「鈴森一」さんのページ

総レビュー数: 84レビュー(全て表示) 最終投稿: 2010年01月07日

6点 女喰い

絵柄はまじめな劇画調。
ストーリーも、ある女性の死をきっかけにシリアスな感じで進んでいきます。
ですが、これは、ツッコミどころを楽しみながら読んでいく漫画だと思います。作中にギャグ要素はほぼありませんが、作者もギャグ的に楽しめるよう、ツッコミどころを意図して作っているんじゃないかと私は感じました。

主人公の、女性に対する独特の価値観が、この漫画を面白くしています。
何しろ主人公は、貢がせてカネを巻き上げることを生業としながら、貢がせた女性は必ず幸せにする、というポリシーを持っているのです。

設定があまりにも漫画的でステキだと思いませんか?
(でも、小説が出てるらしいです。詳しくは知りませんが。)

そしていかにも漫画的に、娯楽に徹した感じでストーリーは進んでいきます。

話の中盤で、主人公は女の敵・ヤクザ(ヤク中にした女にクスリを売りつけて稼ぐ一味)に怒りを爆発させて、闘いを挑みます。

主人公自身が女に貢がせているのに、ヤクザに対して「女を喰い物にしているんじゃねぇ!」というようなことをのたまうのです。

おもしろい主人公ですよね。

そして、敵のヤクザから、「お前だって同じだろーが。」とつっこまれています。
それに対して、彼が言ったセリフが個人的に笑えました。
よかったら読んでみてください。

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[投稿:2010-01-20 21:38:00] [修正:2010-01-20 21:42:59] [このレビューのURL]

よくも悪くも倉科さん原作の作品って感じです。
絵は違うけど「女帝」とよく似たお話です。
「女帝」という単語が「ネオン蝶」に変わっただけといえばわかりやすいでしょうか。
漫画喫茶で一気読みし、素直に楽しめました。
「女帝」を知らない人が読めば、もっと楽しいと思います。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-07 23:17:22] [修正:2010-01-07 23:17:22] [このレビューのURL]

恋愛論について、男女が部屋でずっとしゃべっています。
この内容なら、エッセイで書けばよく、漫画でやらなくてもいいのではないか、と思わなくもありません。
それでも、恋愛論の内容は面白かったです。

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[投稿:2021-09-08 10:31:23] [修正:2021-09-08 10:31:23] [このレビューのURL]

「進撃の巨人」のスピンオフ作品。

全2巻で、1巻はアニ、2巻はミカサが主人公です。

1巻では、アニとヒッチとの交流が興味深かったです。
2巻は、ミカサに感情移入しまくりでした。

「進撃の巨人」の本編は、主に主人公エレンの視点から語られていますが、この作品では、アニの視点、ミカサの視点から「進撃」世界を楽しめます。

進撃の巨人ファンの人なら楽しめると思います。
(当然ですが、「進撃の巨人」本編のストーリーを知らないと全く話についていけません。)

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[投稿:2021-07-04 17:18:13] [修正:2021-07-04 17:18:13] [このレビューのURL]

斎藤道三の成り上がり人生を描いた漫画です。

道三をとりまく女性関係がとても面白かったです。

残念なのは合戦場面です。

説明が少ないため、読者に戦況がよく伝わりません。
後半は合戦に継ぐ合戦でしたが、
激しく戦ってるけど状況がよくわからねー
という場面が続いて飲み続けるのが辛かったです。

それでも、最後のエンディングには感動し、
読んでよかったと思いました。

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[投稿:2017-02-04 21:41:31] [修正:2017-02-04 21:41:31] [このレビューのURL]

銀牙ファンなので、タイトルにつられてコミックスを手に取りました。

舞台は戦国時代。そして戦場で躍動する犬たち・・・!

作者の好きそうな世界です。

第1巻は、壮大なドラマになりそうな気配を醸し出して始まります。
第2巻、第3巻と、それなりに面白くお話が進んでいきます。

が、途中から急に話の展開が早くなります。
終盤の急展開は、連載終了が決まって伏線の回収に走ったからなのではないか、と邪推してしまうほどです。
(あくまで個人の勝手な推測です。ソースはありません。)

個人的には、長く続けてほしかったお話なので残念です。


なお、「銀牙伝説赤目」というタイトルなのに、赤目はほぼ出てきません。
その点が、残念ではありました。

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[投稿:2016-11-15 21:31:07] [修正:2016-11-15 21:31:07] [このレビューのURL]

この漫画を読む人は、キン肉マン及びキン肉マン2世が好きな人だと思います。

自分もその一人です。

初代キャラと2世キャラが同時代に集う、というワクワクする設定!

期待して読み進めることができます。

しかし、読んでいく内に、グダグダな展開にうんざりしてきてしまいました。

長く続く漫画だけに、読者にはそれぞれのキャラへ思い入れがあるというのに、その思いがことごとく裏切られてしまいます。

キャラを持て甘し、使い捨ててる感じが半端ないです

バッファローマンとキン肉マンとネプチューンマンはキャラが崩壊してる・・・
ウォーズマンは何しに出てきたんだ・・・?
イリューヒン、バリはん、スカー等、ケビンと万太郎以外の2世キャラはやられるために出てるだけ。

新キャラも生かしきれていません。
シリーズを通して育てていたっぽいカオスが、何であんなことに?
致命的に魅力のないラスボス・・・

言い出したらキリがありません。
面白くできそうな設定だっただけに残念です。

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[投稿:2015-08-28 01:55:09] [修正:2015-08-28 02:01:29] [このレビューのURL]

12宮編までは名作で9点。
その後は駄作で1点。
間をとって5点です。

設定もよかったし、キャラが非常に立っていましたね。
名前も性格も必殺技も、連載中に見てるだけで全部覚えられたほどです。
闘い方もカッコよかったなー。

当時小学生だった私は夢中になりましたよ。

人気が最高調だった12宮編の頃、ジャンプで月に2回も表紙になったことがあったような記憶があります。

とにかく面白かったのです。12宮編までは・・・。

蛇足ですが、私はブラックセイント編でブロンズセイント同士の間に友情が芽生えていたことが当時から不思議でした。
直前の銀河戦争では、ブロンズ同士はみんな対立している感じだったし、星矢と氷河、氷河と紫龍、瞬と氷河はそれまで全く絡んでなかったハズです。
それなのに、続くブラックセイント・シルバーセイント編でいきなり「これが俺たちの友情だ」みたいなノリになっていておかしいなーと思いました。

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[投稿:2010-12-14 19:10:34] [修正:2010-12-14 19:12:26] [このレビューのURL]

作品が発表された時代にはセンセーショナルな内容だったことが察せられますが、今見ればよくあるタイプの恋愛ものです。
絵柄は時代を感じさせますね。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-04-20 21:54:35] [修正:2010-04-20 21:54:35] [このレビューのURL]

前半の、人との遭遇が少ないうちが面白いです。
登場人物が主人公以外ほとんどいないような状態で、何巻分も話を進めていて、しかもそれが面白い。
かなり特異なマンガだと思います。
ただし、終盤は人がたくさん出てきて、このマンガの持つ類まれな個性が失われてしまったように感じました。

ナイスレビュー: 0

[投稿:2010-01-24 21:32:59] [修正:2010-01-24 21:32:59] [このレビューのURL]