「メカざわ」さんのページ

総レビュー数: 174レビュー(全て表示) 最終投稿: 2009年08月17日

音楽漫画。絵は良好。

もうセンスがすごいとしかいえませんね。すごい+すばらしい=すばらごい。これはテストに出るから覚えておいたほうがいいですよ。クラシック音楽の世界をきわめてリアルにおもしろく描いた二ノ宮先生にはもう脱帽です。よく・・・よく取材したものだ!感動した!身近に音楽に詳しい人が本人がそうでないとこの世界は描けないですよ。

友人に音大出身に方がいるのですが、のだめの世界は本当にリアルだそうです。芸術家に変人が多いとよく言われますが、その変なところを惜しげもなく描かれてますね。もう一人の音楽の目指した友人も、のだめの世界のキャラクターになれるほど頭がおかしいですからね。

とにかく強烈な個性あふれるキャラクター達で、音楽の世界をおもしろおかしく表現しています。本作品に出会ってクラシックに目覚めた人も多いのでは?とにかく飽きさせない展開に今後も期待したいものです。ただ、正直に言ってしまうと、現在やっている海外編は蛇足だったかな〜。本作品を愛しているからこそ好きで読めるけど、国内編だけで完結すればきれいに終われたのではないかと思われます。嘘です。もっと読みたいです。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-19 00:33:17] [修正:2009-08-19 00:33:17] [このレビューのURL]

麻雀漫画。絵はクセがあるが敬遠するのはもったいない!ジャンルがニッチなだけに読み手を完全に選びますが・・・

はっきりいいます。これ以上の麻雀漫画はありません。元々片山まさゆき先生は本格的な麻雀描写をすることで有名ですが(スーパーヅカンなど)、本作品以上に片山先生の麻雀理論が強く押し出されているのもめずらしいでしょう。麻雀が好きな人、麻雀が強くなりたい人、この本が登竜門です。読めばなんか麻雀が強くなった気がします。

注意事項として初心者は読んではいけません。勝負師伝説哲也で麻雀に興味をもったとか言っている輩は、本作品を読む資格はありません。読んだところで難しすぎて分からないでしょう。また、読んでしまったのはしょうがないですが、実際に麻雀打つ時に、大きく手をあげて叩くように牌を切ってはいけません。数順後に恥をかくのはアナタです。

また、本作品を読むと麻雀が強くなったと錯覚し、麻雀やりたさに雀荘に手を出す人がいますが、十分に注意してください。妄想でサイフの中身を失いたくないでしょう?イタイ目を見るのは私だけで十分ですよ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-19 00:24:49] [修正:2009-08-19 00:24:49] [このレビューのURL]

恋愛漫画。絵は極上。

私は今までに様々な恋愛漫画を読んできましたが、本作品以上に悲劇的で切なくなるピュアな漫画はありませんでした。恋愛漫画において基本となる「キス」について、これほどに考えさせられる漫画は他に類をみないでしょう。

漫画のテーマ自体は、男のロマンを描いたちょっとえっちなラブコメなんだろうけど、実際に描かれたその奥底は現実世界では表現されることのない悲しいラブロマンスです。

子供の時に読んで、ただ少しえっちな漫画としか認識していない方はぜひとも大人になった今読んでいただきたい。この作品の深さが分かったらもう大人ですよ。

私は何十回もこの作品を読み返しましたが、二十歳を過ぎてからは読めなくなりました。読んでいて心苦しくなるのはこの作品だけです。さらに歳を重ね、恋愛に対する想いが枯渇する頃に、またこの作品を手に取り心を潤滑しようと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-18 03:16:52] [修正:2009-08-18 03:16:52] [このレビューのURL]

スポーツ漫画。絵はきれい。駄作。

学生時代テニスを愛好していたことと、世間でおもしろいと言われていたので、全巻大人買いしてしまった漫画。所持している完結漫画の中で、どれかを手放さなければいけないといわれたらまっさきにこの作品を捧げるだろう。

別にテニスの試合なのか殺し合いをしているのか分からないのが不満なのではない。スポーツ漫画を格闘漫画と勘違いして描いている漫画はないわけではない。リベロの武田だってあれだけぶっとんでいながらも面白い漫画として評価されているのだ。キャプテン翼だって真顔であんな作品を描いていても評価されているのだ。

でもね、この作品は読んでいて不愉快になるのだ。普通につまらないのだ。なぜおもしろくないのか理由が分からないんだ。これ続編でるの?やめてよ。その時間と材料費を何か別の有意義のものにあててよ。日本の環境問題を考えるならばこの漫画の生産をストップすることからはじめるべきだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-18 03:04:01] [修正:2009-08-18 03:04:01] [このレビューのURL]

全国の漫画家の皆様が、子供から大人まで愛される作品を描きたいと思うならば、この作品を読むことがその第一歩といえるでしょう。

ドラえもんは本来ギャグ漫画です。笑わすことが職業な漫画なのです。この大長編ドラえもんという作品は、それとは一線をひいた別の作品ととらえるとよいでしょう。簡単に言うと感動します!

ドラえもんが世間一般の評価で「夢のある作品」と言われるのであれば、本作品がそれにあたるのなら妙に納得します。特に好きなのは海底奇岩城ですね。全体的なストーリー構成・テーマが素晴らしいことは言わずもがな、最後のシーンは何百回と読みふけり、大人になった今でも目から涙がこぼれない時がありません。はっきりいってたまねぎより効果があります。

F先生・・・なぜ亡くなられたのですか?なぜ亡くなられた後もわけわからない続編が出続けるのですか?ねじ巻きシティーが最後の作品でも良いじゃありませんか。私は本作品が永遠の未完であってほしいんです。これ以上、後任の方に作品レイプしてほしくありません。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-18 02:45:23] [修正:2009-08-18 02:45:23] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

間違いなく伝説の作品。作者は天才です。絵は抵抗のある人も多いでしょうが、細かいところも描かれていて秀逸です。

この作品においてのおもしろさは、なににおいてもセリフまわしでしょう。あげればキリがないですが、特に好きなのが

「おまえは今までに食べたパンの数をおぼえているのか」
「いい時計だな。だが二度と見れないようにグシャグシャにしてやるぜ。・・・キサマの顔面のほうをな」

ですね〜。発想がすごい!数多くの名作漫画を見てきましたが、ここまでセリフが独創的でインパクトがありしびれるのはありませんでした。長く多くの人に愛される作品であるには、こういう
強いインパクトがあるからでしょう。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-18 02:00:42] [修正:2009-08-18 02:00:42] [このレビューのURL]

学園ギャグ漫画。皆様評価されているように「シュール」という言葉がこれほどにあう作品もめずらしい。

私が本作品についてどれだけ愛しているかは、ユーザIDをみていただければ分かると思う。もちろん「メカざわくん」も読破している。面白いかどうかはさておき。

様々なことをテーマにとりあげ、独特のセンスでシュールに表現しているこのクロマティという作品だが、淡々としていて非常によくまとめられている。私が全巻買うきっかけになったのは、普段読まないマガジンを立ち読みしたときに「あ、これおもしろいかも」と思ったことである。今思えばあの時はさほどおもしろいとは感じていなかったのに、よく全巻大人買いしたものである。

まあ、何も考えずに買った、反省はしていない・・・程度の印象ではある。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-18 00:20:39] [修正:2009-08-18 00:20:39] [このレビューのURL]

教師漫画。絵は・・・まあ。

正直、ドラマがあんなに大ヒットしているので見始めた作品である。が、読んでいて「こりゃドラマ化してヒットするのは分かる!」と納得する面白さであった。淡々とした内容が多かったが、話の一つ一つが読み手をひきつけ、素直に面白いと思える不思議さを持っている。

全巻読み終え、その面白さに感動し、いざ、そのうわさのドラマを見てガッカリした。なぜこれだけおもしろい作品をあそこまでつまらなく表現できるのだろうか。そしてなぜ大ヒットしたのだろう?不思議でしょうがない。もし、私と同様に「ごくせんのドラマつまんねえ」と表現する人がいるならば、「だまされちゃいけない!つまんないのはドラマだけ!原作はすげー面白い!絵にだまされないで読んでみな」と、子一時間は問い詰めたいものだ。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-18 00:04:44] [修正:2009-08-18 00:04:44] [このレビューのURL]

これはひどい!と、いうのも原作であるゲームがものすごく好きだからである。絵もまあまあ。普通の推理モノ・事件モノとして読むならまあそこそこ読める漫画である。

と、語るからこそ思う。「逆転裁判」として描かないで欲しい。業界的に言うならば作品レイプにもひとしい。多くの人気漫画がドラマ化や実写化で残念な結果となるように、原作が素晴らしいゲームであったにもかかわらず漫画をこのような評価となる作品となってしまったのが、ただただ、惜しむ限りである。

繰り返すが、無難に読む分には普通の漫画である。そう、至極無難。逆転裁判がおもしろいは、事件の内容がおもしろいだけではなく、その事件を裁判という視点で、いろいろなつっこみどころを持ち表現していくのが面白いのだ。つまりは、無理のある漫画化を目指すのであれば、ゲームに負けないくらいの表現が必要なのだ。

だが、私がこれほどまでに残念に思っているのは、漫画だからである。これがドラマ化で失敗したのであれば「やっぱりな」で終わるのだが、漫画の表現力は無限、漫画において失敗するとはなにごとだ!本来もちうるキャラの個性は弱体化し、肝心の裁判シーンのやりとりの表現力は悪いとはいわないが力負けする。漫画の原作者は本当にこのゲームをやったことがあるのか?一度や二度やったくらいじゃゲームの本当のおもしろさは伝わらないよ?

きっと漫画の編集者も苦笑いしながら「無難な作品だね、失敗しなけりゃそれでいいよ」といいながらこの失敗作品を世に出してしまったのではないかと思われる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-17 23:11:07] [修正:2009-08-17 23:11:07] [このレビューのURL]

学園、ヤクザ、不良・・・何漫画だろう?数少ないパケ買い漫画。絵は前半と後半で変化。個人的には劣化。

作品のテーマは「教科書に書いていないことを表現する漫画」のように感じられるが、そのテーマが正しいのであればインパクトは少なかったかなと思われる。全体的に面白いネームが続くのだが、まあなんというか良い意味での平行線、良い意味でのだらだらと続く作品であったと思う。完結までの道は至極予想通りの展開ではあったが、よくまとめられていた。

一つ一つの話もよく構成されていて、オチにがっかりする点もなかったとは言えなかったが、良いストーリーだったといえる。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2009-08-17 22:03:11] [修正:2009-08-17 22:03:11] [このレビューのURL]

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