「頭突き串の寿司」さんのページ

総レビュー数: 99レビュー(全て表示) 最終投稿: 2011年09月14日

シンプルなコマ割り、時々入る説明口調
でも決して受け身にならない、不思議と物語に入っていける。

日本語訳のない原書を読み解いていくという気の遠くなるような作業
不定期ながらも週刊でやろうという熱意が素晴らしい!

最初のほうこそ
アンジェロが物語を進めるためだけに動くドジっ子なところがあった
架空の人物としてしょうがないところではあるけど…

チェーザレも魅力的なんだけど
やっぱりこの時代だと他にも見知った名前も多い。
ダ・ヴィンチ、コロンブス、ミケランジェロらのキャラクターが面白い。
ここらへんも史実とフィクションのバランスをとってキャラを作っているのだろう。大変だな…

そしてカラーページが綺麗すぎる。
システィーナ礼拝堂を復元してしまうのと同じ手で描かれる青アザがすごい…w


サブタイトルの「破壊の創造者」なんて物騒な展開はまだ鳴りを潜めているが
物語としてはまだまだ序盤だろう。

お勉強にも最適。

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[投稿:2012-07-18 18:41:02] [修正:2012-07-18 18:41:02] [このレビューのURL]

広がる世界観 深まる謎
邪道のようで多くの人がハマるであろう作品

首がハネ飛ばされるグロかと思えば
このまま魔法使いの日常モノとしても成り立ちそうなほどほのぼのとした雰囲気
取り合わせの妙などといってみたり。
ただそんな雰囲気も序盤までで、
謎解きパートの比重が高くなってきた最近の展開は評価が分かれるかも?


ホール組、煙ファミリー、十字目たち
どこまでも悪者に見えないキャラクターたちもこの作品の魅力

また食べ物洋服小物(マスクとか)への凝った描き込みは
芸大出身の作者のセンスが光る
コマの端までじっくり読みたくなる。

単行本の装丁で表紙のエンボス加工とか、
巻末の「魔のおまけ」も毎回楽しみなので一冊が高くてもまあ文句はないかな。


ナイスレビュー: 0

[投稿:2012-07-18 18:29:38] [修正:2012-07-18 18:29:38] [このレビューのURL]

内容的にも絵的にも四コマの枠に収まりきらない密度
絵についてはちょっと見にくいと感じるかも?

クロ一行の旅の先々での人びととの出逢いや
行き着く場所で起こる不思議な出来事
こういう物語を童話チックな雰囲気でゆったりと描きつつも
ニジュク、サンジュの目線で見た世界についてもしっかり描いている
このニジュクとサンジュの無邪気さがときに話を深く、重くするときがある
ほんわかと和むお話とときにグサリと突き刺さるお話
ふたつの比重が絶妙。

また黒く塗りつぶされたコマのまわりと絵本のようなカラーページのコントラストも素敵。

3巻では物語が大きく動き始める魔女の正体とは?
研究所から消えた3体の実験体との関係は?
ますます続きが気になる!

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[投稿:2012-05-03 18:36:26] [修正:2012-05-03 18:36:26] [このレビューのURL]

8点 SKET DANCE

個性的なキャラが多い。
そのキャラ同士の掛け合いが面白い。

ギャグはハズレもあるがアタリのときはとにかく笑える
オチもしっかりしていてまとまっていると思う
シリアス回はというと泣かせようとしている感が強く
嫌いな方がいるのも分かる

個人的にはスイッチのかぶせボケがツボw
毎回楽しみにしています。

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[投稿:2011-09-21 00:01:05] [修正:2011-09-21 00:01:05] [このレビューのURL]

このマンガを読んで囲碁を始めようと思った
でもどうにもルールが分からずにそのままw

要は囲碁なんて知らなくたって良いんです
ヒカルたちの成長に見入ってしまう
そしてさすがは小畑先生の画力。

良作です。

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[投稿:2011-09-14 23:25:59] [修正:2011-09-14 23:25:59] [このレビューのURL]

この作品についてはあえてレビューする必要もないかと思いますが

とにかく各話の内容が濃密
誰にでも読めるはず、というか読んでもらいたい
これこそ名作といえるでしょう。

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[投稿:2011-09-14 23:02:39] [修正:2011-09-14 23:02:39] [このレビューのURL]

8点 タイヤ

おそらくはじめて読んだのは小一くらいのことだったと思う。
もちろん当時は話の内容を理解していたとは思えないが
何度も読むうちに(見るうちに?)「肩守りが…」とか「ミクロ光線!」とか
口にするようになっていた。
そんなことを覚えているんだからやっぱりこの作品のシュールさというか、
キテレツさが印象的だったんだな。

氏のマンガは不条理ギャグマンガと題されていて奇妙なテーマが多いと見える
が、『カレー』『川辺の家族』『小春日和』『木人の店』などの作品は
どれも不条理ながらちゃんと家族のドラマになっていてもの悲しい気持ちにさえなる
こんな突飛な設定なのにこの読後感は何だ!っていうギャップが良い。
やっぱりセンスなのか…

あとは…蝶犬が見てみたい!
どこかの地域にこんな行事ありそうだもんなw

ナイスレビュー: 0

[投稿:2011-09-14 00:36:27] [修正:2011-09-14 00:36:27] [このレビューのURL]

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