力的 死に様が印象的なキャラが多い 巻が進むにつれてどんどん盛り上がっていく 少年漫画の見本のような作品
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-04 19:49:55] [修正:2010-09-09 19:48:02] [このレビューのURL]
10点 れじぃさん
うしおととら
二人は妖怪と人間、退治するものとされるものの関係であった。
様々な苦難を二人で乗り越え、かげがえのない一番の相棒となった二人が白面のものに立ち向かう。
そして、最後にとらがうしおに言う台詞・・・・
たった一言にこれほど全てが凝縮されたものを私は知りません。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-09-01 17:04:34] [修正:2010-09-01 17:05:44] [このレビューのURL]
10点 カイエンさん
皆さんがおっしゃるように絵の好き嫌いはあると思います。
自分はどっぷりはまりました。いまだにこの作品を超えるもの
に出会っていません。
あそこまで広げた物語の風呂敷を結末時に一気に畳み込む展開は、
すごいの一言です。
ラストの素晴らしさはいうまでもありませんが(特に鏢の最後は
電車の中で号泣してしまいました)、サトリの回とか、流の最後とか
「満足する死」の話しとか秀逸な物語も満載です。
ワンピースよりこちらのほうがだんぜん泣けるというのは私だけで
しょうか?
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2010-08-16 16:31:15] [修正:2010-08-16 16:44:46] [このレビューのURL]
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