「メカざわ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年08月17日

格闘漫画かな?絵もキレイでギャグ的なコメディとシリアスな部分がよく描かれており完成度の高い作品である。初心者向け。

ギャグはシュールで分かりやすく、感動シーンも日本人ウケしそうな分かりやすい慈愛モノ。女性や思春期の少年あたりに評価が高そうなイメージがある。

序盤はストーリー展開がはやいなというイメージがあったが、中盤からはグダグダの流れで「さっさと話をすすめろや」と思われる箇所があまりにも多い。正直さっさと終わって欲しいカンがたまらない作品である。

戦闘シーンは分かりやすいが、絵がゴチャゴチャして何がなんだか分からない。2度目読んでいるとき、正直戦闘シーンはサクッと飛ばしてしまったのが事実。バトルはドラクエっぽくMPっぽい設定があるが、敵の攻略については「キン肉マン」や「ジョジョ」のように相手の弱点をつく・・・というよりかはゴリ押しで勝つことが多いように感じられる。いわば「根性で勝つ」という印象が否めない。少年漫画なのでそれでよしとしてもいいのだが、主人公は天才的頭脳の持ち主という設定なのだから、もう少し「なにぃ!その手があったか」と読者を感嘆させるような展開を期待させて欲しい。

連載中なので、全体的にみて面白いという点から6点をつけたが、このまま山場なく、だらだら終わるようなオチをつけるようなら5点から4点に減点したいところ。将来性に期待!

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-18 00:00:05] [修正:2009-08-18 00:00:05] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ギャグ漫画。絵はカワイクてパンチラエロちっく。子供漫画なのか?と疑問に思われるが、F先生だってオールヌード描いているんだからいいのか、と納得。

まるでパロディウスをやっているかのようなパロディネタの連発。私のように有名どこの漫画を詳しく知っている人間であれば、いわば「元ネタがわかる」ので面白いと感じるであろう。パロディを除けば、ほどよく完成された至極無難なギャグマンガなのだが、F先生の熱狂的なファンである私は思わず加点で6点。

ネタバレになるが「あちまれぇ」が出た時は、笑いというか感動して涙が出てしまった。何人の人がこのパロディギャグに気づいただろうか?F先生の亡き今、ぜひF先生の魅力を世間に伝えるためにも、このドラパロを描き続けて欲しい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:51:59] [修正:2009-08-17 23:51:59] [このレビューのURL]

野球漫画。大御所あだち充大先生の作品。

「H2」が完結してしばらくした後に「やっぱりあだち充といったら野球漫画だよな〜 また野球漫画かかないかな〜 さすがにもうネタぎれか」と思っていたら本当に野球漫画がはじまった。ネタぎれ感あふれるこの作品は、もはやファンブックといえるようなストーリー展開である。もう笑うしかないくらいの先が読める展開は、あだち先生の限界を感じさせてしまうが、いやいやこれはまだ連載中。将来性に期待するには十分ですよ?

内容はあだち先生ということを加味すると至極無難。はやく16巻がでないかと心待ちにしている所存にございます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:46:27] [修正:2009-08-17 23:46:27] [このレビューのURL]

社会悪を描いた漫画。絵は上々。女性を描くのがもう少しうまければ・・・と思う。

この作品は正直、嗜好品にあたる漫画というよりかは教本に近いものと思われる。ぜひ、学校の図書館において欲しい内容だ。エロもないし。「ナニワ金融道」や「クロサギ」など、現代を生きる上で知っておくべき重要なことは、教科書にのっていることなんかより必読である。描いていて思ったが、岡田先生の「教科書にないっ」より「クロサギ」のほうが教科書にのっていない素晴らしいことに思える。いえ、岡田先生を否定するわけではありませんが。

内容はすこし難しい内容が含まれているので、気楽に読めるかとは言えないが、読んで損をする漫画ではないといいきれるので、良くも悪くも一度は読んでいただきたい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:42:14] [修正:2009-08-17 23:42:14] [このレビューのURL]

家庭ギャグ漫画。絵は・・・まあ。

何が残念かって世間の評価が残念。恐らく、本作品に対して不愉快に感じていらっしゃる方は、この作品が「子供向け漫画」と世間で認識されているからではないだろうか。これはちがう、大人向けの漫画なんだよと主張したい。恐らくそういう原因を作ったのはアニメのせいだと思われる。

たしかに主人公は子供なのだが、描かれている世界観は大人の世界そのものなのだ。そこを日本のアニメの技術はまあうまいことギリギリに仕上げてしまったわけだ。アニメも原作も見た私からすれば、アニメはよくまとまっているが原作のいいところがにじみでていない駄作である。おもしろさの方向性が全く違うのである。いわば、スイカの緑色の部分だけで食べて「キュウリにしてはうまいな」といっているようなものだ。本当においしい部分を何も分かっちゃいない。

本当に残念だが、もはや国民的アニメともなってしまっている昨今、全世界の国民に原作を読み、本作品に対する評価を覆してほしいものである。

いいかい?良識のあるお父さんお母さん!子供にこの作品を見せるんじゃない!アンタらで楽しみなさい。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:35:38] [修正:2009-08-17 23:35:38] [このレビューのURL]

SM系漫画?漫画家を描いた漫画。絵の完成度は低いので抵抗のある方もいるだろうが悪くはない。若干のエロ。

「まんが道」や「バクマン」など、漫画家を描いた作品はそうめずらしいものではないが、「少女がSM漫画を描く」という異色名な作品は独創的でおもしろかった。

残念なことに、漫画家として描かれている部分は半分。もう半分はSMのほうが強かったという印象がある。ただ、作品中に表現された漫画への思いはなるほどと思わせるものもあり、全体的によくまとまっていたとは思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:28:28] [修正:2009-08-17 23:28:28] [このレビューのURL]

ギャグマンガです。作品のタイトル名がいいですね。この漫画以上に、タイトル名と内容があっている漫画もないでしょう。

はっきりいって私にとって「ツボ」です。6点なのは参考程度に。うすた先生好きの私にとって笑いの方向性のあっている本作品はうすら笑いの宝庫である。

なにより素晴らしいのは、高橋るみこ先生やあだち充先生などにもあるような作者独特の「間」。セリフまわし。これがすばらしい。このネタにはこう描くしかない!というような表現だ。こうなってくると、中には全く笑えなく読みとばしたくなるような駄作もあるのだが逆に良く感じてくるから不思議である。

クセのある作品なので読者はある程度選ぶとは思うが、ギャグマンガとしての素直なこの作品は永遠に終わらないで欲しいと思うマンガの一つである。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:18:01] [修正:2009-08-17 23:18:01] [このレビューのURL]

これはひどい!と、いうのも原作であるゲームがものすごく好きだからである。絵もまあまあ。普通の推理モノ・事件モノとして読むならまあそこそこ読める漫画である。

と、語るからこそ思う。「逆転裁判」として描かないで欲しい。業界的に言うならば作品レイプにもひとしい。多くの人気漫画がドラマ化や実写化で残念な結果となるように、原作が素晴らしいゲームであったにもかかわらず漫画をこのような評価となる作品となってしまったのが、ただただ、惜しむ限りである。

繰り返すが、無難に読む分には普通の漫画である。そう、至極無難。逆転裁判がおもしろいは、事件の内容がおもしろいだけではなく、その事件を裁判という視点で、いろいろなつっこみどころを持ち表現していくのが面白いのだ。つまりは、無理のある漫画化を目指すのであれば、ゲームに負けないくらいの表現が必要なのだ。

だが、私がこれほどまでに残念に思っているのは、漫画だからである。これがドラマ化で失敗したのであれば「やっぱりな」で終わるのだが、漫画の表現力は無限、漫画において失敗するとはなにごとだ!本来もちうるキャラの個性は弱体化し、肝心の裁判シーンのやりとりの表現力は悪いとはいわないが力負けする。漫画の原作者は本当にこのゲームをやったことがあるのか?一度や二度やったくらいじゃゲームの本当のおもしろさは伝わらないよ?

きっと漫画の編集者も苦笑いしながら「無難な作品だね、失敗しなけりゃそれでいいよ」といいながらこの失敗作品を世に出してしまったのではないかと思われる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-17 23:11:07] [修正:2009-08-17 23:11:07] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

ヒーロー格闘漫画・・・プロレス漫画?絵は序盤と後半で革命的に変わる。基本ギャグ漫画でありながら、ストーリーはシリアスに進む。とにかくキャラは独創的すぎることであり、無駄にかっこいい。現代までファンが耐えないのも分かる気がする。

本作品をとらえるには完全に賛否両論になるだろう。「ギャグマンガ」としてとらえるのか「ヒーローマンガ」「キャラクターマンガ」としてとらえるのか「プロレスマンガ」「格闘マンガ」としてとらえるのか?読み手がどうとらえるかによって評価が0〜10とかわる漫画である。

ギャグマンガとしてとらえるのであれば、私は間違いなくこう評価する・・・
「真顔でギャグをする天然ギャグマンガ」
これは有名なジョジョの「なにをするだぁー」に近いものがある。悪魔将軍のダブルスピンアームにかかるジェロニモ・・・ロビンスペシャルの謎・・・サンシャインの弱点など・・・本気なのかギャグなのか分からないところを、真剣に描き、真面目に子供をだましているそんなゆでたまご先生が好きだ。なお、前例にあげたジェロニモについては完全な事故だと思われ、新刊ではすでに修正されたと聞いているが実に残念である。

ヒーローマンガや格闘マンガととらえ、作品上の問題点をさておき、純粋に楽しむとしても面白いといえよう。キャラクターの一つ一つが、必ずオリジナルティのある極端な個性を持ち、特異な能力を持っている。その戦いぶりについては、その能力をいかした方法で正義超人を苦しめるわけだが、攻略については必ず弱点をついて倒している。このバトル方式についてはジョジョの奇妙な冒険と類似している(マンガの方向性は違うが)。つまりは、一つ一つの戦いにテーマがあり、ただ強いものが勝つというドラゴンボール的なバトルではないということだ。もちろん、キャラ同士に強さのパラメータといえる超人強度はあるが、実際はあまり関係がない。ただ、マンガを楽しむ要素として超人強度を与える点や戦いの前にかませ犬をぶつけて、敵の強さを主張する表現力は、実に分かりやすい秀逸な表現ともいえよう。

ただ、残念なことは、大人になってしまうとこのマンガの本当の魅力に気づかないということだ。ドラえもんのように「大人になってから分かるおもしろさ」「子供の視点からみたおもしろさ」の2つが完全に分かれてしまうのだ。理想を言うならば、私のように、子供時代にだまされて、大人になってだまされていたことに気づき笑う、これがこの漫画の楽しみ方と言えよう。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 23:03:12] [修正:2009-08-17 23:03:12] [このレビューのURL]

推理漫画。読みやすいコミカルなタッチである。

「古畑任三郎」「名探偵コナン」などと同列に評価されながら、別の視点で描いている推理漫画としては、最も犯人の深い心理描写が秀逸であり、凄惨な事件の裏側を描く中では恐ろしいほどに読者をひきつける構成と描写が素晴らしい。後半につれ、ネタぎれと話の薄さがきわだってくるのが残念ではあるが、序盤の一つ一つの事件の重さは、とてもレビューなどでは語ることのできない完成度を誇っている。

推理漫画の特徴としては何度も読み返すタイプのものではないのに、本作品においては繰り返し熟読してしまう。これはストーリー構成の秀逸さを物語っているのだと思う。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2009-08-17 22:48:01] [修正:2009-08-17 22:48:01] [このレビューのURL]

月別のレビュー表示