「二軍Tシャツ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月31日

一巻だけでは何とも言えないのでレビューを避けていましたが、二巻が発売されたので。
一巻読んだときは正直何が描きたいのかよくわからず、相変わらずキャラや世界観、セリフ回しは好きなんだけども、うーん、どうなの?という感じでした。

二巻、素晴らしい。
本当に素晴らしい。

「空飛ぶアオイ」から「少年少女」、「Day Dream(ry」「機動旅団」「鵺の砦」などと作品が増えるにつれ作風が暗く、難解になっている印象でしたが、今作は「少年少女」に近い印象を受けました。

とはいっても二巻の最後には・・・

「A.I.」って映画ありますよね、スピルバーグの。
あれに似てます、ちょっとだけ。


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[投稿:2011-12-25 16:16:46] [修正:2011-12-25 16:17:47] [このレビューのURL]

一巻出ました。
二巻は出ますか。
出ないと困ります、先が読みたいのです。

相変わらずの魅せる絵。
コマ数が多い訳でもページ数が多い訳でもないのに、読むのに時間がかかるのはワンシーンごとに目を止めて読むことが多いからでしょう。

動く島「モンサンミッシ(ry」あらため「エレキテ島」。

要するに海のラピュタみたいなもん
・・・かと思いきや、なにやら穏やかではない様子。

楽しみ楽しみ。

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[投稿:2011-11-11 23:41:40] [修正:2011-11-11 23:41:40] [このレビューのURL]

8点 外天楼

秀逸。
まったくもって秀逸。
すばらしい。

ただ「新しい」というわけではない。
「そっちにもってくのか」という驚きである。

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[投稿:2011-10-28 00:47:56] [修正:2011-11-11 23:33:52] [このレビューのURL]

「あの西尾維新が!」的な売り出しでしたが、僕自身西尾維新の作品は全くもって読んだことが無くて、ただなんとなく
「頭の良い」「文学センスのある」「最近人気の」作者
というイメージがありました。

彼の原作がどんなもんかは知ったこっちゃありませんが、少なくともこの漫画を読んで「西尾維新スゲー」なんて考えはこれっぽっちも浮かびませんでした。

絵柄自体もあまり好きでは無く、物語も筋が通っていないような気がしてなりません。
肝心のバトルに関しましても、「お前それネットで調べただけだろ」と思わせるようなチープな柔道等の説明や、能力を活かしきれていないキャラクターなど、多彩な知識をひけらかしたつもりが、逆に上っ面で浅はかな部分ばかりを露呈してしまっているように思えます。

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[投稿:2011-10-03 00:57:45] [修正:2011-10-03 00:57:45] [このレビューのURL]

9点 Sunny

とても期待しています。
養護施設とでも言えば良いのか、本人またはその家族に訳ありな子ども達が集まり暮らす「星の子学園」。
その学園にある壊れた車「サニー1200」は施設の子どもたちの基地であり、また空想にふけって自分を表現できる場所。

さみしい、会いたい、怖い
羨ましい、うんざり、スキ、キライ
色んな気持ちが入り混じって、それは得てして切ない。

まだ物語は始まったばかり
丁寧に、丁寧に読んでいきたい。

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[投稿:2011-10-03 00:08:29] [修正:2011-10-03 00:08:29] [このレビューのURL]

大阪叙情短編集とはまさにその通りで、いやむしろこの一言に尽きるのではないでしょうか。

大阪の人情やなんとなーく泥臭い雰囲気(良い意味で)、それと「古き良き」感。
こういったものが好きなら合うと思います。

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[投稿:2011-09-28 00:04:43] [修正:2011-09-28 00:04:43] [このレビューのURL]

4点 冬の熱

男女や家族間など、人間関係を描いた短編集。
線の細さやタッチが好みで買ってみましたが、正直微妙でした。

人間関係を描く上でのキャラの心理や感情は非常に重要視されるものだと思いますが、登場人物の表情や感情がどうも掴み難く、あえて微妙な表情を選択しているのならそれも頷けるのですが、僕にはそうは思えませんでした。

「こんな恋愛良いなぁ」とか「こんな展開羨ましいなぁ」とか、そういった感情を持たぬまま、なんとなく首をかしげて読んでいた気がします。

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[投稿:2011-09-27 23:59:59] [修正:2011-09-27 23:59:59] [このレビューのURL]

6点 MAGARA

SFとアクションといったもう大好きな組み合わせなんですが、どうも絵のタッチやカット、ストーリーに既視感が・・・
と思ったら、「鉄コン筋クリート/松本大洋」ですね。
これに大友克洋を足した感じ。

ということで、個人的にはなかなか面白かったのですが、ちょっと目新しさが無かった。
恐らく打ち切りだったのだと思われる終盤?エピローグも駆け足過ぎる。

本編よりも、一緒に収録されている幾つかの短編のほうが面白いです。

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[投稿:2011-09-27 23:43:22] [修正:2011-09-27 23:43:22] [このレビューのURL]

なんと言うか・・・僕の矮小な国語力では上手く説明できないのですが、不思議な不思議な世界観。
タイトルから察せるように、なんだか夢の中に出てきそうな風景に満たされ、そのどれもが魅力的です。

さすが青林工藝舎、価格は高いですが良い作品。
やさしくて素敵で不思議な世界、この世界を味わえないなんて損です。

余談ですが同作者のHPにある「OASIS」という作品も素晴らしいです。

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[投稿:2011-09-27 16:31:18] [修正:2011-09-27 16:46:44] [このレビューのURL]

短編集。
RPGの世界を皮肉ったような内容が主で、「魔王」「勇者」「竜(ドラゴン)」なんて言葉がわんさかでてきます。

私達と同じ姿をし、寿命が長く手抜きの上手い「猿人」、そして寿命が短く無駄をせずひたすら勤勉な「馬人(下半身が馬)」、そんな種族が混在する世の中

勇者の活躍によって滅ぼされた魔王、そして魔王無き魔王城の行く末

実際にいたら利用価値のなさそうな「竜」

などなど、本来相反する関係であるはずのファンタジーとリアルを見事に混合した内容となっております。

この先期待大の漫画家と言えば真っ先にこの方を挙げるでしょう。

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[投稿:2011-08-15 18:00:35] [修正:2011-09-27 16:32:57] [このレビューのURL]