「白い犬」さんのページ

総レビュー数: 116レビュー(全て表示) 最終投稿: 2005年12月06日

漫画レビュードットコムのみなさん、こんにちは。
最近のレビュアーに下手すれば若気の至りでできちゃって
生んでいたら娘、息子の年齢の年の差のレビュアーがいっぱいいて
ちょっと凹み気味の白い犬です。そんなドモホルンリンクルも注文できるお年頃の私にはこの漫画、「あーあー、いるよそういう男」「そうそう、こういう女が男かっさらっていくんだよね・・・」とうなずきながら読まずにいられないネタがてんこもりです。
江古田ちゃんはなにしてもどうがんばっても男の本命にはなれずダメ男の都合のいいキープ女にしかなれない、しかも定職についていないという恋愛、仕事いつも崖っぷちで生きている姿(全裸)には涙が止まりませんでした(嘘)
これは二十代過ぎたあたりの女性のほうが(とくに江古田ちゃんのようにひとつでも男で痛い経験した人)身にしみる面白さだと思います。
若くってかわいくってちやほやされた経験しかない女性にはこの漫画を読んで面白い、と思ってもこの「身にしみる」面白さはわかるまい。
あ〜らオバちゃんひがんでる?もしかして?
ごめんなさいね、年取るとひがみっぽくなっちゃって。

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[投稿:2007-08-07 18:20:13] [修正:2007-08-07 18:20:13] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

2007年1月11日にレビューしたものの修正版です。
そのとき鈴木先生のレビューに「金八のような説教はなくGTOみたいな度派手なこともなくただどうでもいい問題に大して真摯なまでに向き合って答えを出すのだ。」と書いたのだが2007年1月31日の読売新聞で武富氏が「GTOや金八先生とは違う方向を意識した」と
インタビューで答えていた。なんか作者のメッセージをしっかり受け取れた気がして気分がよかった。まあ、私のうぬぼれなんですけどね。
私が印象的だったのが一巻の「@教育的指導」という話である。
鈴木先生受け持ちの生徒岬が小4の女の子セックスしている事実が発覚したというものだ。その小4の女の子は岬の親友遠野の妹で遠野の母が出てきてもめるのだが岬と遠野は担任たちと母に言う「今若者の平均は付き合ってから3ヶ月でやるって雑誌に書いてある〜」「雑誌でもネットでもテレビでも初体験の平均は16歳だって言っている」また授業で避妊の方法まで教わったなど中学二年生なりに理論武装してくる。これについて鈴木先生がどう指導して結論つけるのかはぜひ読んでもらいたいのだが私が感心したのは問題が一応解決した後この件に関して鈴木先生は口外を一切しないことを約束させるのだ。中二と小4がやったという事実とこの件の結末がいったん情報化して世間に出れば事情がわからない未熟者を迷わせ悩ませる、という。先にあった「初体験の平均は16歳」なんてのがいい例だ。この平均の中には25歳で初体験したものもいれば12歳で初体験した人もいるだろうし、それはそれぞれ個人のの事情や環境大きく左右していて、それらを統計して割り出したただの数字にすぎない。それらに人は惑わされコンプレックスを抱かせられる。ひとつの事件にはさまざまな事情があって起こったわけでその事情に合わせた解決方法がいるのだ。武富氏はインタビューでさらに言う「すべてのケースに当てはまるまるで魔法のような解決方法はない」そのとおりだと思う。
先生と生徒という関係でありながらもあくまでも「個人の問題」として向き合う鈴木先生、私はすきである。この地味だけど実直な漫画がいたるところで評価されているのが嬉しく思えるのである。

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[投稿:2007-01-11 21:58:29] [修正:2007-02-02 19:54:44] [このレビューのURL]

本当にやりたい音楽渋谷オシャレ系ミュージシャンを目指しているはずなのに対極のデスメタルの帝王として君臨してしまう自分に苦悩する根岸が面白い。こういった二面性の主人公が間でゆれる漫画は今に始まったことじゃないのですが(例、昼はサラリーマンよるはヤクザの親分といった静かなるドンとか)二つの顔を使い分けるというよりは根岸の高まったテンションの延長上にクラウザーさんがいるというのが面白さのポイントだろう。あとDMCのメンバーと一対になって存在する客の勝手な自己解釈「クラウザーさんが××したのは本当だったのか!」等がおかしくておかしくて。
それと日本語は世界一美しい言語だとか一時期その手の日本語リスペクトが流行りましたがこの漫画を読むとそんな神話が見事に崩壊します。

2巻以降ちょっと話によってアタリハズレの波が出てくるようになったので面白いうちにさっとキレイに終わってほしいですね。

08.6.19追記
やはり失速してきました。
今現在映画公開も控え、ヤングアニマルの看板なのでキレイにおわれそうにないですね。

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[投稿:2007-01-11 22:20:15] [修正:2007-01-11 22:20:15] [このレビューのURL]

6点 あずみ

[ネタバレあり]

あずみ、のタイトル通り小山ゆうがあずみを
描きたくて連載してるような作品。
男性作家のヒロインへのこだわりって読んでてなんか
引いてしまうものがある。まあ理想の女描くのって
描き手からしてもれば楽しいんでしょう、多分。
あずみがかわいいのはわかったがその周辺のキャラの扱いがひどい。
陵辱、拷問、殺戮だらけ。痛々しいよ。
個人的にはあずみがきくと旅していたときが一番好きでした。

あと、小山ゆうはもうあずみの処女を誰にもやりたくないとみた。

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[投稿:2006-05-03 13:49:49] [修正:2006-05-03 13:49:49] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

毎回ゲームのタイトルをもじって玉吉氏の日常を描いていく
この連載、アフタヌーンの中で異彩を放っていて好きでした。
とくに「鬼武者」の回で精密検査にひっかかるほど鬼のようにチョコエッグをムシャムシャ食べて(略して鬼ムシャ)食玩ゲットする話は
大爆笑でした。それ以来何かを爆食する際「今日は焼肉鬼ムシャしよう」などと日常会話に使わせてもらってます。
元のゲームを知らなくても笑えるところがいいです。

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[投稿:2006-05-02 23:52:14] [修正:2006-05-02 23:52:14] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

この作品は結構思い出深い。
ぶっちゃけて言わせてもらうが少年誌なのに主人公(龍介)とその恋人(マリコ)が物語中盤で結ばれてしまうのだ。結ばれる、というのはズバリ、セックスしてしまうのだ。しかも二人抱き合ってベッドに倒れ込んだら次のページで淡い光が差し込む窓辺にスズメのさえずりが…といった描写でなくちゃんと裸になって抱き合ってる絵が載っていた。
これ「少年」サンデーだよね?いいの?いいの?誰に問いただしているのかなぞだが当時少女だった白い犬はあわてた。当時、というか現在もそうだが主人公とヒロインがやっちゃっうのは連載がラストにむかってカウントダウンされてるときだ。
しかし、たとえばこんなラブソングはここからが本番だった。
恋人マリコと結ばれておきながら龍介はかつての恋人瞳に未練たらたらで自分から振ったくせに瞳も竜介に未練たらたらでもめるもめる。
マリコかわいそうじゃん!!(怒)
そ・の・う・え、竜介はラストで瞳を選ぶ。
マリコ超かわいそうじゃん!!(激怒)
その後の「クピドの悪戯」などからわかるように北崎拓の恋愛ものは当時からこんな感じで完成されてたってことですね。
今思っても青年誌でもよかった内容だったよなあ。








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[投稿:2006-05-01 21:51:04] [修正:2006-05-01 21:51:04] [このレビューのURL]

6点 銀魂

最初見たとき絵が下手で週刊で漫画描いて大丈夫?と
思ったほどですが巻数を重ねるうちにほんの少しづつだけど
絵がうまくなってきてます。
この作品の最大の魅力はセリフのセンスとテンポですね。
あとときどきどうしようもない下ネタが笑いのツボに
クリティカルヒット。
人情ものの話とかたまにはいるけれどしょぼいコントみたいな
話のときのほうが好きです。ついでにコミックスの作者のつぶやきがなんか妙に痛々しくて好きです。何だ、自分銀魂結構すきじゃん。

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[投稿:2006-05-01 01:52:15] [修正:2006-05-01 01:52:15] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

一昔まえ、赤玉という都市伝説がありました。
虹玉はそれからヒントを得たものなんでしょう。
読み始めたときあと「七回」の主人公は桐生ちゃんと怜子ちゃん、
どっちとくっつくのか結構楽しみにして読んでました。
で、本日虹玉編の最終回を読んだのですが
なんだか拍子抜け。
虹玉の正体が・・・・なんだか納得いきません。
もうちょっと虹玉の設定をひねれなかったんでしょうか。
でも睦月がどっちともくっつかないエンドもアリかな、
と思って読んでいたのでめでたしめでたしということで。
作者はドロドロとした男女の心理描写がうまいので
新章も楽しみです。
7点にしようと思いましたが最終回読んでマイナス1。


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[投稿:2006-03-30 16:31:05] [修正:2006-03-30 16:31:05] [このレビューのURL]

私がかつて学生だったころエヴァのせいで
日本中に「包帯フェチ」「14歳萌え」が蔓延した。
テレビのニュースでエヴァ特番も組まれたりして
監督の庵野氏が一躍時の人になった。

そのころ影響を受けた世代を狙ってエヴァが
パチンコ台で登場したときは「ガイナックスさん
まだエヴァで稼ぐのですか(笑)」と思った。

そんな思い出はひとまずおいといで純粋に漫画だけの
感想を述べる。

登場人物全員病んでいる。誰一人として健康とか健全とか
の人格とは無縁だ。自信にあふれてるようにみえるアスカも
少女特有の虚勢を張っているだけだ。
しかし現実の人間は100%病んでいない状態がない。
そして病んでいる人は病んでいる人に惹かれる。
貞本氏の描くキャラは体の線が細くてこの病んだキャラ設定が
ひきたつのなんのって。(エヴァには太った人が出てこない!)
シンジ自体に物語を動かす力がほとんどなく
使徒とネルフに流されっぱなしでその流されて揺れている
心象風景がこの漫画のメインではないでしょうか。


追記
10巻でのカヲルとシンジのあのシーンは腐女子と
呼ばれる人々へのサービスですか?

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[投稿:2006-03-16 15:55:58] [修正:2006-03-25 23:13:53] [このレビューのURL]

[ネタバレあり]

最初読みきりで見かけました。
絵柄がジャンプよりもサンデー向きという印象でした。
ちゃんばら物は結構好きなので楽しめましたが
薫殿が××(自粛)な展開になったのは
ジャンプ立ち読みしてガーーーーン!となりました。
それにしても剣心といい武装錬金の斗貴子といい
顔に傷があるキャラがすきなんでしょうか。

ついでにアシスタントの面々がすごいメンバーですね。
もしかしたら売上とは別の意味でジャンプに貢献した
漫画家さんなも知れません。

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[投稿:2006-03-23 22:07:07] [修正:2006-03-23 22:07:07] [このレビューのURL]