「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

ラノベやアニメなど人気があるようですが、自分などが読むと
どこをどうツッコめば良いのか、いやそもそもどういう反応を示せば
良いのかさっぱりわからない漫画でした。

漫画に限らず、自分が嫌いでも売れている作品が商業的に成功している理由というのは何となくわかるのですが、この漫画に関しては全く理解不能です。

召還獣なんて設定がなぜ必要なのか?
ひたすらボケまくる登場人物たち・・・観たくもないのに吉本新喜劇を延々観せられている感覚です。

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[投稿:2011-09-04 23:20:40] [修正:2011-09-04 23:20:40] [このレビューのURL]

今になって考えると昭和の日本人の死生観がよく現れた漫画だと思います。
映画「リング」が海外で評価されて、ジャパニーズホラーというジャンルが確立されました。
幽霊・妖精大国のイギリスを除き、特にキリスト教の影響の強い国では心霊の存在は教義に背く物として否定されています。
そういった国々では心霊現象は全て悪魔の所業という事になります。
今の漫画で言えば「青の祓魔師」のような世界観の方が海外では馴染みやすいのかもしれません。

しかしながら、無信仰な日本人の一人として、幽霊を信じるか?という問いにはまだ夏の怪談や話のネタにもなりますが、キリスト教の悪魔の存在を信じるかと問われれば、サンタクロース以上に架空の存在としか思えないのです。
逆の立場で考えれば、限られた国でしか見られない怪異とは何とも胡散臭い話でありますが。

日本でこういった風土を生み出した背景には源氏物語、雨月物語や東海道四谷怪談という日本古来の文芸の影響もあるのでしょう。
その分、アメリカなどでは歴史が浅い為、グレイやらチュパカブラといったようにロマンはいつも宇宙や科学に向けられています。

漫画の内容ですが、明日の出来事を教えてくれる新聞、なかなか今でも斬新なアイデアではないでしょうか。
「キガタガキタ!」は読んでませんが、続編として出された「恐怖新聞II」「恐怖新聞 平成版」はちょっといただけない感じでした。

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[投稿:2011-09-04 22:53:44] [修正:2011-09-04 22:53:44] [このレビューのURL]

萌えなのかエロなのか、そういう漫画だと思ってスルーしていたけど、
評判を聞いて読んでみた。
一見オタク向けの漫画に見せかけて、思い切りヘヴィなテーマを持ってくる。こういった意表をつく漫画には弱いです。
普段悪い事ばかりしている人がたまに良い事をすると実績以上に評価されてしまうような物ですね。
それにしてもこの組み合わせはどうかなぁ?

ギャップが激しすぎて、笑っていいのか真剣に読むべきなのか宙ぶらりんな気分になります。
決して悪くはないですが、他人に薦めるのはどうかな。

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[投稿:2011-09-04 17:32:40] [修正:2011-09-04 18:37:08] [このレビューのURL]

その昔ドラマ化され、主演の現千葉県知事の代名詞ともなった原作漫画。

兄が教師として勤める青葉高校に転校してきた弘二。
元々女子高であった為、男子の数は少なく虐げられ、何かと肩身の狭い思いをしていた。
男子復権の為に弘二は剣道部を立ち上げる。

・・・と、今となってはベタすぎるストーリーですが、学園物につきものの変な要素が入らない分、今でも普通に面白いのではないかと思います。
向かい合わせの窓がヒロインの部屋だったりするのは、この辺がルーツでしょうか。

終盤で弘二が操に将来の夢を語るのですが、その職業というのが建築技師。
妙にリアル。今の学園物で進路と言えば医者・教師・弁護士と判で押したように同じ回答しか出てこない気がする。
今は漫画家の引き出しも少なくなってるのかなぁ、などと感じた。

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[投稿:2011-09-04 18:33:14] [修正:2011-09-04 18:33:14] [このレビューのURL]

少年誌の恋愛漫画という事で、何気に読んでみたら結構面白かったのですが、人気はないのですね。
ネットで検索してみて作者のブログ炎上騒ぎなど知ったのですが、なるほど評判が悪いのは中野純子の「ちさ×ポン」と同様の理由でしたか。
ちさ×ポンはヒロインの行動の正当化に拒否反応を起こしましたけど。

ただ、単行本で読む分には意識しませんが、少年誌に掲載されているという事を考えると、どうなんだろう?と思う部分は多いですね。
青年誌であれば問題にはなってなかったのではないかと思います。

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[投稿:2011-09-04 17:48:20] [修正:2011-09-04 17:48:20] [このレビューのURL]

6点 LIAR GAME

押し貸しという闇金融の手口、ネガティブオプションという悪徳商法は現実の社会でも行われており、こういった方法で結ばれた契約が無効とされるのは社会人として常識。
序盤の舞台設定は子供だましくらいの説得力しかありません。

ただこのマンガの見所は少数決以降の数字のからんだゲームにあります。

よく比較対象されているカイジは登場人物の心理的な葛藤を中心に物語が進められます。たとえば他のプレイヤーと協力関係が築けるか、否か。話の展開は結局の所、作者の匙加減ひとつでどうにでもなります。

ライアーゲームではそういった心理描写に薄い反面、ゲームのルールに論理で挑みます。
やってる事は「正直村とうそつき村」のようななぞなぞや「汝は人狼なりや?」のようなパーティゲームですね。

最近、ミステリ的な漫画をいくつか読みましたが、がっかりする内容ばかりでしたので、この位論理的な物は新鮮でした。
絵はまだ拙い部分もあるし物語としてはチャチな所もあり、読む人を選ぶとは思いますが、なかなか独創的な内容だと思います。

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[投稿:2011-09-04 02:15:19] [修正:2011-09-04 02:15:19] [このレビューのURL]

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