「メカざわ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年08月17日

社会悪を描いた漫画。絵は上々。女性を描くのがもう少しうまければ・・・と思う。

この作品は正直、嗜好品にあたる漫画というよりかは教本に近いものと思われる。ぜひ、学校の図書館において欲しい内容だ。エロもないし。「ナニワ金融道」や「クロサギ」など、現代を生きる上で知っておくべき重要なことは、教科書にのっていることなんかより必読である。描いていて思ったが、岡田先生の「教科書にないっ」より「クロサギ」のほうが教科書にのっていない素晴らしいことに思える。いえ、岡田先生を否定するわけではありませんが。

内容はすこし難しい内容が含まれているので、気楽に読めるかとは言えないが、読んで損をする漫画ではないといいきれるので、良くも悪くも一度は読んでいただきたい。

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[投稿:2009-08-17 23:42:14] [修正:2009-08-17 23:42:14] [このレビューのURL]

家庭ギャグ漫画。絵は・・・まあ。

何が残念かって世間の評価が残念。恐らく、本作品に対して不愉快に感じていらっしゃる方は、この作品が「子供向け漫画」と世間で認識されているからではないだろうか。これはちがう、大人向けの漫画なんだよと主張したい。恐らくそういう原因を作ったのはアニメのせいだと思われる。

たしかに主人公は子供なのだが、描かれている世界観は大人の世界そのものなのだ。そこを日本のアニメの技術はまあうまいことギリギリに仕上げてしまったわけだ。アニメも原作も見た私からすれば、アニメはよくまとまっているが原作のいいところがにじみでていない駄作である。おもしろさの方向性が全く違うのである。いわば、スイカの緑色の部分だけで食べて「キュウリにしてはうまいな」といっているようなものだ。本当においしい部分を何も分かっちゃいない。

本当に残念だが、もはや国民的アニメともなってしまっている昨今、全世界の国民に原作を読み、本作品に対する評価を覆してほしいものである。

いいかい?良識のあるお父さんお母さん!子供にこの作品を見せるんじゃない!アンタらで楽しみなさい。

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[投稿:2009-08-17 23:35:38] [修正:2009-08-17 23:35:38] [このレビューのURL]

SM系漫画?漫画家を描いた漫画。絵の完成度は低いので抵抗のある方もいるだろうが悪くはない。若干のエロ。

「まんが道」や「バクマン」など、漫画家を描いた作品はそうめずらしいものではないが、「少女がSM漫画を描く」という異色名な作品は独創的でおもしろかった。

残念なことに、漫画家として描かれている部分は半分。もう半分はSMのほうが強かったという印象がある。ただ、作品中に表現された漫画への思いはなるほどと思わせるものもあり、全体的によくまとまっていたとは思う。

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[投稿:2009-08-17 23:28:28] [修正:2009-08-17 23:28:28] [このレビューのURL]

ギャグマンガです。作品のタイトル名がいいですね。この漫画以上に、タイトル名と内容があっている漫画もないでしょう。

はっきりいって私にとって「ツボ」です。6点なのは参考程度に。うすた先生好きの私にとって笑いの方向性のあっている本作品はうすら笑いの宝庫である。

なにより素晴らしいのは、高橋るみこ先生やあだち充先生などにもあるような作者独特の「間」。セリフまわし。これがすばらしい。このネタにはこう描くしかない!というような表現だ。こうなってくると、中には全く笑えなく読みとばしたくなるような駄作もあるのだが逆に良く感じてくるから不思議である。

クセのある作品なので読者はある程度選ぶとは思うが、ギャグマンガとしての素直なこの作品は永遠に終わらないで欲しいと思うマンガの一つである。

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[投稿:2009-08-17 23:18:01] [修正:2009-08-17 23:18:01] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ヒーロー格闘漫画・・・プロレス漫画?絵は序盤と後半で革命的に変わる。基本ギャグ漫画でありながら、ストーリーはシリアスに進む。とにかくキャラは独創的すぎることであり、無駄にかっこいい。現代までファンが耐えないのも分かる気がする。

本作品をとらえるには完全に賛否両論になるだろう。「ギャグマンガ」としてとらえるのか「ヒーローマンガ」「キャラクターマンガ」としてとらえるのか「プロレスマンガ」「格闘マンガ」としてとらえるのか?読み手がどうとらえるかによって評価が0〜10とかわる漫画である。

ギャグマンガとしてとらえるのであれば、私は間違いなくこう評価する・・・
「真顔でギャグをする天然ギャグマンガ」
これは有名なジョジョの「なにをするだぁー」に近いものがある。悪魔将軍のダブルスピンアームにかかるジェロニモ・・・ロビンスペシャルの謎・・・サンシャインの弱点など・・・本気なのかギャグなのか分からないところを、真剣に描き、真面目に子供をだましているそんなゆでたまご先生が好きだ。なお、前例にあげたジェロニモについては完全な事故だと思われ、新刊ではすでに修正されたと聞いているが実に残念である。

ヒーローマンガや格闘マンガととらえ、作品上の問題点をさておき、純粋に楽しむとしても面白いといえよう。キャラクターの一つ一つが、必ずオリジナルティのある極端な個性を持ち、特異な能力を持っている。その戦いぶりについては、その能力をいかした方法で正義超人を苦しめるわけだが、攻略については必ず弱点をついて倒している。このバトル方式についてはジョジョの奇妙な冒険と類似している(マンガの方向性は違うが)。つまりは、一つ一つの戦いにテーマがあり、ただ強いものが勝つというドラゴンボール的なバトルではないということだ。もちろん、キャラ同士に強さのパラメータといえる超人強度はあるが、実際はあまり関係がない。ただ、マンガを楽しむ要素として超人強度を与える点や戦いの前にかませ犬をぶつけて、敵の強さを主張する表現力は、実に分かりやすい秀逸な表現ともいえよう。

ただ、残念なことは、大人になってしまうとこのマンガの本当の魅力に気づかないということだ。ドラえもんのように「大人になってから分かるおもしろさ」「子供の視点からみたおもしろさ」の2つが完全に分かれてしまうのだ。理想を言うならば、私のように、子供時代にだまされて、大人になってだまされていたことに気づき笑う、これがこの漫画の楽しみ方と言えよう。

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[投稿:2009-08-17 23:03:12] [修正:2009-08-17 23:03:12] [このレビューのURL]

推理漫画。読みやすいコミカルなタッチである。

「古畑任三郎」「名探偵コナン」などと同列に評価されながら、別の視点で描いている推理漫画としては、最も犯人の深い心理描写が秀逸であり、凄惨な事件の裏側を描く中では恐ろしいほどに読者をひきつける構成と描写が素晴らしい。後半につれ、ネタぎれと話の薄さがきわだってくるのが残念ではあるが、序盤の一つ一つの事件の重さは、とてもレビューなどでは語ることのできない完成度を誇っている。

推理漫画の特徴としては何度も読み返すタイプのものではないのに、本作品においては繰り返し熟読してしまう。これはストーリー構成の秀逸さを物語っているのだと思う。

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[投稿:2009-08-17 22:48:01] [修正:2009-08-17 22:48:01] [このレビューのURL]

不良ギャグ漫画。コミカルな絵のタッチで徐々に洗礼されていく。

とにかくキャラの個性が良い。これだけインパクトの強い主人公もめずらしい。そしてそれを支える周囲のキャラがグッド!基本ギャグであり、キメるところはキメる不良漫画としても秀逸。カメレオンのような漫画の印象をうけるが、世界観は基本的に近所の不良。不良のサクセスストーリーとしては、不良のご近所ギャグといったところか。だらだらと続くというよりかは、良い意味での平均といった全体的な流れ。特にマンネリを感じる点はなく、バランスよく面白い。

不思議と何度も読み返して、何度も笑いを取れる良い作品。

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[投稿:2009-08-17 22:40:30] [修正:2009-08-17 22:40:30] [このレビューのURL]

恋愛漫画。王道の三角関係を描いた典型的なショートラブストーリー。

主人公のへたれ具合がすごい。とはいえ常にへたれかといえばそうでなく、きめるところはそれなりに決めるいい点もある。結果的にはだらだらと続いた感もあるが、そうは思えない構成であったと思う。

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[投稿:2009-08-17 21:58:19] [修正:2009-08-17 21:58:19] [このレビューのURL]

子供向け漫画。4点をつけてしまいましたが、私はF先生の熱狂的ファンです。勘違いしないでいただきたい。

正直、キテレツについては、「F先生・・・なんで描かれたんですか!?」と天国で聞いてみたい作品である。完全にドラえもんの二番煎じだと思うのだがどうなのだろう。ただ、アニメのほうはなぜか面白かった・・・キャラがたっていた、というよりアニメオリジナルとなっていたが。

正直、キテレツ描く力をあと少しドラえもんに対して頑張って欲しかった。いえいえ、ドラえもんは完璧ですがね。

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[投稿:2009-08-17 21:55:07] [修正:2009-08-17 21:55:07] [このレビューのURL]

7点 Kiss×sis

近親恋愛漫画。ギリギリのエロさを表現しています。遊人先生の作品ほどではありませんが、相当エロい作品です。

とにかくギリギリを描いています。「すんドメ」とはまた一方違うギリギリさです。話のテーマやストーリー・・・とかはもはやどうでもいいと思われるようなギリギリさです。そう、ギリギリです。

続編が出るのをうずうずと待っているのはこの作品くらいです。4巻目まで読んだ時点でレビューかいてますが、なんでギリギリなのかが分からないくらいきわどい展開しかありません。もう5巻で完結するのではないかと思われるくらいのギリギリさですが、正直、4巻目にして少し勢いが落ちているのではないかと思われます。徐々にストックしてあるネタが切れて、あとは勢いだけでがんばろうという姿勢が見え隠れしています。

5巻で完結してほくないというファンの気持ちと、無理にだらだらと続いて欲しくないという漫画ファンの気持ちが入り乱れるギリギリ作品です。将来性に期待!誰かネーム手伝ってやれ!

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[投稿:2009-08-17 21:50:59] [修正:2009-08-17 21:50:59] [このレビューのURL]

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