「鈴森一」さんのページ

総レビュー数: 84レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月07日

耽美的な池上画伯の画力に酔える漫画です。
主人公は一流の殺し屋なのに、人を殺すと自動的に涙が出てきてしまう・・・キャラがものすごく立っています。
前半は作品世界に集中できますが、後半になるにつれて、ネタ的なつっこみどころが増えていきます。

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[投稿:2010-01-07 23:33:58] [修正:2010-01-10 12:13:23] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

鳥山明さんの絵ではないことを除けば、ドラゴンクエスト7の世界をうまく漫画化できています。
漫画オリジナルのキャラクターが出てきたり、キーファとマリベルの関係が違ったり、とゲームの設定とは異なる点がありますが、それがドラクエ7の世界を壊すことになってはいません。むしろうまく補完してくれています。
ついでに、ゲームのような「○○はレベルが上がった」という表示はありませんが、冒険を通して主人公たちが強くなっていく様がよく描かれています。
また、主人公たちの心情がよく描かれているのは、漫画ならではです。

仲間との絆を深めながら、だんだん強くなっていく主人公パーティー。
そしてどんどんスケールの大きくなる冒険・・・。
ドラゴンクエスト7の漫画化としては、すばらしく、大成功と言えます。

では、なぜこの点数なのか・・・・。
それは、物語が途中で終わっているからです。
典型的な、「俺たちの戦いはこれからだ」の終わり方で・・・・。
続きが読みたいけど、無理だろうなぁ。

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[投稿:2021-07-15 11:22:38] [修正:2022-01-20 08:49:30] [このレビューのURL]

4点 群竜伝

主人公は白井なのかと思ったら、どんどん変わっていきます。
よく言えば群像劇ですが、私は作者の思いつきで話を進めているだけのように感じました。


岩鉄高校を甲子園で優勝させる、という白井の目的から物語が始まり、それを軸に話が進んでいきます。

しかし、それは2巻までです。
甲子園を目指して地区予選決勝を戦っていた岩鉄高校ですが、試合の決着が着く前に、岩鉄高校自体がストーリーに出てこなくなります。
決勝戦の途中で、主役の高校が、いきなりストーリーから消えるのです。
勝ったのか、負けたのかすらよくわかりません。


その後、刺青に関する話が進んでいきます。

全4巻しかないのに、ストーリーが破綻しすぎですね。

勢いはあるので、楽しく読めます。

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[投稿:2019-09-02 15:55:07] [修正:2019-09-02 18:15:15] [このレビューのURL]

内容はタイトルのとおりです。
補足すると、既婚男性が若い女性と不倫をするという展開が多いです。
絵は綺麗な劇画調。とても上手です。
床屋や喫茶店で読みたい作品ですね。

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[投稿:2011-07-13 21:58:01] [修正:2011-07-13 21:58:01] [このレビューのURL]

4点 女優

倉科遼原作、和気一作画という「女帝」を生んだコンビによる作品です。
舞台は、倉科遼氏におなじみのネオン街・・・・ではなく、芸能界です。

倉科氏原作の作品は、どこか似通ったものが多いですが、本作もそんな感じです。

倉科作品を何作か読んだことがあれば、だいたい先の展開が読めてしまいます。(逆に、読んだことのない人には新鮮で面白いと思います。)

それでも、一女性の半生(10代から40代半ばまで)を描き切っているのはさすがですね。

最終話で一女性の半生が完結し、読んでよかったという気持ちになりました。

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[投稿:2011-04-03 20:04:52] [修正:2011-04-03 20:08:26] [このレビューのURL]

主人公のキャラは魅力的です。
つかめそうでつかめず、最期まで謎の多い人格をしています。
「主人公の人格」に対する作中の謎解きが中途半端だと思いました。

お話はよくできていると思います。
涙のシーンのコマわりも好きです。

ただ、率直な感想として、この内容に手塚先生の絵は合わないと感じました。
劇画調の絵で読みたかったです。

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[投稿:2010-07-10 23:33:41] [修正:2010-07-10 23:33:41] [このレビューのURL]

4点 冬物語

優柔不断で流されまくる主人公。
漫画では珍しく、現実にはよくいるタイプです。

そういう人物を主役に据えたことが、この漫画の特色だと思います。

現役受験生が読めば、反面教師にできそうです。

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[投稿:2010-02-26 03:41:47] [修正:2010-02-26 03:41:47] [このレビューのURL]

4人の少年に熱血漢、ガリ勉、不良、大食漢というキャラをはっきりと持たせたのに、それを十分に使いきれなかった印象があります。
それぞれの個性に合わせたトラブルや活躍、友情の場をもっと持たせてあげればよかったのに・・・と残念に思いました。
なお、7巻が抜群に面白かったです。

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[投稿:2010-01-10 13:22:24] [修正:2010-01-10 13:22:24] [このレビューのURL]

舞台は大正時代、主人公は和服の少女、主要キャラは不老不死、おどろおどろしいバトル・・・と、どことなく「鬼滅の刃」を思わせる設定です。(意図的なのか偶然なのかは知りません。)

本作は、主人公・林檎丸の魅力で魅せる漫画だと思います。
林檎丸の見た目や表情や雰囲気に魅力を感じました。可愛いです。
絵柄の雰囲気がよいところが長所です。

短所として、設定がわかりにくいと思いました。
また、主要キャラの考え方に感情移入しずらい、バトルシーンで何が起こっているのか理解しずらい、というふうにも感じました。

自分には合わなかったです・・・。
なお、この作品のメインターゲットはおそらく小中学生であり、中年の私ではないであろうことも付け加えておきます。


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[投稿:2023-02-09 09:55:03] [修正:2023-02-09 09:55:03] [このレビューのURL]

3点 太郎

長編ボクシング漫画です。
「あしたのジョー」とか、「がんばれ元気」とかに連なる系統の漫画です。
ストーリーが丁寧に描かれています。
個人的には、よくあるタイプの漫画だなーと思えてしまい、後半になるに連れて興味がなくなっていきました。

個人主観の採点のため点数は低いですが、作品としての完成度が低いわけではありません。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2019-09-02 18:38:18] [修正:2019-09-02 18:38:18] [このレビューのURL]