「鈴森一」さんのページ
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7点 マージナル
SF的なおもしろさが満載です。
見事に完結した世界で、主人公たちとともにその世界の謎を一緒に追求していく感覚を味わえました。
ストーリーも世界観も見事です。
私はこの作品を読んで、「生命の誕生」に対して神秘さと作為性の両方を感じました。
萩尾望都先生らしく、創作ものとして面白いだけでなく、プラスアルファなこともやっぱり感じさせてくれます。
萩尾先生の世界が好きな人なら、ぜひ読みましょう。
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[投稿:2010-07-11 19:27:23] [修正:2010-07-11 19:27:23] [このレビューのURL]
7点 奇子
ムラ社会のとある地主の家族の物語です。
ドロドロを絵にかいたようなお話で、とにかく善人が出てきません。
しかし、昼ドラのような下世話な感じはなく、高尚で文学的な香りが漂っています。
漫画なのに、小説を読んでいるような気分になりました。
作品としての質は極めて高く、作者の力量を感じます。
登場人物たちがあまりに救いようがなく、読後感はよくなかったですが、人の業について考えさせられました。
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[投稿:2010-07-05 00:01:02] [修正:2010-07-05 11:34:23] [このレビューのURL]
7点 ストップ!!ひばりくん!
とっても面白い。楽しい!
好感のもてるギャグ漫画です。
作者の都合で突然終わってしまい、残念です。
蛇足ですが、江口さんの描く絵は、当時かなりオシャレでした。
今見れば普通ですけどね。
漫画の絵も、時代とともに変わっていくのです。
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[投稿:2010-02-26 03:58:20] [修正:2010-02-26 03:58:20] [このレビューのURL]
7点 日本沈没
原作がしっかりしているだけあって面白いです。
地質学的な話は専門的すぎてよくわからなかったので、その部分は読み飛ばしていましたが、それでも十二分に楽しめます。
あまりに救いようのないラストに、読み終わった後、本当に日本がなくなってしまったかのような圧倒的な喪失感を味わいました。
結果、日本の国土に対する愛着が今以上に芽生えました。
自分は日本人なんだなぁ、と実感させてくれる作品です。
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[投稿:2010-01-25 16:00:35] [修正:2010-01-25 16:00:35] [このレビューのURL]
7点 ファミコンロッキー
目が見えなくなろうとも、指が折れようとも、大津波が襲ってこようとも、「そんなことが怖くてファミコンができるかー!!!!」と叫びたくなります。
毎回様々なトラブルが発生しますが、ファミコン勝負ですべてが解決!!!
1ページごとにツッコミどころがあって、楽しいマンガですよ。
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[投稿:2010-01-25 14:26:07] [修正:2010-01-25 14:26:07] [このレビューのURL]
7点 女帝 花舞
大ヒットした「女帝」の続編。
今度は、彩香の娘・明日香が主役です。
明日香は母親に反抗して京都へ行き、舞妓・芸妓の世界で「女帝」を目指してがんばります。
前作を知らなくても楽しめるストーリーになっていて、原作者の力量を感じました。
また、前作を知っていたら知っていたで、別の角度から作品を楽しめます。
ストーリーは前作を踏襲するような展開が多々見られ、個人的にはそこがおもしろいと感じましたが、読む人によって好みは分かれると思います。
そんな作品なので、長所も短所も前作とほぼ同じです。
ドラマチックなストーリー展開で、一気に読みふけってしまう魅力がありますが、お色気シーンの頻出が質を下げています。
蛇足ですが、一般人の知らない舞妓の世界が詳しく描かれていて、ウンチク的な角度からも面白かったです。
京都弁もgoodでした。
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[投稿:2010-01-10 12:07:14] [修正:2010-01-10 12:07:14] [このレビューのURL]
7点 女帝
主人公の女性が水商売の世界でのし上がって行こうとがんばります。
彼女の上昇思考が私は大好きでした。
「がんばれ!」と応援したくなります。
ドラマチックな人生が、漫画的なわかりやすさで描かれていて、夢中になって読みました。
ライバルの女性キャラたちが主人公に燃やす対抗意識が強烈で、おもしろいです。
掲載が青年誌だからなのか、お色気カットが満載です。それが作品の印象を下げてしまっているように感じました。
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[投稿:2010-01-10 11:52:56] [修正:2010-01-10 11:52:56] [このレビューのURL]
7点 オルフェウスの窓
第一部は少女漫画風、第二部は大河ドラマ風であり、一部と二部でテイストが違いますが、どちらも楽しめます。
第一部の主人公の一人が音楽にかける情熱は素晴らしく、感動しました。
第一部で学生時代を過ごした主人公たちは、第二部で大人になっていきます。成長物語としても秀逸です。
第二部はロシア革命が絡んでいて、歴史にも興味を持っていけました。
大人でも楽しめる作品だと思います。
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[投稿:2010-01-07 23:42:51] [修正:2010-01-07 23:42:51] [このレビューのURL]
6点 AZUMI あずみ
「あずみ」の続編です。
主人公の名前は「あずみ」
前作の主人公と同じ名前で、見た目も同じです。
でも、前作の主人公とは別人です。
前作の舞台は安土桃山時代から江戸時代。
今作の舞台は幕末。
幕末の動乱の中で、刺客・あずみが活躍する物語となっています。
前作あずみとの人物やストーリー上のつながりはほぼありませんが、今作単独で読むのではなく、前作と比較しながら、作者の意図を想像して読むほうが楽しいと思います。
今作のあずみには「駿介」という兄弟がいて、彼がもうひとりの主人公となっています。
駿介とその家族を巡っていろいろ事件が起こります。
駿介がいるので、作者は話が動かしやすそうです。
前作あずみほどのグロ描写はなく、読者が精神的に安定して楽しめる漫画になっています。
前作が作者の予想以上にメジャー作品となり、ここまでメジャーになるならグロは控えなきゃとか作者が思ったのかも、とかそんな想像をするのが楽しかったです。
実在する人物の中では、坂本龍馬が群を抜いて好漢に描かれており、作者の坂本龍馬への愛を感じます。
(「おーい竜馬」の作者さんですから当然といえば当然ですが…。)
剣士が活躍する漫画なのに、殺陣シーンがいつもややかっこ悪く描いてあります。
作者の力量的に、殺陣シーンはかっこよく描こうと思えばいくらでも描けそうです。
それでもかっこよく描かないのは、人殺しがかっこいいはずがない、という作者の価値観の表れなのでしょうか・・・?
けっこう楽しめる漫画なのですが、最期はあまり盛り上がらず、あっさり終わってしまったのが、残念です。
ナイスレビュー: 1 票
[投稿:2019-04-18 22:42:45] [修正:2019-04-18 22:44:56] [このレビューのURL]
6点 ファンタジスタ ステラ
「ファンタジスタ」の主要キャラたちと、数人の新キャラと、本田圭佑氏とが、日本のワールドカップ優勝に向けて奮闘するお話です。
本田圭佑氏が、実在の人物でありながら、マンガのキャラたちに違和感なく溶け込んでいます。
読み進めるうちに、実際の本田圭佑氏自身が、マンガみたいなキャラクターなんだな、ということがわかってきます。
サッカーマンガとして、素直に楽しく読むことができます。
また、2010年の南アフリカワールドカップ後から2014年のブラジルワールドカップ前までの、サッカー日本代表を取り巻く空気感がうまく表現されています。
(実在の日本代表選手は本田圭佑氏1人しか出てこないのにもかかわらず、実際の日本代表の雰囲気をかもし出すことに成功しています。)
ファンタジスタファンのはもちろん、2010?2014年のサッカー日本代表を取り巻いていた雰囲気を感じたい人にもおすすめです。
ナイスレビュー: 0 票
[投稿:2017-08-23 19:16:32] [修正:2017-08-23 19:16:32] [このレビューのURL]
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