「鈴森一」さんのページ

総レビュー数: 79レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月07日

1980年代の少女漫画です。
往年の名作だそうですが、私は2022年になってから
その存在を知り、ネットで取り寄せて読んでみました。

絵柄に、「古き少女漫画」を感じます。
動きは少ないですが、きれいな絵柄です。
特に、着物を着た女性の絵が素晴らしいです。

主人公は姉妹同然に育った2人の同い年の女性で、
その2人の女性の11才から23才まで(明治8年から明治20年まで)
を描いています。

異国への憧れ、勉学の努力、淡い初恋などを描いた学生時代、
恋愛がリアルな結婚へとつながる20才頃、
そして結婚後の数年間、と続きます。

物語性というか、詩情というか・・・そういうものを強く感じさせます。
抒情性豊かな物語で、素晴らしいと感じました。


全体的にセレブな雰囲気でロマンを感じさせますが、
私たちの実人生と妙にリンクする場面も多いです。

異国へ憧れ英語を熱心に勉強した学生時代、
大人になってそれを生かした仕事に就くが、
次から次へといろんな問題が発生し、
学生時代の夢を叶えたと浸る暇などない、
というところが特にリアルです。

また、万里子の結婚生活もリアルです。
セレブ夫妻なのに・・・庶民の自分が感情移入してしまいます。

豪華さと、抒情性と、人生のリアルさとが同居している
ところがこの作品の魅力です。

最後に短所と感じたところも書いておきます。
それは、数コマでストーリーが目まぐるしく動きすぎるところです。
この点は、2020年代の漫画とかなりテイストが違いました。
1つのエピソードがページの途中で終わって、
同一ページの次のコマですぐ次の話が始まる、ということが多く、
余韻に浸りにくいと思いましたが、そこは、
そんなもんだと割り切って読みました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-02-02 12:23:00] [修正:2022-02-02 12:24:06] [このレビューのURL]

私が小学生の頃、南野陽子主演の同名映画が流行していて、その影響もあってか、クラスの女子にこのマンガを読んでいる人もいました。
私は当時この作品に対してチャラいイメージを持っていたため、読むことはありませんでした。
その時期から35年ほど経った2020年、すっかり中年となった私は、ふとしたことからこのマンガを読む機会に恵まれました。

・・・面白い!!

私はすっかり「はいからさん」に魅力されました。
軽いノリなのに、主人公の半生がしっかり描かれています。コメディ要素と大河ドラマ要素が両立しているところが素晴らしいです。

ずっと食わず嫌いでいたことを後悔しました。

そして小学生の娘にもこのマンガを読ませたところ・・・大好評でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2022-01-25 03:22:08] [修正:2022-01-25 03:23:09] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

鳥山明さんの絵ではないことを除けば、ドラゴンクエスト7の世界をうまく漫画化できています。
漫画オリジナルのキャラクターが出てきたり、キーファとマリベルの関係が違ったり、とゲームの設定とは異なる点がありますが、それがドラクエ7の世界を壊すことになってはいません。むしろうまく補完してくれています。
ついでに、ゲームのような「○○はレベルが上がった」という表示はありませんが、冒険を通して主人公たちが強くなっていく様がよく描かれています。
また、主人公たちの心情がよく描かれているのは、漫画ならではです。

仲間との絆を深めながら、だんだん強くなっていく主人公パーティー。
そしてどんどんスケールの大きくなる冒険・・・。
ドラゴンクエスト7の漫画化としては、すばらしく、大成功と言えます。

では、なぜこの点数なのか・・・・。
それは、物語が途中で終わっているからです。
典型的な、「俺たちの戦いはこれからだ」の終わり方で・・・・。
続きが読みたいけど、無理だろうなぁ。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-07-15 11:22:38] [修正:2022-01-20 08:49:30] [このレビューのURL]

恋愛論について、男女が部屋でずっとしゃべっています。
この内容なら、エッセイで書けばよく、漫画でやらなくてもいいのではないか、と思わなくもありません。
それでも、恋愛論の内容は面白かったです。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-09-08 10:31:23] [修正:2021-09-08 10:31:23] [このレビューのURL]

「進撃の巨人」のスピンオフ作品。

全2巻で、1巻はアニ、2巻はミカサが主人公です。

1巻では、アニとヒッチとの交流が興味深かったです。
2巻は、ミカサに感情移入しまくりでした。

「進撃の巨人」の本編は、主に主人公エレンの視点から語られていますが、この作品では、アニの視点、ミカサの視点から「進撃」世界を楽しめます。

進撃の巨人ファンの人なら楽しめると思います。
(当然ですが、「進撃の巨人」本編のストーリーを知らないと全く話についていけません。)

ナイスレビュー: 0

[投稿:2021-07-04 17:18:13] [修正:2021-07-04 17:18:13] [このレビューのURL]

1回目は、作りこまれた設定に興味をひかれ、また続きが気になって気になって仕方がなく、夢中になって読みました。

2回目は、後のストーリー展開を知っているので、その前の段階からいろんな伏線がはられていることに着目しながら読みました。

3回目は、登場人物の心境の変化に思いを馳せながら、じっくりと読みました。1回目、2回目の時には気づかなかった発見がありました。

複数回鑑賞する価値のある、傑作だと思います。
この漫画の良さを、ネタバレせずに伝えようとすると、こうなります。

有名作品なので、既読の方が多いと思いますが、もし未読の方がいたら、ネタバレのない状態で読んだ方がよいです。
そのため、ネタバレなしの状態で作品の魅力を語ってみました・・・が、本当はネタバレしたう上で語りたいことがものすごくたくさんあります。

個人的には、マンガ史に残る傑作だと思います。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2021-07-04 17:02:00] [修正:2021-07-04 17:02:00] [このレビューのURL]

2020年12月16日現在、劇場版「鬼滅の刃」無限列車編の興行収入が300億円を超え、歴代1位の「千と千尋の神隠し」に迫りつつあります。おそらく数日以内に1位になることでしょう。

オリコンの年間本ランキングでは、2020年のコミックの単巻別売上ランキングで、「鬼滅の刃」の既発刊分の22巻が、1位から22位までを独占しています。
(23巻は2020年12月発売のため集計対象外)

そんな歴史に残る大ヒット作を、中年のおっさんである私が、個人的な主観でレビューします。


読み始めた時にまず最初に思ったのは、「この設定は○○という漫画に似ている」と思うところが何か所もある、ということです。

過去のヒット作(特に少年ジャンプのヒット作)をよく研究し、うまく取り入れていると感じました。

既視感のある作品ですが、そこで「パクリだー」等と批判的にならずに、読み進めていくと・・・・すごく面白いです。

歴代のジャンプバトル漫画では、この作品がナンバーワンだと思いました。


王道を行く娯楽作品であり、ストーリーもわかりやすく、小学生から老人まで楽しめます。
自分はいい年齢のおっさんですが、泣いたり笑ったり…とても楽しみました。

ストーリー展開がスピーディーで、さくさく進みます。そして、引き延ばしもなくサクッと完結します。
各キャラのエピソード等の中には、本編で十分に語られていないものも多々あり、そこに読者の想像力が働く余地が生まれます。
それだけキャラクターがしっかり立っているということですね。
2次創作がさかんなのも納得です。


とにかく読んでよかったです。面白かった。

ナイスレビュー: 1

[投稿:2020-12-16 18:23:15] [修正:2020-12-16 18:24:44] [このレビューのURL]

銀牙シリーズの集大成となりそうなタイトルだったので、
気合を入れて読み始めました。

が・・・・途中からグダグダし始め、話がなかなか進まなくなります。

しかも、さんざんグダグダ進行しておいて、
最後は打ち切り漫画のようにあっさり終わります。

もう少し何とかならなかったのかなぁ、という感想です。

銀牙シリーズは好きなんですが、この作品は残念でした。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2020-09-26 13:06:14] [修正:2020-09-26 13:06:14] [このレビューのURL]

3点 太郎

長編ボクシング漫画です。
「あしたのジョー」とか、「がんばれ元気」とかに連なる系統の漫画です。
ストーリーが丁寧に描かれています。
個人的には、よくあるタイプの漫画だなーと思えてしまい、後半になるに連れて興味がなくなっていきました。

個人主観の採点のため点数は低いですが、作品としての完成度が低いわけではありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-09-02 18:38:18] [修正:2019-09-02 18:38:18] [このレビューのURL]

4点 群竜伝

主人公は白井なのかと思ったら、どんどん変わっていきます。
よく言えば群像劇ですが、私は作者の思いつきで話を進めているだけのように感じました。


岩鉄高校を甲子園で優勝させる、という白井の目的から物語が始まり、それを軸に話が進んでいきます。

しかし、それは2巻までです。
甲子園を目指して地区予選決勝を戦っていた岩鉄高校ですが、試合の決着が着く前に、岩鉄高校自体がストーリーに出てこなくなります。
決勝戦の途中で、主役の高校が、いきなりストーリーから消えるのです。
勝ったのか、負けたのかすらよくわかりません。


その後、刺青に関する話が進んでいきます。

全4巻しかないのに、ストーリーが破綻しすぎですね。

勢いはあるので、楽しく読めます。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-09-02 15:55:07] [修正:2019-09-02 18:15:15] [このレビューのURL]

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