「ルリヲ」さんのページ

総レビュー数: 114レビュー(全て表示) 最終投稿: 2012年09月13日

ヒロインが大体人外のラブコメ。
隠し事ができない主人公と、正体を隠さなきゃならないヒロインのお話。

ヒロインの吸血鬼がかわいい。
絵柄が独特で、萌え系でもないのだけど、その性格と言動にやられる。
ミステリアスだと思っていたのが実は・・・っていうギャップもいい。
ヒロイン以外もいいキャラしてる。
幼馴染が”幼馴染”という距離感を大事にしているのも好感だし(外道だけど)、おそらく対となるヒロインの委員長は冷静になりきれていないクールキャラで愛らしい。悪魔のあの子はロリババアだし友達3人は普通にいいやつだし・・・
とにかく嫌いなキャラが今のところいない。
前のレビュワーの方も言っているけどアホしかいない。それがいい。

物語もギャグ強めのラブコメでいい感じ。ギャグの質がそれなりに高いから2828パート以外も読んでいてだれない。
シリアスに傾きやすい設定でもあるけどこのままいって欲しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-27 23:04:02] [修正:2013-08-27 23:04:02] [このレビューのURL]

表紙に惹かれて購入。

アホ可愛い不憫な魔王様とSっ気のある魔法使いが中心で繰り広げるコメディ。
最初は思ったとおりの作品だったんだけど、話が進んでいくにつれて登場キャラが増えていき、2人の話という感じではなくなってきた。ちょっと残念。

勇者一行はともかく、魔王側の魔術師とその護衛は余計な気がする。
2巻でのキャラ投入ペースが速すぎて一人ひとりの魅力を味わいきれない。

ギャグも質は高いが見せ方がイマイチ。

魔王様が恥ずかしいパターンのギャグは最高。かわいい。

これ以上は僧侶、侍女以外は安易にキャラを投入しないで欲しい。
今後に期待。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-25 02:01:09] [修正:2013-08-25 02:01:09] [このレビューのURL]

生まれて初めて少女漫画を読んだわけだけど。
いろいろとやっぱり違うなーと感じた。

キャラクターの特徴とか設定とか、キャラの心情とか正直最初は違和感感じながら読んでた。
でも、結局は漫画なわけで、絵やキャラに魅力があって、物語や作者の考えに共感できずとも、理解できれば楽しめるな、と。

最初はハルが好きになれず、ヤマケンが大好きだった。
段々ハルも好きになれたのは、俺がハルに慣れたのかハルが魅力的になったのか・・・(多分両方)
とりあえずシズクと幸せになってくれ。

ヒーローとヒロイン両方まっすぐで、ある意味安心して読むことができた。
むしろ周りの恋模様のほうがみていてどきどきした。
ササヤン、夏目さん、ミッチャン、優山さん、委員長みんないい人ばっかだ。
それぞれ幸せになってほしい。

作品自体は6点くらいだけど、少女漫画は合わないという「物事の考え方が変わった」ので9点。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-31 00:38:20] [修正:2013-08-22 03:05:57] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

弟で遊ぶのが好きな姉と、引くくらい姉が好きな弟のお話。血はつながってない。

最初はテンプレながらも面白いちょいエロラブコメって感じだった。んだけど、途中から若干真面目な話を挟むようになった。
真面目っていても悲観的なものはなく、弟の姉依存になったきっかけや、姉のいい姉であろうと決意するお話など。そういう話もエピソード自体はそれなりに面白かったけど、個人的には終始コメディをして欲しかった。

あとは、真面目話の中でも一際目立ってる水野さんとの喧嘩お話。
弟の思考回路は理解できないこともなかったし、水野さんがそれに嫌悪を感じるのもわかるから読んでてちょっときつかった。
結果水野さんとは友達ってことになったわけで、男女の友達ってなんかいいねと思うと同時に、やっぱり寂しかった。
でも弟のあわよくば・・・みたいな態度はアレだったから、喧嘩後の下心のない絡みを見て、これもいいなと思った。

序盤の展開からこの作品はハーレムラブコメだと思って読んでたから後半水野さんとは友達になって、姉依存から脱却して(できたのか?)エンディングっていうのは予想外だった。綺麗に終わったけど期待とは違ったかなという感じ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-23 23:19:28] [修正:2013-08-22 03:04:08] [このレビューのURL]

表紙絵の魅力に惹かれて購入。単行本の手触りもいい。

タイトルのまま、ハクメイとミコチという2人の女の子を中心とする森での生活のお話。2人は小人で、森の動物や昆虫、他の小人と協力して日々を過ごしている。

絵が表紙も中身もとても綺麗で書き込まれている。作品の雰囲気にも合っていて、この漫画の大きな魅力の一つだと思う。

ただだらだらした日々を描くのではなく、主人公たちの働くエピソードを入れたり、話の合間に街のできた経緯に触れたりと、設定も練りこまれていて、キャラクターや街の背景がよく考えられていることが感じられる。

笑いあり、ちょっとした素敵イベントありのいい感じの生活を味わえる。

独自の理やオリジナルな設定が結構あるところ、日々の生活などARIAに共通する部分が結構あるので、ARIAが好きな人には特にオススメ。

設定や話、絵にカバーなど、丁寧につくられた漫画で、大事にしたくなる。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-08-22 03:00:21] [修正:2013-08-22 03:00:21] [このレビューのURL]

作者があとがきで述べているように、実に青臭い漫画。

「10年の葛藤、60年の我慢」とか「ひとりあがいて、がまんを続けていくうちに、死だけが平等にやってくる」みたいな言葉から分かるように、人生に登場人物たちは半ば絶望してるわけで、そういう考えがくさいなあと思う。

でもくさくてまっすぐだから心にくるものがあった。
1冊丸ごと書き下ろしで作者の思想をぐっと背負わされたような読後感。
ふっちゃけ本編よりもあとがきのほうが読んでて心にきた。

あと、カフカがあだ名ってちょっと恥ずかしいね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-31 22:40:57] [修正:2013-07-31 22:40:57] [このレビューのURL]

名門野球部唯一の女子(わりとかわいい)が主人公の野球漫画。

野球漫画といっても試合の描写はほとんどなく、人間関係や、女であるが故の本人、周りのもやもやした感じを含む日常を描く漫画。けっこうまったりしていて安心して読める。

自分は野球部じゃないけど野球部ってこんな感じなのかな、とか女子がいたら周りはこういう見方するよな、とか結構リアルだと思った。
リアルな描写の中、特別容姿が可愛いわけでもないザワさんを、ちょっと抜けた行動や、童貞にはちょっと刺激の強い無自覚の行動などで魅力を出しているのが上手かった。
物語が進むにつれてザワさんの今後や部内の人間関係の変化など、話が多少引き締まっていくけれど、それもまた面白かった。

最後が結構あっさり終わって「あれ?」って感じだったけど、最初から最後まで楽しむことのできる良作だった。

あとミヤコ氏とその仲間たちが素敵過ぎる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-07-26 01:05:08] [修正:2013-07-26 01:05:08] [このレビューのURL]

絵やキャラが少女マンガっぽいとおもってたら少女漫画家の人の作品だった。
それ故かこれまで読んできた4コマ作品とテイストが違って新鮮だった。

設定はシンプルで、実は少女漫画家のごつい男と、そいつが好きでお手伝いでそばにいよう!という健気でいい子な女の子、その他周りの人たちのコメディ。

こういう系の4コマだと大体男の周りに人が増えてって振り回されて・・・ってパターンが定番だけと思うけど、野崎君がむしろ振り回す側でヒロインの子が前述の主人公的立場にいるのが少女マンガっぽいし新鮮で面白かった。というか佐倉がいい子過ぎて可愛い。

あと、登場人物に初期からラブコメ相手というか恋人候補というか、仲のいい対となる存在がいるのもこの作者ならではかなと。
WORKING!!とかが好きなら楽しく読めると思う。

ギャグがたまに無理矢理感を感じること意外は良作。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-15 21:22:12] [修正:2013-07-15 21:22:12] [このレビューのURL]

恋をしていると角が生えるようになった人類のお話。(若いうちのみ)
最初は同一クラスの女子3人の話だけど、通してみると設定は共有してのオムニバス形式。

流石秋★枝といった感じで、各話それぞれ読み味が違っていて、上下巻すっきりと読めた。

表題どおり恋心が”視角化”しているのをしっかり生かせていてよい。

オススメは康介が主人公の話。
こうなるだろうなーと思ったとおりの、ある意味テンプレなオチではあったがやはり面白い。というか可愛い。

秋★枝の作品は読み味がいいのが魅力。
今作も最終的に不幸な人がいないのが良かった。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2013-07-14 19:33:59] [修正:2013-07-14 19:33:59] [このレビューのURL]

素晴らしい。
ぶっちゃけエロ目的で買ったんだけど、引き込まれてそれどころじゃなかった。

ノノノノの作者岡本倫が原作ってことで、絵結構上手いんだから自分で書けばいいのにと思っていたけど、作画が付いたおかげで大分魅力が増している。
横槍メンゴの絵がとても上手で綺麗で、今作にもしっかりマッチしていた。

ストーリーはいたってシンプルで、幼馴染に再会したけど冷たくなっていた。それは照れ隠しで・・・って感じ。
それ自体は良くある設定なんだけど、”1日1時間自制心をなくす契約”という発覚の仕方がいい。
自制心を取り戻したあと羞恥心からわめくヒロインが可愛すぎる。それまでツン10割だったから破壊力も抜群。
この作品最大の魅力は普段圧倒的に冷たいヒロインが自制心をなくして乱れる所、また、あとで恥らう所。これに尽きる。

タイトルどおりエロも結構しっかりある。

1冊だけど物足りなさもなく、気持ちいい読後感だった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2013-07-12 20:21:57] [修正:2013-07-12 20:21:57] [このレビューのURL]