「団背広」さんのページ

総レビュー数: 137レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年05月03日

「ジョジョの奇妙な冒険」の連載開始直前に書かれた短編。
荒木流の変身ヒーロー漫画で、いまだカルト的な人気を博しておりOVA化もされた。

短いながらもきちんと話がまとまっているし、まさしく少年漫画なベタながらも熱い展開が面白い!
まだ荒木先生の初期の作品なので荒っぽさが目立つが、それを補って余るほどのパワーと勢いがある。読んで損無し。
「バルバルバル」「ウォォーム」などのジョジョの前身と思われる奇妙な擬音もありますよ。

「バオー・アームド・フェノメノン」!って響きがカッコイイよなぁ、やっぱ荒木先生は少年漫画の天才だよ。

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[投稿:2005-05-18 03:32:12] [修正:2005-05-18 03:32:12] [このレビューのURL]

木多康昭と並んでヤバいネタを使う漫画家、久米田康司の代表作。
その可愛い絵からは想像もできないほどヤバかったりエグかったりオタクだったりするネタのオンパレード!別の意味ですごくハラハラさせられる。
しかし使ってるネタがいかんせんマイナーなものが多く、時事ネタもかなりあるのでわかんない人には「何この漫画」って思われて終わりかも…ネタがわかれば凄く面白いんだけどねぇ。
まぁ客観的に見れば6点以上はつけれないかなーと思っていたら他のレビュアーさん達が予想に反して好評なので、1点足して7点にさせていただきます。

ところでこの漫画、最近打ち切られてしまったんですが、それに関して色々と黒い噂が…さすがにここでは書けないので気になる人はGoogleで調べてみてください。
まぁ、とりあえず…がんばれ久米田先生!死んじゃ駄目だよ!


(05.9/1追記)
皆さんのレビューを読んで意外なのは、この漫画のガンダムネタがわかんないのに高得点な人が多いことです。いや、オタクにしかウケてないんじゃないかと思ってたので…
久米田センセのガンダムネタはかなりレベルの高いほうだと思っているのでなんだか残念。「ほめ言葉じゃないか、ビグザムは!」とか最高なんだけどなー。

うーむ、ガンダム(特にファースト)は一般常識と思っているのはやはりオタクだけなんですな…

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[投稿:2005-05-14 22:52:42] [修正:2005-05-14 22:52:42] [このレビューのURL]

異質で良質な短編集。どのストーリーにも独自性を持たせようとしているところが良い。どの話もまともな終わり方しないのも面白い。
普通の漫画に飽きたときはこういうのを読むと安心するね。

1巻の、宇宙パンダは笑わない!の回が好き。
「最後のお願い」にはハッとさせられた。

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[投稿:2005-05-14 22:37:06] [修正:2005-05-14 22:37:06] [このレビューのURL]

「みなしごハッチ」と何が違うんだかわからない。ピクサーアニメの「アンツ」に触発されたのだろうか?なぜ今このテーマを扱うんだろう…

少なくともジャンプでやるべき内容ではないと思うので打ち切られたのも納得してしまうが、確かに挑戦的ではあった。つの丸先生的には何か意味のある挑戦だったのかもしれない。
俺には手垢のつき過ぎた内容を焼き直しているようにしか見えないが…

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[投稿:2005-05-14 22:33:44] [修正:2005-05-14 22:33:44] [このレビューのURL]

後の作品に比べまだ荒っぽさが目立つが、それが気にならないくらいハッとする表現が多くて普通に読める。
この物事の切り取り方は新しいし、ある種の核心を突いていると思う。

クロとシロは片方だけではバランスを取れない。黒だけでも白だけでも駄目だ。
それは多分、我々も同じなんだろう。

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[投稿:2005-05-13 20:46:22] [修正:2005-05-13 20:46:22] [このレビューのURL]

テンションがなんか独特なホラーギャグ漫画。
ヘンな妖怪ばっかり出てきて面白いが…なんか理解できないオチのつけ方することが多々ある。強引すぎるっていうかねぇ…

ところで押切蓮介氏のHPは面白いコンテンツ満載なので、この漫画が好きな人は行ってみてはどうでしょ。HPの名前は「カイキドロップ」です。


(05.9/11追記)
あれっ、単行本で読むと結構面白いぞ。雑誌で読んでるときゃマァマァだなくらいしか思わなかったのに、なんでだろ。
カイキドロップ見てるうちにこの人のノリに慣れたのかなぁ、それとも連作コントとして読むと真価を発揮する漫画なのか?
まぁ、とにかく1から読み直して見たら面白かった。6点!

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[投稿:2005-05-13 20:40:45] [修正:2005-05-13 20:40:45] [このレビューのURL]

3点 無頼男

「BOY」との違いがまったくわからない…
しかし「デストローイ!!」は最高。

これが打ち切られたときに、俺はなぜか世間の風の厳しさを感じた。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2005-05-13 20:36:28] [修正:2005-05-13 20:36:28] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

やはり後年の「吼えろペン」のほうが洗練されているし読みやすいのだが、こっちはこっちでこの無鉄砲な感じが逆に面白かったり。

起承転結激情編が凄かった。ムチャクチャ笑った。
「きさまの世界では女をボロボロにして捨てる男が幸せになるのかっ!?えっ、答えんかっ伊藤!!」
熱すぎ、面白すぎ。適当な恋愛漫画書いてる奴らを全員炎尾燃にぶちのめしてもらいたくなる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-13 20:34:05] [修正:2005-05-13 20:34:05] [このレビューのURL]

9点 リアル

井上雄彦はいい奴だ。スラムダンクで売れた名前を、車椅子バスケの知名度向上のために使うなんて…
大抵この手の障害者を扱った作品は説教っぽくなったり、変に感動ドラマっぽくなったりして一般層からは干されるのがオチなのだが、この作品はそうなるのを上手く避け、普通に読めるヒューマンドラマとして描いている。
笑いもある。感動もある。スポーツの興奮もある。魅力的なキャラクターも多い。
俺は障害者を扱った作品でここまでレベルの高いものを初めて見た。流石だ。

俺は障害者について描かれたものにはあまり客観的になれないので、極個人的な視点から9点をつけさせていただく。
それにしても、井上雄彦はいい奴だな。

ナイスレビュー: 6

[投稿:2005-05-13 20:26:42] [修正:2005-05-13 20:26:42] [このレビューのURL]

いくらなんでもこの絵はないんじゃないか。
このメカデザインはないんじゃないか。
この演出はないんじゃないか。

ここまで立ち読みで良かったと思った漫画も久しぶり。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2005-05-13 20:18:51] [修正:2005-05-13 20:18:51] [このレビューのURL]