「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

子供の持つ感受性でもって残虐性まで表現してしまう漫画家。
表現は直接的なのでガロ系の漫画の中でも一般に受け入れられやすい部類ではあるが、残酷な表現や差別表現と取られる部分も多いので、己の倫理観を重視する人にはお奨めできない。

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[投稿:2010-10-02 00:47:41] [修正:2010-10-02 00:47:41] [このレビューのURL]

素っ裸で歩き回る登場人物たち、やたらと描き込まれた筋肉。
当時の少年マガジンの連載の中でもひときわ異色の存在だった。
ひたすら肉体美を讃え、古代ローマのような世界が舞台。だが、時代が漫画についていけなかった。
しかしながら無駄にムキムキな筋肉はトラウマ物だったようで、ボディ・ビルで身体を鍛えていた知人は
子供の頃にこの漫画を読み「こんな体つきになりたい」と影響を受けたらしい。
連載は不評で打ち切りだったらしいが、10年後の「北斗の拳」のヒットにより、再評価される。
昔は気持ち悪いなぁと思っていたが、今読んだら普通に読める漫画です。まぁ、素っ裸で首だけお洒落にスカーフ巻くのはやっぱり笑えますが。

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[投稿:2010-10-01 20:12:25] [修正:2010-10-01 20:12:25] [このレビューのURL]

I”sとセットで考えてしまうが、あい編のSF的設定が中途半端に物語の邪魔をしてしまっている。バトルやガラスの階段昇るシーンは必要だったのだろうか。
話は短いが恋編の"少し不思議"程度の方が登場人物の心情を描くには適していたと思う。こちらの方が感情移入しやすい。
だからこそ、I”sではSFを切り離したのであろうが。

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[投稿:2010-10-01 03:10:02] [修正:2010-10-01 03:10:02] [このレビューのURL]

理不尽な世界観はそれまでのホラーとは異質な物であり、それこそが伊藤潤二の持ち味なのだが、それ故にいかんせん楳図かずお、古賀新一などの巨匠らの確立された絵柄と比較してしまい、拙い印象を受けてしまう。
決して下手という訳ではないのだが。
映画やドラマも見たが、この作風は映像化には向いているのではないか。

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[投稿:2010-10-01 02:37:04] [修正:2010-10-01 02:37:04] [このレビューのURL]

時間ループネタだが、2巻かけてまでだらだら描く程の内容ではなかった。
登場人物に感情移入できないので関わるエピソードがどうでも良い話としか思えない。
既存の同テーマ作品と違って何か目新しい事はというと、フラクタル図形のミステリサークルの作成時に中心に立ってしまった事が、時間の因果律に作用したという設定くらい。

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[投稿:2010-10-01 01:16:04] [修正:2010-10-01 01:16:04] [このレビューのURL]

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