「そのばしのぎ」さんのページ

総レビュー数: 194レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年09月04日

連載開始の少し前、2000年頃といえばWebもまだ黎明期。企業もIT化が広がりつつあった時代なのですが、この頃は職場でパソコンを使えるというだけでオタク扱いされていました。
今思い起こすと、単に時代の変化について来れなかった人達が、レッテル貼りをして自我を保っていたのでしょう。

昔は、そうやって特定の分野に関して深い知識を持つ人までも総じてオタクと言われた物ですが、この漫画ではもっと狭義のオタク、アニメや漫画の世界に魅了された人達が主人公です。
しかしながら、100件以上の漫画レビューなど書いておきながら言うのも何ですが、正直この世界には共感が持てない。
仮に舞台設定が映画マニアや音楽マニアのサークルだったとしても、同じ印象を持ったと思う。
既成のコンテンツを消費する事に一生懸命になっても流されているようにしか思えないのです。
この辺が合わない人には読むのが辛い漫画ではないかと思います。

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[投稿:2010-10-12 21:58:24] [修正:2010-10-12 21:58:24] [このレビューのURL]

絵も見やすく原作に忠実だが、正直な所原作の時点で服装や展開がデジャヴ感一杯で、ファンタジー物をいくつか読んでいると新鮮味が全くない。
今からマンガなどに触れる子供などなら悪くはないと思うが。

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[投稿:2010-10-03 05:26:23] [修正:2010-10-09 16:56:00] [このレビューのURL]

何だかのっけから女子高生のバンド結成という「けいおん」を意識したような展開。どこぞのラノベに出てくるようなキャラ。波形に関するHOW TOなのでそういった絡め方は良いと思う。
ただフーリエ変換に関しては「フーリエの冒険」という初心者にも非常に易しい名著がある。
価格を考えるともう少しボリュームや突っ込んだ内容が欲しい。
企画段階から煮詰めないと中々難しい話だとは思うが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-09 16:32:00] [修正:2010-10-09 16:32:00] [このレビューのURL]

インクレディブル・マシーンというゲームをご存知でしょうか。
もしくはNHKのピタゴラスイッチという番組に出てくるピタゴラ装置。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」冒頭の目玉焼きを作る装置などなど。
これらは総じてアメリカの漫画家の名前を取ってルーブ・ゴールドバーグ・マシンというそうです。
このルーブ・ゴールドバーグに影響を与えたとされているのが、イギリスの挿絵作家ヒース・ロビンソンの漫画。
その漫画を集めた物がこのContraptionsです。
洋書でしか出版されていませんが、以前はこういった本を見つけるのも大変でしたが、今はAmazonなどで簡単に入手できるようになったので便利になった物です。

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[投稿:2010-10-09 15:22:39] [修正:2010-10-09 15:22:39] [このレビューのURL]

6点 洗礼

自己投影って言葉があるけど、軽い意味では子供のヒーローごっこだとか、映画で主人公に感情移入したり、スポーツ中継で贔屓のチームや選手の勝ち負けに一喜一憂できる事もそうかもしれない。
病的な例ではジョン・レノンを殺したマーク・チャップマンは自分こそがジョン・レノンだと思っていた節がある。

以前父親が統合失調症を発症した際、警察に保護された事があったのだが、職務質問等されて、私の名前や経歴を騙っていたという事があった。
この漫画にもそういったリアルな怖さを感じる。
自分の失敗を自分の子供を通じて取り替えそうと考える親は多いと思う。
時代のせいもあるだろうが、娘がどういった心境からそこに至ったかという経緯がかなり端折られている事が残念ではある。

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[投稿:2010-10-03 05:28:22] [修正:2010-10-09 08:48:54] [このレビューのURL]

青の洞門とは大分県中津市にあるトンネルで、一人の僧侶がノミと槌だけで30年かけて彫り抜きました。その僧侶の生涯をマンガ化した物。
菊池寛の「恩讐の彼方に」が原作だったのかな。
母の不実から転落する人生。強盗や殺人に手を染め、悪行の限りをつくしていた市九郎だが、ある僧侶との出会いにより改心する。極悪非道っぷりは銭ゲバやアシュラとも通じる物がある。

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[投稿:2010-10-09 07:43:03] [修正:2010-10-09 07:43:03] [このレビューのURL]

幕末物ではお馴染みの新撰組だが、キャラクターが従来のイメージを壊すように描かれ、かつ望月三起也らしくなっている。

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[投稿:2010-10-09 07:17:51] [修正:2010-10-09 07:17:51] [このレビューのURL]

つまらなくはないが、やはり競輪やその他のギャンブルに興味がないと読むのはややつらい。
以前、まとめて借りて読む機会があったのだが、競輪の知識のない自分的にはレース中の駆け引きが重要なのだとわかった程度。
初期は全然絵のタッチが違うが、これはこれで味がある。

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[投稿:2010-10-09 07:09:50] [修正:2010-10-09 07:09:50] [このレビューのURL]

地道に面白い良作。

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[投稿:2010-10-08 19:57:38] [修正:2010-10-08 19:57:38] [このレビューのURL]

5点 GANTZ

最初の数巻は面白いが、かっぺ星人編以降は連載引き伸ばしの為の漫画という印象が拭えなかった。
バンパイア・ESPなどの設定を出す必要があったのかどうか疑問。
登場人物が簡単に死んだり生き返ったりと、緊張感にかける。
序盤はねぎ星人、田中星人などの一見ふざけた宇宙人のセンスが独創的で面白かったが、以降は仏像・妖怪・恐竜など、敵としてはありふれた存在になってしまった。
玄野とホモなど登場人物の顔の区別がつかない事多々。
和泉とか出す必要あったのだろうか。
話の展開の割にガンツや宇宙人の謎は明らかにされない。
エログロ描写があるので青年誌でしか載せられないが、話の内容的には少年誌向け。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-10-08 19:51:01] [修正:2010-10-08 19:51:01] [このレビューのURL]