「鈴森一」さんのページ

総レビュー数: 84レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月07日

昨日のライバルが今日の友になり、新たな強敵がまた出現し・・・
と、少年ジャンプの王道を行く展開のマンガです。

野球マンガなので、出てくるキャラが揃いも揃ってみんな野球バカばかり。
熱く野球をしているので、読んでいて爽やかな気持ちになります。
試合のテンポもよく、読みやすい作品です。

少年野球のマンガとしては、傑作のひとつだと思うので、評価の遡上に上がることがほぼないのが残念でなりません。

個人的には、キャプテン翼に匹敵する面白さでした。

なお、この作品のピークは対阪神ジュニア戦です。
その後のリーグ戦は、このタイプのマンガには合わないと思いました。



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[投稿:2013-08-28 22:41:20] [修正:2013-08-28 22:41:20] [このレビューのURL]

少年誌で連載が始まり、青年誌に移っていった作品ですが、
少年誌編で終わっていれば…と思わずにはいられません。

少年誌編をコミックスでまとめ読みし、神懸かったパワーに圧倒されました。

感動を覚えました。

そして青年誌編を読み始めたのですが・・・・・残念でした。

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[投稿:2012-06-25 19:04:35] [修正:2012-06-25 19:04:35] [このレビューのURL]

司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」に匹敵するくらいのスケールを持った長編歴史漫画だと思います。

全巻を通して読むと、特に後半は、主人公が命を狙われ、そして乗り越えるという展開が何度も続き、読んでいてやや食傷気味にはなりました。
連載の都合上、毎回のように山場を作らなくちゃいけなかったんだな…と想像してしまいます。

しかし、歴史の大きな動き、登場人物たちの行動の選択、そしてその結果などが気になり、続きを読むのが楽しみで仕方がなくなります。

また、わき役にも魅力的な人物が多いです。
焦点がぼけている…というレビューもありましたが、私にとっては、主人公だけでなく、それぞれのわき役たちがどのように考え、生きていくのか、というところも物語の大きな見どころでした。

「坂の上の雲」みたいにNHKのスペシャルドラマで見てみたいと思いました。
一言でいうと、傑作です。

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[投稿:2012-06-25 18:51:56] [修正:2012-06-25 18:51:56] [このレビューのURL]

6点 JIN -仁-

最新医療の知識を持った医師が、なぜか幕末にタイムスリップ!

この時代では治せない病気やけがをどんどん治していき、幕末の志士たちからも一目置かれる存在になる。

未来の歴史を知っていて、医療技術もある主人公。
幕末の人々から見ると、未来を予言できたり、人の生死を変えられたりする神のような力を持っています。
そんな彼は、どんな生き方を選んでいくのだろう…。

設定だけでもわくわくするような作品です。


無名の江戸市民から幕末の志士まで、主人公を取り巻く人々が魅力的です。

また、時代考証を細かく行っているであろうことが一読してわかりました。

丁寧に作られている作品です。

そして、いろいろな伏線を最後にはきちんと回収できるところに、ストリーテラーとしての作者の力量を感じました。


ただ、主人公が聖人すぎる等、主要人物の感情には共感しづらかったです。

おもしろいし、よい作品なんだけど、登場人物たちに感情移入しづらいせいなのか何なのかよくわかりませんが、感動は薄かったです。

それなので、6点にしました。

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[投稿:2012-01-15 22:44:11] [修正:2012-01-15 22:44:11] [このレビューのURL]

この漫画に共感できなかった人はリア充だと思っていいのでしょうか?
そんなリトマス試験紙的な読み方もできそうな漫画です。
作品の背景にある、アングラな文化が非常によいと思いました。

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[投稿:2011-08-02 20:36:40] [修正:2011-08-02 20:36:40] [このレビューのURL]

内容はタイトルのとおりです。
補足すると、既婚男性が若い女性と不倫をするという展開が多いです。
絵は綺麗な劇画調。とても上手です。
床屋や喫茶店で読みたい作品ですね。

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[投稿:2011-07-13 21:58:01] [修正:2011-07-13 21:58:01] [このレビューのURL]

原作のハーデス編は、クライマックスへ向かうに連れて失速していきましたが、こちらの作品ではそんなことはなく、しっかりと盛り上がって大団円を迎えます。
それだけでもポイントの高い作品です。

バトルバトル・・・の連続ですが、闘う人たちの気持ちが丁寧に描かれているので、ワンパターンな展開で強さのインフレーションだけが続くという感じはしませんでした。
そこもよかったです。

原作が好きな人なら、読んで損はしない作品だと思います。

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[投稿:2011-05-18 08:55:36] [修正:2011-05-18 08:55:36] [このレビューのURL]

何が描いてあるかがすぐに想像できる、分かりやすいタイトルのマンガです。お色気シーンはもちろんありますが、タイトルの割には少なく、むしろ人情ドラマの部分が心に残ります。

風俗の世界に堕ちてきた女性が、風俗店に勤める経験を通して何かをつかみ、風俗から足を洗っていく…という展開の話が多いです。
雑誌の読者層(中高年男性)を意識したつくりなのか、出てくる風俗嬢は気がよくて騙されやすい女性が多く、いわゆる悪女みたいなタイプはほとんどいません。また、客とが結ばれる…ということもよくあります。
胸にジーンとくる話も時々あります。
風俗という、男から見たファンタジーの世界を、現実以上にファンタジックに描いている印象を受けました。

潔く、1話だけを楽しむようにお話がつくられています。

雑誌で1話ずつ読むにはそれなりに面白いですが、コミックスでまとめて読んだ時に「読んでよかった」と思えるほどの魅力はないと思いました。

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[投稿:2011-04-12 02:08:03] [修正:2011-04-12 02:08:03] [このレビューのURL]

4点 女優

倉科遼原作、和気一作画という「女帝」を生んだコンビによる作品です。
舞台は、倉科遼氏におなじみのネオン街・・・・ではなく、芸能界です。

倉科氏原作の作品は、どこか似通ったものが多いですが、本作もそんな感じです。

倉科作品を何作か読んだことがあれば、だいたい先の展開が読めてしまいます。(逆に、読んだことのない人には新鮮で面白いと思います。)

それでも、一女性の半生(10代から40代半ばまで)を描き切っているのはさすがですね。

最終話で一女性の半生が完結し、読んでよかったという気持ちになりました。

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[投稿:2011-04-03 20:04:52] [修正:2011-04-03 20:08:26] [このレビューのURL]

最初に…未読の方へ。
この作品は「太陽の黙示録」の続きなので、「太陽の黙示録」を読破してから読まないと、意味がわかりません。お気をつけください。

柳舷一郎と宗方操がそれぞれどのように国を運営していくか、そして個性や信条の違いから、対立が避けられない2人(2国)の行く末は??そして日本の未来はどうなる???というところが見どころです。

結末は、ネタばれになるので書きませんが、個人的には、非常によかったです。

「太陽の黙示録」を読破した勢いで、一気に読むと感慨もひとしおではないかと思います。

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[投稿:2011-03-28 23:59:44] [修正:2011-03-28 23:59:44] [このレビューのURL]