「団背広」さんのページ

総レビュー数: 137レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年05月03日

えっここで終わり?マジで?おーいちょっと!手塚ー!!と天国に向かって叫びたくなる作品。
読後の消化不良感はかのプリンセス・ハオに勝るとも劣らないレベル。なので、まぁ読む場合には覚悟しておいたほうがいいかと…

しかしもったいねぇなぁ、すごく面白い素材なのにさ。
最初の映画じみた始まり方からしてこりゃ傑作じゃねぇかとか思ったし、冷凍睡眠を長く続けると頭がおかしくなるという設定もすごくSF的で面白いし。
狂った悪人とそれに惹かれる女のドラマとか、人間が体に大穴開けられてゴミみたいに死ぬ描写とか、光る部分がたくさんあるのになー。ホントもったいねーわ。誰か映画かなんかでリメイクしてくれよ。

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[投稿:2005-09-16 21:11:32] [修正:2005-09-16 21:11:32] [このレビューのURL]

なんかシンプルすぎる絵がなぁとか思って食わず嫌いしていたが、読んでみると結構面白い。
命を安く扱っておらず、その割に食人シーンなんかのバッドテイストも併せ持つという、このバランスの良さがいいわな。うむ、頑張ってるねぇ。
まだ序盤あたりしか読んでないが、そのうち全部読もう。

しかし、こういう俺のような漫画辛党でも抵抗感なしに読める少年漫画ってのはいまや貴重なんだよなぁ。ギャーギャーうるさい世間のせいでハードなものが作りづらくなっちまったんでさ。
最近やたらに「漫画や映画、ゲームのせいで子供の死に対する感覚が鈍磨している!」なんて声を聞くが、んなこと言ってる連中はこの漫画が子供に大ウケしてるって現状を見てから物を言えよ。映画化もゲーム化もしたし。
完結したらまたレビューするとしよう。

あー、こういうハードな部分やバッドテイストのある漫画が、もっと日の目を見れる状況になりゃあいいんだけどな…ま、期待薄かね。

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[投稿:2005-09-11 02:18:27] [修正:2005-09-11 02:18:27] [このレビューのURL]

そこまで嫌いでもないけど、ネタが小学生レベルな感じがしてなんとも…
1巻につき1回しか笑えねぇような感じ。
シュールなギャグ漫画目指すんだったらもっとハイセンスなものが欲しいな。まぁ、それじゃジャンプの読者層にはウケねぇから仕方ないんだけど。

でも、少し前のジャンプでは俺も笑えたギャグ漫画、あったんだけどな…最近じゃさっぱりだ。
俺がスレちまったのか、ジャンプが幼稚になっちまったのか。どっちかな、両方かな。

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[投稿:2005-09-11 01:33:38] [修正:2005-09-11 01:33:38] [このレビューのURL]

何か惜しい。もう少し、あと一歩踏み込んで欲しかった。
「長い夜」も「路地裏」も、もっとショッパくできる。もっと深く描くことができる。
こう、胸をかきむしりたくなるような童貞っぽい悶々をもっと強く描いてほしかった。本当にあと一歩足りない感じ。
「真夜中の聖火ランナー」なんてすごくいいアイデアなんだから、こんなすぐに妥協せずにもっと深く描いてほしかったなぁ…そうすりゃ傑作になったかもしれないのに。

それにしてもこの本、ページ数半分にできるんじゃないだろうか。どうにも無駄が多い気がする。
コマ割りをもっと考えてなおかつ無駄な部分をカットしていけば、上手くまとまったいい作品になれたと思うんだけど…
そういう無駄というか、ダラダラした部分を見せたかったのかもしれないが、それならそれでまだ見せ方というものがあるはず。
「敷居の住人」や藤子不二雄の短編とかを見習って欲しいな。これで1000円はちょっとあんまりだろう。

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[投稿:2005-08-10 02:12:24] [修正:2005-08-10 02:12:24] [このレビューのURL]

いっそヤンマガで料理エロ漫画でも書いてたほうがウケたんじゃないの?汁を書くの上手いしさ。

一味違った料理漫画を目指したのかもしれんが、やはりメインの部分がもう少ししっかりしていなくちゃな。
これではネタ漫画としてしか評価されないのも仕方がない。

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[投稿:2005-08-10 01:50:59] [修正:2005-08-10 01:50:59] [このレビューのURL]

正直に言おう、この作品で俺は木多を見限った。
非常にぶっちゃけた話、もう木多の芸風には飽きたのよ。同じことしかやらない上にやたら濃いネタばっかりやるもんだからさ、また読みたいとまったく思えないんだよ。

しかもなんかギャグのバランスを崩しちまったみたいで、全然笑いのレベルが安定していない。笑えたネタってのをひとつも覚えてないんだよ。かろうじて覚えてるのは例の問題になったアレだけ…
そんなヤバいネタに踏み込まざるをえなかったのも、作者が迷走していた証拠じゃないのか?
ああ、なんだかなぁ。言っちゃあ悪いが、もう木多に付き合うのは疲れたよ。

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[投稿:2005-08-10 01:46:27] [修正:2005-08-10 01:46:27] [このレビューのURL]

動きの描写が上手い。ジャブとストレートをちゃんと描き分けているし、一歩の渾身の一打が決まったときには凄い視覚的な爽快感がある。
人物の動きをわかりやすく、かつ派手に描く。これを漫画で実践していることだけでも評価に値すると思います。

話自体は定番というか、王道だなぁとも思いますが、だからこそ良いのかもしれませんな。藤田和日朗先生と同じくらい一生懸命に王道を描く漫画家さんですよ、この人。

ところで鷹村は髪がバラけてたほうがかっこよくないか?
あの場面でえー髪型直すなよーとか思ってしまった。

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[投稿:2005-07-23 22:00:24] [修正:2005-07-23 22:00:24] [このレビューのURL]

グロが足んねーなーと思う。グロっつーか、痛みが。
骨折したりしてるけどなんかリアルさがなくて、全然痛みが感じられないんで緊張感が薄い気がしますわ。

ギャグとかもなんかベタだし、絵もきれいにまとまってはいるが普通な感じだし、個人的には微妙かな…

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[投稿:2005-07-14 18:58:51] [修正:2005-07-14 18:58:51] [このレビューのURL]

青年誌なんでこっちでは気兼ねなく下ネタ言ってますね。
ちょっとモロすぎる気もするが、まぁそれもこの人の個性かな。
しかし、この漫画に何かリアルなものを感じるのは俺だけでしょうか。まぁ、ごくたまにだけど。

うーん、濱中アイが前戯でこっちが本番ってところかね…
いや、なんでもないです。

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[投稿:2005-07-14 18:54:51] [修正:2005-07-14 18:54:51] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

うわ、懐かしい…
小さい頃に「うわ、裸だ!エッチだ!読んじゃ駄目だ!」とか思いながら熟読してた記憶があります。
我ながらかわいい奴だったのう。今じゃ見る影もないが…

しかしこの漫画、二十歳過ぎても仮面ライダー見て喜んでる俺みたいなボンクラには痛い話なんですよ。
特に、小学生のときに友達をヒーローごっこやろうぜーって誘ったら
「そんな幼稚な遊びやりたくないよ。おまえももうそろそろやめろよ、バカバカしい」
とか返されるシーンがキツい。
本当にあるんだよなー、みんなまだガキのくせに変に大人ぶっちゃってさー、突然付き合い悪くなることってさぁ。このシーンはガキのころ読んだときもつらかったよ…
小学校の時点でこんなこと友達に言われて、それでも性格が歪まなかったケン太は偉いな。天然なだけかもしれんが。

これはオタクでボンクラな奴にしか書けない漫画だと思うが、しかしそういう奴が読むと痛い漫画でもある。
でもまぁ、夢だな。夢の話。
オタクの夢と現実は決して相容れないものだが、でもまったく関係のないものでもない。
あおいさんとは結局結ばれないが、ウイングマンがいなくなるわけでもないラストがそれを象徴していると思う。

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[投稿:2005-06-30 16:03:23] [修正:2005-06-30 16:03:23] [このレビューのURL]