「Mサトゥー」さんのページ

総レビュー数: 66レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年02月13日

6点 PLUTO

通読した感想です。原作も読みました。

浦沢さんは巧いです。原作とは全く別物に仕上げておいて、あくまで原作に忠実。なんていうか、読後感が原作とそっくりなんです。手塚先生もたぶんこのむなしさが表現したかったんでしょう。そしてこういうテーマを扱うなら浦沢さんの作風のほうが断然適していると思います。
原作に忠実に、しかもしっかり自分の色を出した力作だと思います。

さんざん褒めましたが、自分は「爽快な面白さ」が好きな人間なので、好みからいくと点数低めです。でもノース2号の話は大好きです。この話のインパクトがでかくて最後まで追いかけたと言えなくもないです。

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[投稿:2009-07-11 01:11:04] [修正:2010-07-06 23:39:29] [このレビューのURL]

11巻まで読んだ感想です。

大戦から3年。復興しようとする帝国を舞台に、大戦が残した「戦災」を取り除くことを任務とする陸軍情報部第3課・パンプキンシザーズの活躍を描く漫画。

今のところ、ストーリーはとてもよく出来ていると思います。
最初は熱意だけだった少尉の成長がみどころです。
そして、そんな少尉の熱意を支えようとすればするほど蝕まれていく伍長。少尉は伍長を救えるのか。それとも伍長自らが打ち破るのか。これからの展開が益々楽しみです。

戦闘シーンは結構グロいと思います。ただ血が出るだけでなく、どう壊れてるかをしっかり描写してます。
敵も自分自身も血塗れにして戦う伍長の戦闘シーンはとても凄惨ですが、決して風味づけのためだけの残酷描写ではなく、この作品になくてはならない要素だと思います。

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[投稿:2009-07-04 04:11:20] [修正:2010-01-23 05:59:29] [このレビューのURL]

7巻まで読んだ感想。アニメ版も見ました。

破壊された自然を回復するため、人々は条件の悪い土地に築かれたドームポリスと呼ばれる都市の中で生活していた。
シベリアのドームポリスで生活していたゲイナー・サンガは都市から脱走するエクソダスの容疑で鉄道警備隊に拘束された。エクソダスを嫌うゲイナーは無実を主張するが認められず、拘留所で出会った男・ゲインに促され、都市の領主が隠し持っていた「オーバーマン」を強奪して脱出を図るが・・・。シベリアの大地を舞台にしたロボットアクション。

個性的なオーバーマンのデザインがツボにはまりました。脇役も皆魅力的です。ロボット漫画だとゴチャゴチャして見にくくなりがちな戦闘シーンも割と見やすいです。絵はすごく上手です。

アニメが原作ですが、漫画版のほうが出来がイイです。全体的にとっ散らかった印象だったアニメよりも内容が整理されてます。最終巻が詰め込み過ぎ&微妙な場面で終るのが残念です。

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[投稿:2009-05-11 20:15:53] [修正:2009-12-17 00:58:31] [このレビューのURL]

短編4編を収めた作品集。

表紙の印象とは大分違います。これジャンルとしてはSFなんでしょうか?
作品に登場する科学者は全員頭のネジが緩んでます。弐瓶勉がブラム!の絵柄で描いても違和感ないようなことを平気でやらかしてます。結構残酷なシーンもあります。

・・・それなのにナゼでしょう。なんだかほろ苦い味わいのファンタジーみたいな仕上がりです。

正体不明の引力のある作品。読んで損はナイかと。

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[投稿:2009-12-12 04:10:33] [修正:2009-12-12 04:33:33] [このレビューのURL]

5点 ADAMAS

3巻まで読んだ感想です。

万能な美人が大活躍する漫画。
どうせ主人公の勝ちで終るのが目に見えてるので、そう言った意味でのドキドキは期待できません。雰囲気は映画の「チャーリーズ・エンジェル」に似てる気がします。

設定自体は好みですが、主人公のキャラが出来すぎでしっくりきません。オシャレな感じを狙った会話もスベリ気味。正直微妙。

ただし、黒髪長髪の派手目な美人が、ゴッツイ鋲付きメリケンで悪漢の顔面を張り倒す絵はエラく爽快。これだけでも一見の価値ありです。

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[投稿:2009-11-27 23:37:25] [修正:2009-11-29 12:58:49] [このレビューのURL]

9巻まで読んだ感想です。

出張先の東南アジアで運び屋に誘拐され、そのまま運び屋のメンバーになった日本人サラリーマンが”悪徳の街”に生きる悪党達と様々に関わっていく漫画。

派手な銃撃戦、個性的なキャラクター、重くて苦いストーリー。
これらが高い画力で描かれた力作です。台詞もアメリカの映画みたいでカッコイイ。

点数が低いのは、個人的に暗い話が好きではないという嗜好の問題もあります。
しかし、それを除いても、突き抜けた面白さがない作品という印象が拭えません。
よく”B級映画”と評される本作ですが、”B級”ってもっと単純に1つの気持ち良さを追求した作品のことなのではないでしょうか?
B級を名乗るにはアクションの爽快感という気持ち良さを相殺してしまう、重いストーリーや登場人物が背負う陰などの枷が多い。A級を称するには奇抜なキャラ設定や現実離れしたアクションが邪魔になる・・・細部ごとの水準が高いだけに残念です。

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[投稿:2009-11-02 04:39:49] [修正:2009-11-02 22:57:34] [このレビューのURL]

1巻だけ読んだ感想です。
これはナイ・・・。
こんなに魅力のない主人公も珍しいです。ひとつも共感できません。こいつに巨大ロボットなんて与えたら・・・嗚呼恐ろしい。

絵は巧いと思いますが、ロボットのデザインが凝りすぎてて見にくくなってしまっているのも残念です。

後から持ち直すという話もありますが、序盤がこれでは心が折れます。なぜアニメ化したんだろう?

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[投稿:2009-05-11 20:30:22] [修正:2009-08-05 23:25:28] [このレビューのURL]

3点 MAIL

1巻だけ読んだ感想です。

表紙に惹かれて買ってみました。
霊が見える探偵がモーゼル銃っぽい神具(?)でガンガン悪霊を除霊していく漫画です。

とにかく薄い。
「悪霊」ってことは当然生前は人だった訳で、悪霊になるからにはそれ相応の理由があるはずなのに、その辺の事情はかる〜く触れる程度で、後は「キシャー」とか叫びそうな、ただの化け物としか描写せず。憑かれる側の人間になにかドラマがあるかと思えば、どっかで見たようなデジャブ感満点の展開。あとはモーゼルでバンでお終い。無事除霊が完了しても特に感慨はありません。

妙に生々しい悪霊の描写を楽しみたい人は読んでみたらいいと思います。

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[投稿:2009-07-04 03:35:14] [修正:2009-07-04 03:35:14] [このレビューのURL]

京都くらいまで読んだ感想です。

後輩が持ってたのを流し読みしました。
なんていうか、可愛らしい絵が動いてるだけです。読んで得るモノはあんまりないです。

3点:読んだ後に失敗したかもと思う漫画
この定義にぴったりだと思います。

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[投稿:2009-06-30 00:23:20] [修正:2009-06-30 00:23:20] [このレビューのURL]

10巻まで読んだ感想です。

友人から借りてサラッと読んだ感想です。
マテリアルパズルでは鼻についたギャグがうまい具合にハマッてます。作画が違う人なので絵は劇的に改善しています。

基本は学園モノですが、剣道もそれなりに巧く描けてます。
剣道をやったことのある人間が読めば、何やってるか把握できるレベルにまとまってます。ただし、あくまで”把握できる”程度のレベルです。他の剣道漫画は知りませんが、漫画で剣道を表現しようとしたらこんなもんじゃないでしょうか。
コジローさんの剣道に対する葛藤も妙にリアルでした。

絵柄が好みでなかったのと、ギャグシーンでデフォルメ絵を多用する作風が合わなかったので点数低めです。

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[投稿:2009-06-28 02:31:14] [修正:2009-06-28 02:31:14] [このレビューのURL]