「カメオ」さんのページ

総レビュー数: 50レビュー(全て表示) 最終投稿: 2006年04月24日

熱くなる漫画の条件はやはり「期待を裏切らないこと」と教えてくれる、
まさにそんな漫画である。

魅力的なキャラクターたちが「魂のこもったゲーム」を作るために
がむしゃらに、愚直に、わがままに、ぶつかりながら、
楽しみながら、そして泣きながら、自分の信じることをする。

”魂があっている”から突き進めるのだと語り掛ける。



自分もそんな仕事がしたいと思わせてくれる、大きな熱量を持った作品なのだ。

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[投稿:2010-02-13 19:52:27] [修正:2015-11-01 13:15:35] [このレビューのURL]

戦災復興、黒魔術的な技術革新、超能力、騎士、バーサーカー

この漫画を形作るピースをいくつか挙げてみる。
絵柄にあまり重厚感がないこともあり、一見すると薄っぺらいファンタジーのように見えてしまう。

が、読んでみると分かる。
前述のテーマを読者に多少強引ではあるが心地よく飲み込ませる、
非常に『説得力』のある漫画であるということが。
すこしでも踏み外せば茶番になってしまうところを”間違える”ことなく、
丁寧に、丁寧に描いているからだ。

戦災復興という、根幹となっているテーマに対して全く手を抜かないことが、
この漫画をブレない強い漫画にした。

似たような表現でしつこいかもしれないが
パッと見以上に「本当に、本当に、よくやっている漫画」なのだ。


ぜひ読んでほしい唯一無二の作品の一つである。

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[投稿:2015-11-01 12:49:11] [修正:2015-11-01 12:49:11] [このレビューのURL]

なんかとにかくイライラする。


挫折だとか、努力だとか、友情だとか、勝利だとか。
ジャンプの「それ」が全てそろってるんだけど…

もしかしたら、この漫画は叔父さん(ガモウひろし)からの、
「そんなもんあってもこんなにつまんない漫画になっちゃうんだぜ」
っていうメッセージ(皮肉)なのかも。

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[投稿:2009-02-07 10:53:06] [修正:2011-08-13 13:41:00] [このレビューのURL]

登場人物の全員が敗者で、全員が罪人である。
そしてこれは主人公ジョニィ・ジョースターがその全ての敗北と全ての罪を
「おっかぶって」
もういちど立ち上がる、ただそれだけの物語。

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[投稿:2011-08-13 13:30:37] [修正:2011-08-13 13:30:37] [このレビューのURL]

この漫画のレビューを見ると、日本人ビジネスマンの悲哀だとかリアルだとか発展途上国のカルチャーなんかを主に評価してる人が多い。
まぁ確かにそれはこの漫画の「おもしろい」部分ではある。

でも「おもしろい」のなら他にもあるでしょ?
この漫画の他と違うとこはやはり不思議な「美しさ」。
セーナと主人公のちょっとした会話とか、エンディングとか、夢と現実がごっちゃになるシーンとかの何とも言えない感じ。
漫画に「引き込まれる」という感覚を本当に実感するあの気持ち良さ、いや気持ち悪さというべきか。

これを読んだ夜はもう何も手につかない。
あとは寝るだけ。
魔法にかけられたみたいな。

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[投稿:2011-05-11 21:43:19] [修正:2011-05-11 21:44:10] [このレビューのURL]

9点 リアル

スラムダンクは読んだけど買わなかった。

買ったら負けだと思ったから

でもこの漫画は読んだら買わずにはいられなかった。
家に置いときたいと思ったから

スラムダンクはバスケットが主役の漫画

リアルはバスケットがしたくてしたくて仕方ない人たちが主役の漫画

まぁそういうこと。

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[投稿:2010-09-20 16:32:52] [修正:2010-09-20 16:32:52] [このレビューのURL]

うつくしい。美しい。ウツクシイ。

そこに描かれているのは変態にも純粋な恋とエロス。

どちらかというと無機質に感じられるような絵なのにどうしてこんなに艶めかしいのか。
そして心を締め付けるのか。

読まなきゃ分からないよ。

どうしてこんなにうつくしいのか。



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[投稿:2010-09-08 10:32:31] [修正:2010-09-08 10:34:37] [このレビューのURL]

読めば分かると思うが、これはゲームネタ漫画のふりをした濃厚なフェチ漫画であり作者の欲求をまさか電撃プレイステーションという雑誌で大いに吐き出した、ある種の気持ち悪ささえ感じる作品である。

「これはもうどうしようもない。」

この感想は放課後プレイへの感想ではない。
この漫画を面白いと感じてしまう自分自身に対しての感想である。
名前も細かい設定もストーリーも無い、まさにただの記号と化したキャラクターがただ作者と読者の欲望のままに茶番を演じるだけ…。

畜生、これの何が面白いんだよ。
何が良いっていうんだ。

本当に気持ち悪くてしかたがない。



まぁそんなこと気にせず楽しめる人が大半なんだけどね。

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[投稿:2010-08-20 06:49:46] [修正:2010-08-20 06:49:46] [このレビューのURL]

ただただ、もう大好きです。
こんなにも優しくて苦しいSFガンアクションが他にあるはずがない。

どうしようもなく悲しい世界でヴァッシュはどうしてあんなに優しくいられるのか、強くいられるのか。

ストーリーの構成としては少し足らない部分があるように思えるけど、そこは我々の愛と妄想でカバーって感じです。

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[投稿:2008-03-25 23:46:24] [修正:2010-07-21 02:35:59] [このレビューのURL]

8点 トリコ

あの頃の、大好きなあの頃のジャンプ漫画が冷凍睡眠から覚めて帰ってきてくれた。


僕はトリコを読んでそう感じた。

もう本当に「分かってらっしゃる!」っていうバトル展開。
それでいてバトル一辺倒にならないストーリー構成。
魅力十分のキャラクター。

うん。

これだよ、これなんだよ。

ずいぶん遅くなったけどしまぶーには心から「おかえり」と言いたい。

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[投稿:2010-05-17 00:23:42] [修正:2010-05-17 00:23:42] [このレビューのURL]