「dollbox」さんのページ

総レビュー数: 155レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年07月09日

8点 櫻の園

主な登場人物はみんな高校生の女の子。男の自分が彼女たちのことをきちんと読み取れているかはわからない。だけど言葉じゃない゛なにか゛に包まれたような気分になったのは確かなこと。
まるで春のすべてを閉じ込めたような美しさにふれたくて、ふとした時になんども本を開いてしまいました。
志村貴子さんの『青い花』や『放浪息子』になにか感じた人におすすめです。

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[投稿:2006-11-25 23:00:18] [修正:2007-03-02 17:22:29] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2006-11-25 23:00:48] [修正:2006-11-25 23:00:48] [このレビューのURL]

得点のみ

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[投稿:2006-11-25 23:00:31] [修正:2006-11-25 23:00:31] [このレビューのURL]

この作品の評価は最後のシーンによるところが大きいです。
美しくて、切なくて、夢と現実が一瞬わからなくなるような名演出。
このラストは山本直樹の演出家の才能が見事に生きている。

ただ作品全体を見直したときに感じるのは、これって山本直樹っぽくないよねってこと。
エロ描写が薄いのだ。(これはペラいって意味の「薄い」じゃなくて、「濃くない」の意味なので誤解しないでね。)
山本直樹のさまざまな持ち味が結晶した「ビリーバーズ」に比べると、「僕らは〜」はどうも社会派漫画というカテゴリーにいってしまう。
僕は思う。山本直樹のジャンルはあくまで「エロ」なのだ。核にはあの「エロ」がなきゃ山本直樹は本当の山本直樹にはならないのだ!(すいません、かなり偏見入ってますね(笑))

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[投稿:2006-02-05 12:30:15] [修正:2006-11-12 00:37:07] [このレビューのURL]

川原泉、ほのぼの期の傑作。

『巨人の星』や『あすなろ野球部』などの熱血路線とはまったく異なる次元の高校野球漫画。
これほどまでに牙のない漫画もめずらしい。それぐらい優しい作品になっております。

この作品はなにより理論派監督広岡さんが魅力的。彼女のなんとなく説得力のある野球理論を読めば、なんとなく野球に詳しくなった気さえします。
棚からぼた餅でギャグ要素高めのスト−リーなので、スポーツ漫画にリアリティのみを求める人にはおすすめできません。
なんて言うか川原泉ならではのおもしろさ。
野球嫌いの人でも大丈夫です。

結果云々の前に、楽しむことがなにより大切。
楽しめたなら、勝っても負けても楽しい思い出なのですな。
ほんわかした絵柄と、毒素の抜けたキャラクターが見事に調和して、ものすごくいい読後感が残りました。


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[投稿:2006-07-24 16:38:43] [修正:2006-07-24 16:38:43] [このレビューのURL]

圧倒されました。
『愛』
アンドレ風に言うなら、その光と影を描いた物語だと感じました。
古典であり、金字塔。

ここはもっとじっくり描いて欲しかったと思うシーンがいくつかありました。
とりあえず思い浮かぶのは、オスカルの最後のシーン、最終回のラスト5ページあたり、物語後半のアントワネットの心理描写でしょうか。結構重く描かれるのだと勝手に思っていたが、実際はあっけなく終わったり、さらっと進んだり、少し「あれ?」ってな感じでした。
だからこの不満点を差し引いたところに作品への愛(笑)を加えた点。

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[投稿:2006-07-06 04:05:08] [修正:2006-07-06 04:05:08] [このレビューのURL]

7点 大奥

引っかかったのは、主人公だと思っていた水野が途中でフェイドアウトしてしまったこと。
それを含めた後の展開で吉宗が描きたいのだとわかったけど、1巻だけだとなんだかどっちつかずの印象を受けてしまう。
あと、剣道のシーンはもう少し緊張感が欲しかったのも正直なところです。

とは言え作品全体的のクオリティはなかなかのものではないでしょうか。
よしなが作者の絵が大奥の世界観に絶妙な雰囲気を与えており、なんとも美しい。
凛とした吉宗と悪人顔した家臣の対比も、政治的な陰謀を交えて描かれており、巧い。
吉宗はただただかっこいい。

これからの展開によっては、もっともっとおもしろい作品になる可能性があると思っている。


追記
なりました。

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[投稿:2006-06-30 15:36:10] [修正:2006-06-30 15:36:10] [このレビューのURL]

弟が実際にはほとんど喋ってないのがちょっとおもしろかった

えー、結論から言ってしまうと「おもんない」ですね。
具体的にどこが悪いかと聞かれたら、1行目に書いた内容以外ぜんぶです。しかもそこは笑いのポイントではないっぽいのが、またイタいんですよ・・・
とりあえず一つ言えることは、単行本3冊以上も引っ張るほどのものではないということ。16ページの読みきりで十分でしょう。
そもそもこの作品、基本的に全部同じパターンを繰り返してるだけで、ギャグ漫画としてマンネリ以前の問題です。

弟がなにかする→兄がからむ→弟の説明ツッコミ(しかも心の声で)→弟キレる→兄、なんかええこと言う→でも結局うまくいかない→繰り返し
他のクラスメイトや教師が兄に対してノーツッコミなのがそもそもおかしいですし。間も悪いし、ひねりもあったもんじゃない。
ご都合ギャグ漫画というある種ニュージャンルの作品ですね。
(たまーーーにおもしろい時もありますが、その時だけで、わかってやってるとは思えない。)

さっき16ページで十分と言いましたけど、あれ嘘です。正直5ページで飽きました。
逆に「ひょっとしてわからんの俺だけちゃうか?」と不安になってくるので、誰かレビューおねがいします。

最後に一つ。
なぜ誰も弟のターバン的なものにふれないんでしょう?
過去にツッコんで殺されたヤツがいるとしか思えない(笑)。


追記
3巻まで読みました。
そしたら着実におもしろくなっていてびっくりしました。
前言撤回。すいません。
ただやっぱり欠点は多い。
とりあえずキャラクターの人格がいまいち見えないので、そこをしっかりやってほしいです。
あと流れと間が悪いのと、弟がツッコムときの表情がおもしろくない。
ボロクソ書いてすまんなあ。これからはちょっと応援します。

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[投稿:2006-06-09 21:07:24] [修正:2006-06-09 21:07:24] [このレビューのURL]

7点 RIN


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[投稿:2006-06-08 20:33:49] [修正:2006-06-08 20:33:49] [このレビューのURL]

シュールですねえ。僕はなかなか好きです。
いたって真面目で、リアルなんだけど、ちょっとおかしい。
個人的にリアリティのない笑いは好きじゃないんで、こういうのは好きです。

ただ絵に関して気になったことは、既存のクリエイターの影響を受けすぎてる印象を受けたところです。
キャラが恐怖する描写とか浦沢直樹そのまんまですからね。
そこがちょっと引っかかりました。(エラッそうに)

あ、でも一話の女王様のやつはかなりよかった。
トータルで5点。
やっぱり6点。

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[投稿:2006-06-08 20:00:53] [修正:2006-06-08 20:00:53] [このレビューのURL]