「二軍Tシャツ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年01月31日

[ネタバレあり]

バスケット漫画なら『スラムダンク』
囲碁漫画なら『ヒカルの碁』
だとするように、
体操漫画なら『ガンバ』
と言える程の作品です。
主人公の天才具合はちょっとアレですが、技に現実味があり、作品中で試合が始まるのが楽しみでしょうがないです。
また、少年漫画にみられる、脇役置いてきぼり現象も殆んどなく、体操の上手さが目立たなくなってしまった新堂先輩もきちんと外伝まで登場します。
キャラに至っては、先輩三人(3バカ)のそりゃ魅力的なこと。
ストーリーに至っても特に盛り下がる箇所はなく、見せるところで魅せています。
気になるのは、ベタな恋愛の展開やセリフ回し位で、正直欠点らしい欠点は見当たりません。
...しかし、唯一、僕が気に入らない箇所があります。
学校側が体操部を潰そうと、試合当日、実力者の先輩三人を学力不足のため、学校で追試テストを受けさせることで、試合の成績は悪くなり、男子体操部を廃部させようとする。という場面、追試から抜け出し、非公式で跳馬に出た先輩、もちろん高得点。それにより一位となり、全国への切符を手にする主人公たち。しかし二位の学校への後ろめたさから、ズルを告白する主人公。一度は全国への切符を失うものの、真の実力が認められ、再び全国への切符を手にする。
…っておい、ズルしなかったら二位のまま、全国行けなかったじゃねえか。

リンゴの木を折って、白状したやつより、まずリンゴの木を折らないやつの方が偉いだろうが。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-03 05:20:06] [修正:2009-02-03 05:31:07] [このレビューのURL]

人を選ばす、誰にでも勧められる作品。

八巻までが面白すぎて、大人になった後の話は少し減速ぎみに感じてしまいますが
それでも愛着を持って読み続けたい作品です。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-02 22:54:04] [修正:2009-02-02 22:54:04] [このレビューのURL]

正直キメラアント編はいらないかなぁ〜。

G・I編の最後でジンと再開で良かったのでは?

確かに連載遅いし絵は雑になったけど、中盤までは作者もしっかり描いてた。
こっからは僕の勝手な想像だけど、G・I編からこの作品、無理矢理引き延ばされてんじゃないの?編集部に。

だから作者をこっぴどく批判するのはどうなのかと思う。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-01 18:57:21] [修正:2009-02-01 18:57:21] [このレビューのURL]

ファンの方はごめんなさい。
この漫画は、僕が嫌いなタイプの漫画です。 
 
この漫画、作者が狙いにいってるのが、鼻につく。
こんなの、プンプンみたいな可愛いキャラと、妙にリアルな現実をミスマッチさせて、読者ウケを狙ってるだけでは?
ときおり出てくる、狂った人や、狂った人の表情も、なんか意味あんの?
そこに特に意味するものはあるの?
 
 
 
という風に、ひねくれものの僕は思ってしまうわけです。ごめんなさい。


この点数は、そういう余分な所は考えずに、ただの恋愛漫画として考えたときの点数です。
そうでもしなきゃイライラして0点、1点つけるかも…

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-01 02:47:33] [修正:2009-02-01 02:47:33] [このレビューのURL]

ずっと探偵してりゃ良いじゃん!
別に格闘とか、肉体変化とか、要らないからさぁ。

頼むよ、ホントに。
お願いします。

日常に潜む人間の狂気性を、奇妙な動物に見立てて、描いててくれよ!
そんなこの漫画が好きだったよ!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-02-01 02:28:01] [修正:2009-02-01 02:28:01] [このレビューのURL]

『この作者の漫画』ってことを考えると、プラス1点2点したくなりますが、それは偏見になると思うので、ただこの「月光条例」という漫画だけで判断したいと思います。

 
 
ぶっちゃけ微妙です。これからどうやって話が展開していくのかは知らないけど、今のところ目立って面白い話は無い。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-31 19:14:04] [修正:2009-01-31 19:14:04] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

エロマンガじゃねぇか!(笑)

モザイクとか、一般のアダルト漫画よりも薄いぞ(笑)
しかも全然エロマンガとしても機能してないぞ(笑)
すごいなこれは、買って読んでビックリしました。
母親に見つからないように隠しました。



つららプレイは必見!

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-01-31 07:57:17] [修正:2009-01-31 07:57:17] [このレビューのURL]

生まれて初めて衝動買いをしたのがこの作品。
当時中学校2年か3年でしたかね。

当時は熱血ハチマキとでも言うのでしょうか、初期のハチマキに感情移入して読んでいましたが、高校、そしていま大学に入ってから改めて読むことで、新たな発見が逐一あり、また読み方も変わってきますね。

三巻収録、タナベの父が、ははっ!と言って頭をペンと叩くシーン。タナベの父のしわしわの顔が、一瞬若返る場面が大好きです、特に理由はなく。
いわゆる哲学的な作品なんですが、正直あんまり考えなくてもすらすら面白く読めてしまいますが、それはあまりにも勿体無い。
人間の内宇宙と外宇宙、そういったことがテーマなんでしょうかね。

いつも手の届くところに置いておき、年をとる毎に読み直したいですね。
願わくばハチマキやゴローの様な大人になりたいです。

追記:小説版も出ているので、機会があれば是非どうぞ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-02-03 07:07:13] [修正:2015-12-31 19:04:23] [このレビューのURL]

私は本来、例えば「いつもありがとう」系の邦楽などには全く興味が無い、おろか反吐が出るタイプの人間です。

パッと見や触れ込みで判断してしまえばこの漫画もそういった類のものとして受け取られてしまいがちですが、この作品には能動的な感動の押し付けや作者の自己陶酔に近い感情は見受けられず、素直に読むことが出来ました。

エッセイ漫画ということ、且つ母親の死がテーマということで、さてどんな美談が唄われているのやらとも考えがちですが、むしろこの作品から学ぶことのほうが多く、いずれ来るであろうその時にそなえ、今自分が何をすべきか、その時をどう受け取るべきかを考える良いきっかけになったと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-12-31 18:57:08] [修正:2015-12-31 18:57:08] [このレビューのURL]

物語への引き込み方が最高でした。
そこからはもう一気。
不気味とコミカル、ミステリーやバトルが気持ち良く混ざりあった超良作。

時間をテーマにした作品は読者側からするとどうもパラドックス的な問題であったり、その何でもあり感に多少の不満を抱いてしまいがちですが、この作品に限ってそんなことはありませんでした。
特殊な空間で「何が可能なのか」「その結論に至る理由は何か」という項目まで緻密に計算されております。

物語半ばから能力バトル化してしまったこと、及び最後の最後で肩透かし食らったような感じが少し残念ではありますが。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2015-12-10 20:51:26] [修正:2015-12-31 18:43:56] [このレビューのURL]